らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

干支について(その2)

2008-01-03 | 雑学

昨日は干支について簡単に書きましたので、今日はその干支の続きを書きたいと思います。

今では干支といえば12の動物のことを言っていますが、もともとは十干(じっかん)を干支といいます。

十干とは中国の思想で、この世の中は「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素からなっていると言う「五行説」に、陽「兄(え)」と陰「弟(と)」が結びついたものです。

これが「えと」なのです

ですから12の動物とは別であったものが、いつの間にか十と十二の組み合わせを「干支(えと)」と言うようになりました。

この十干十二支を組み合わせると、六十干支となり、還暦を迎えます。

ですから60歳を還暦といっていますが、正確には61歳ですね。

61歳から新しい六十干支が始まります。


暦でよく見かける、「きのえ」、「きのと」、「ひのえ」、「ひのと」、などはこの十干に

   甲(こう)、 乙(おつ)、 丙(へい)、 丁(てい)、 戊(ぼ)、
   己(き)、  庚(こう)、 辛(しん)、  壬(じん)、 癸(き)

の十までの漢字を当てたものです。

即ち、甲(きのの兄})   乙(きの{の弟})、
       
    丙(ひのの兄})     丁(ひの{の弟7})、

    戊(つちの{の兄})  己(つちのの弟})、

    庚(かのの兄})    辛(かのの弟})、
 
    壬(みずのの兄}) 癸(みずのの弟})

このようにして暦を見つめると楽しくなりませんか?

干支について簡単に書きました。

干支について(その3)も書きたいと思います。