花の女王と言われている「バラ」。
イギリスの国花となっている「バラ」。
見る人を虜にするこのバラも冬の寒さには勝てず、この時期では葉を落とし、或いは紅葉させて、春の来るのを待っている状態です。
ところが我が家の鉢植えのバラは2輪花をつけました。
珍しいので紹介します。
早速、切花にして花瓶に飾りました。
古代エジプトの女王クレオパトラはバラを床や寝室に敷きつめ、バラの香水風呂に入って、ローマのアントニウスを虜にしたと伝えられています。
またギリシャ、ローマの王族、貴族の人達は食卓にバラを飾り、バラのケーキを
作り、バラの風呂に入り、バラの中の生活を満喫しており、最高級の暮らし振りと言われて羨望の的でした。
美人を例えて「きれいな花には棘がある」などと、バラを例えに使っています。
バラは手にとって見るより、遠くで眺めているのが良いのでしょうか?
しかし、たとえ棘があっても近づいて手にとってみたくなるのがこの花でしょうね。
その魅力は何でしょう。
花の豪華さ、その香り、そして情熱を感じるような赤い色。
これらが人々を魅了するのでしょうね。
このようなことが「花の女王」と言われている所以ではないでしょうか。
(一言メモ)
バラの花言葉は花の色によって異なっています
赤色 情熱、、愛 黄色 嫉妬
白色 尊敬、純潔 ピンク 病気の回復
オレンジ 魅惑、信頼
バラの原種は中国のロサキネンシス(チャイナローズ)と言われています。
19世紀以降に沢山の品種が作られ、世界中で200種以上が栽培されています。
日本でも「源氏物語」に記述されており、昔から栽培されているようです。