今年は干支の最初の年「ねずみ年」ですね。
昨日はサークル仲間で門松を作った時のことを書きましたが、今日の記事もまた同じサークルで今年の干支のねずみを手作りした作品を紹介します。
指導を受けながら和気藹々の内に出来上がった作品が上の画像です。
少し耳が大きいのが気になりますが、出来栄えには満足しています。
さて今年の干支であるねずみについて、次の(一言メモ)で至極簡単に紹介したいと思います。
(一言メモ)
昔、天の支配者が人間を守る12頭の動物たちを選ぶために1月1日に宴会を開く
ことを決め、お触れを出しました。
そのお触れには次のように書かれていました。
「天宮に先着した12頭の動物に人間を守る象徴としての守護獣の資格を与える。
与えられた動物は以後毎年交代でその責務を果たすこと」
名誉な守護獣の資格をもらいたいと、あらゆる動物がそのお触れを見て、遅れな
いように準備しました。
ところがネコは寝ていてそのお触れに気がつきませんでした。
目が覚めた時、外が騒がしいのでねずみに事情を聞いたところ、ねずみは1月2日
に宴会があると、うその日を伝えます。
宴会当日、まず足の遅い牛が夜中に出かけます。
それをねずみが見つけ、遅れまいと牛の背中に飛び乗りました。
その後、トラ、ウサギ、龍、蛇、午、などそのほかの動物たちも間に合うように出か
けました。
一番に出かけた牛が天宮の前まで来たときに、背中のねずみが飛び降りて1番目
に天宮に入りました。
一番先に出かけた牛は足が遅いのでねずみに先を越されて2番目になりました。
ねずみはずるいですね。
その後、トラ、うさぎ、辰、蛇、馬、羊、猿、鳥、犬、猪、の順に入りました。
この先着12頭の動物が人間を守る象徴としての守護獣となったわけです。
ねずみから始まるの干支の順番はこのときの到着順であり、毎年交代して我々
人間を守ってくれています。
ネコはねずみに教えられた通り1月2日に天宮に行きましたが、門番から「宴会
は昨日終わった。顔を洗って出直せ!」と怒られ、守護獣になれませんでした。
ネコは怒りました。
ネコはそれ以来ねずみを目の敵として追い回しています。
またネコがいつも手で顔を洗うようにしているのは、門番に言われた事を守ってい
るからだと言われています。
今年はそのずるい動物である「ねずみ」年です。
ネコはどんな気持ちで今年を見つめているのでしょうね。