ルビオ候補、この間、一貫して、「私はレーガン革命の申し子だ。経済面では小さな政府、安全保障面では大きな軍事力、国際的なリーダーの地位を守っていく」と繰り返し演説していた。それらの価値観を繰り返し表明すればするほどルビオの支持率は落ちていったようだ。どうやら共和党員も、レーガン以来のこの政策をすればするほと、次第に自分たちが中流から没落して貧困層に追いやられていく現状に、心底飽きて、疲れて、いまや嫌悪感を抱くようになっているのだ。
「それって要するに、経済面では企業のやりたい放題にやらせて私たち貧乏人は放置します、そこで削った福祉予算は海外侵略のために回しますってことだよね。もうウンザリ!」と。
トランプのやろうとしていることは、共和党主流派と真逆のことだ。つまり、「海外での余計な侵略活動には予算を回さず、その分は国内の経済や社会保障に回します」ということである。
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