六曜(六輝)とは、所謂、大安、仏滅などを言います。
日本では暦の中でもよく知られた暦注の一つで、六輝(ろっき)や宿曜(すくよう)とも言われます。
これは七曜(しちよう)との混同を避けるために明治以降作られた名称です。
(ウイキペディアより)
七曜については後日書きます。
六曜の概略は次のようになります。
先勝(せんかち) 先んずれば勝つという意味。
午前が吉、午後2時~6時までは凶とされる
友引(ともびき) 凶事が友に及ぶという意味
慶事は吉、朝は吉、昼は凶、夕刻は大吉とされている
先負(せんまけ) 先んずれば即ち負けるという意味
午後が吉、慎重に事を進めるのが良いとされています
仏滅(ぶつめつ) 仏も滅する最悪の日という意味
一日中すべてにおいて良くないが、仏事はよろしいとされています
大安(たいあん) 大いに安しの意味
何事においても一日中すべてに良い日とされています
赤口(しゃっく) 陰陽道の「赤舌日(しゃくぜつにち)」という凶日に由来すると
言われています
午の刻(11時~13時)のみ吉、それ以外は凶とされています
暦への配列については次のようになります。
旧暦の毎月1日の六曜は次のように固定され、先勝から日にち順に並べていきます。
1月、 7月 先勝 2月、 8月 友引
3月、 9月 先負 4月、10月 仏滅
5月、11月 大安 6月、12月 赤口
定義としては、旧暦の月の数字と旧暦の日の数字の和が6の倍数であれば必ず
大安となります。
例えば、旧暦4月8日は必ず大安になります。(4+8=12)
旧暦8月15日は必ず仏滅になります。
(8+15=23、即ち24の1つ前になり大安の前は仏滅です)
(一言メモ)
六曜は中国の六壬時課(りくじんじか)と呼ばれる時刻、日の吉凶占いが室町時代
に日本に伝って変化したものと言われています。
江戸後期から一般に使われ、現在では慶事などを決める時によく使われて
います。
科学的な意味があるわけではありませんが、気にする方が多いように思います。