大阪の名門料亭「船場吉兆」が今日民事再生法の申請手続きを開始するとの報道がありました。
不正を行い、消費者の信用を裏切ることは、名門企業でさえ倒産の憂き目に会うと言う事ですね。
新しい経営者の方にはその影響の大きさを改めて認識してほしいと思います。
倒産ではありませんが、周りに与える影響の大きさから見れば成人式においてもこれと同じようなことが言えるのではないでしょうか。
善良なる青年たちが大人の世界に入っていくための厳粛な式典において、一部の不埒な若者達が騒ぎ立てる事態がたびたび起きています。
主催した方々、参加している同世代の人々に多大な迷惑をかけていることをなんと心得ているのでしょうか。
誠に嘆かわしいことです。
私の子供の頃は、家庭では勿論、学校においてもまた近所の大人たちまでも
「嘘はつくな!」、「人に後ろ指を指されることをするな!」、「父母を敬え!」
「清く、正しく、美しく、生きよ!」などと指導されたものです。
日本人の良いところは礼節を重んじ、潔い心の持ち主ではなかったでしょうか。
現在においてはこのような言葉は死語なのでしょうか?
皆さんはどのように思われますか?
私だけが感じるボヤキなのでしょうか?
(一言メモ)
成人式のルーツについて
昔は成人を祝う儀式として 男子は元服、褌祝(ふんどしいわい)、
女子は裳着(もぎ)、結髪
などがありました。
今の形態の成人式は昭和21年11月22日に埼玉県蕨町(現蕨市)で実施された
「青年祭」がルーツとなっているようです。
そして昭和23年に公布施行された祝日法により、翌年の1月15日を成人の日
として制定され平成11年まで続きました。
平成10年の祝日法(通称ハッピーマンデー法)の改正により、平成12年からは
1月の第2月曜日に行われることになり現在に至っています。
このハッピーマンデー法の目的は祝日を月曜日に移動する事により、観光その他
の個人消費を増やし、景気回復を図る為と記憶しています。
このほかにも月曜日に移動された祝日は
「海 の 日」 ( 7月20日 ⇒ 7月の第3月曜日)
「敬老の日」 ( 9月15日 ⇒ 9月の第3月曜日)
「体育の日」 ( 10月10日 ⇒ 10月の第2月曜日)
があります。
目的に沿って個人消費の増加にご協力ください。