私もこのブログでたびたび批判してきたマネタリズム(=市場原理主義)の教祖ミルトン・フリードマンが11月16日に94歳で亡くなりました。もっとも日本においては、「フリードマン死すとも、その影響力は死せず」という状況です。「フリードマンの遺産」に今も世界中で多くの人々が苦しめられ、場合によっては命も失っているのです。
私の子供の通う公立保育園と学童クラブも、行政が父母達と話し合うことなく一方的に民営化を宣言してきました。思えば、これだって元をたどればフリードマンに原因があります・・・。
市場原理主義の支配する世界というのは初めから結論ありき。「市場は完璧なんだ。ゴタゴタ言うな。問答無用!」です。「話し合い」などという「不効率」なステップは彼らの辞書には必要ないといえるでしょう。フリードマンの主著に『選択の自由』というのがありますが、市場原理主義が支配する世の中は実際には官僚と投機家たちの独断と専横がまかり通る世界。父母たちの意見を無視して強引に民営化されようとしている保育園のように、民意による選択の余地などないのです。
日本では今もフリードマンの遺産の猛威が吹き荒れているといえるのですが、フリードマンとその弟子たち(シカゴ・ボーイズ)が直接手塩にかけて市場原理主義改革を推進し、略奪と生活破壊の限りを尽くした南米諸国では、もはや「フリードマン」という名前は「ピノチェト」と並んで呪われた意味しか持たないようになっています。(私のブログのこの記事参照)
晩年のフリードマンは、自らの教説に従って市場原理主義を遂行したアルゼンチン経済が崩壊し、南米諸国がこぞって市場原理主義に「No」を突きつけ、次々に左派政権に代わっていく様子をどんな思いで眺めていたのでしょうか?
願わくば、フリードマンにはもう少し長生きしてもらって、自分の理論が完全に博物館行きになるその日を目撃してもらいたかったようにも思えます。
さて、日本のマスコミ各紙はフリードマンの死去に際して、提灯記事ばかり書いていました。『日本経済新聞』には、竹中平蔵氏からシカゴ学派を継承するロバート・ルーカス氏(シカゴ大学教授)まで、ファナティックな市場原理主義者たちがこぞってフリードマン礼賛のコメントを寄せていました。
おそらく日本でフリードマンの人柄をいちばん良く知っているであろうと思われるのは、シカゴ大学でフリードマンの同僚だった宇沢弘文先生でしょう(この記事参照)。しかし、日本の新聞各氏は、宇沢先生へはコメントを求めていませんでした。宇沢先生にコメントを求めれば、フリードマンを批判するに決まっているので、マスコミは意識的に自粛したのかも知れません。そのような配慮が働いてしまう現実が、日本がいかにフリードマンに呪縛されているかを物語っているといえるでしょう。
宇沢先生は、万物を私有化・商品化して全てを市場原理に委ねようというフリードマン一派のイデオロギーに一貫して抗議し、教育・医療・福祉・自然環境・社会インフラ・金融などは、たとえ私的所有権が付与されていても、なおかつ決して市場原理に委ねてはならず、社会的に管理せねばならない「社会的共通資本」なのだ、と論じてきました。
ちょうどフリードマンが亡くなる1週間ほど前に宇井純さん(沖縄大学名誉教授)が亡くなられました。フリードマンよりも20歳も若い74歳でした。早すぎました。そして宇井さんの生涯はフリードマンのそれとは対極的なものであったといえるでしょう。
宇沢弘文先生は『毎日新聞』の11月16日夕刊に追悼記事を寄稿しておられます。その一節を引用させていただきます。
<引用開始>
「(前略、宇井さんの事績の紹介)
今、アメリカの産業的、金融的資本が市場原理主義を武器として、世界の多くの国々の自然、社会、文化、そして人間を破壊しつつある。市場原理主義は、儲けることを人生最大の目的として、倫理的、社会的、人間的な営為を軽んじる生きざまを良しとする考え方である。宇井さんが、その生涯を通じてもっとも嫌悪し、闘ってきた、人間として最低の生きざまである。この市場原理主義が、小泉政権の下で、日本に全面的に輸入され、社会の非倫理化、社会的靱帯の解体、文化の俗悪化、そして人間関係自体の崩壊をもたらしつつある。
この危機的状況の下で、宇井さんを失うことの損失は大きい。痛恨の情を押さえきれない。しかし、宇井さんは、高い志を守りつづけて、崇高な一生を送った。そして紀子夫人をはじめとするすばらしい家族に看取られて、静かにこの世を去った。宇井さんの志を継いで、日本をもっと人間的、自然的、社会的に魅力のあるものに変えていくために力を惜しまない人々が必ずや大勢出るに違いない。宇井さん、どうか心安らかに眠ってください。合掌。」
『毎日新聞』2006年11月16日夕刊
<引用終わり>
宇沢先生がフリードマンの死についてコメントを求められたら何を語ったであろうかは、この追悼文を読めばだいたい分かるかと思います。
さてフリードマンを含め市場原理主義について、最近、非常に良い本が出版されました。すでにあちこちのブロガーも取り上げていて大変な反響を呼んでいるようです。内橋克人著『悪夢のサイクル -ネオリベラリズム循環-』(文芸春秋社)です。私も、是非多くの人々にこの本を読んで欲しいと心から呼びかけます。宇沢先生もこの本を大変に高く評価していて、週刊文春へも自ら書評を寄稿されていました。
私も時間があるときに、この本の内容などについて論評したいです。
私の子供の通う公立保育園と学童クラブも、行政が父母達と話し合うことなく一方的に民営化を宣言してきました。思えば、これだって元をたどればフリードマンに原因があります・・・。
市場原理主義の支配する世界というのは初めから結論ありき。「市場は完璧なんだ。ゴタゴタ言うな。問答無用!」です。「話し合い」などという「不効率」なステップは彼らの辞書には必要ないといえるでしょう。フリードマンの主著に『選択の自由』というのがありますが、市場原理主義が支配する世の中は実際には官僚と投機家たちの独断と専横がまかり通る世界。父母たちの意見を無視して強引に民営化されようとしている保育園のように、民意による選択の余地などないのです。
日本では今もフリードマンの遺産の猛威が吹き荒れているといえるのですが、フリードマンとその弟子たち(シカゴ・ボーイズ)が直接手塩にかけて市場原理主義改革を推進し、略奪と生活破壊の限りを尽くした南米諸国では、もはや「フリードマン」という名前は「ピノチェト」と並んで呪われた意味しか持たないようになっています。(私のブログのこの記事参照)
晩年のフリードマンは、自らの教説に従って市場原理主義を遂行したアルゼンチン経済が崩壊し、南米諸国がこぞって市場原理主義に「No」を突きつけ、次々に左派政権に代わっていく様子をどんな思いで眺めていたのでしょうか?
願わくば、フリードマンにはもう少し長生きしてもらって、自分の理論が完全に博物館行きになるその日を目撃してもらいたかったようにも思えます。
さて、日本のマスコミ各紙はフリードマンの死去に際して、提灯記事ばかり書いていました。『日本経済新聞』には、竹中平蔵氏からシカゴ学派を継承するロバート・ルーカス氏(シカゴ大学教授)まで、ファナティックな市場原理主義者たちがこぞってフリードマン礼賛のコメントを寄せていました。
おそらく日本でフリードマンの人柄をいちばん良く知っているであろうと思われるのは、シカゴ大学でフリードマンの同僚だった宇沢弘文先生でしょう(この記事参照)。しかし、日本の新聞各氏は、宇沢先生へはコメントを求めていませんでした。宇沢先生にコメントを求めれば、フリードマンを批判するに決まっているので、マスコミは意識的に自粛したのかも知れません。そのような配慮が働いてしまう現実が、日本がいかにフリードマンに呪縛されているかを物語っているといえるでしょう。
宇沢先生は、万物を私有化・商品化して全てを市場原理に委ねようというフリードマン一派のイデオロギーに一貫して抗議し、教育・医療・福祉・自然環境・社会インフラ・金融などは、たとえ私的所有権が付与されていても、なおかつ決して市場原理に委ねてはならず、社会的に管理せねばならない「社会的共通資本」なのだ、と論じてきました。
ちょうどフリードマンが亡くなる1週間ほど前に宇井純さん(沖縄大学名誉教授)が亡くなられました。フリードマンよりも20歳も若い74歳でした。早すぎました。そして宇井さんの生涯はフリードマンのそれとは対極的なものであったといえるでしょう。
宇沢弘文先生は『毎日新聞』の11月16日夕刊に追悼記事を寄稿しておられます。その一節を引用させていただきます。
<引用開始>
「(前略、宇井さんの事績の紹介)
今、アメリカの産業的、金融的資本が市場原理主義を武器として、世界の多くの国々の自然、社会、文化、そして人間を破壊しつつある。市場原理主義は、儲けることを人生最大の目的として、倫理的、社会的、人間的な営為を軽んじる生きざまを良しとする考え方である。宇井さんが、その生涯を通じてもっとも嫌悪し、闘ってきた、人間として最低の生きざまである。この市場原理主義が、小泉政権の下で、日本に全面的に輸入され、社会の非倫理化、社会的靱帯の解体、文化の俗悪化、そして人間関係自体の崩壊をもたらしつつある。
この危機的状況の下で、宇井さんを失うことの損失は大きい。痛恨の情を押さえきれない。しかし、宇井さんは、高い志を守りつづけて、崇高な一生を送った。そして紀子夫人をはじめとするすばらしい家族に看取られて、静かにこの世を去った。宇井さんの志を継いで、日本をもっと人間的、自然的、社会的に魅力のあるものに変えていくために力を惜しまない人々が必ずや大勢出るに違いない。宇井さん、どうか心安らかに眠ってください。合掌。」
『毎日新聞』2006年11月16日夕刊
<引用終わり>
宇沢先生がフリードマンの死についてコメントを求められたら何を語ったであろうかは、この追悼文を読めばだいたい分かるかと思います。
さてフリードマンを含め市場原理主義について、最近、非常に良い本が出版されました。すでにあちこちのブロガーも取り上げていて大変な反響を呼んでいるようです。内橋克人著『悪夢のサイクル -ネオリベラリズム循環-』(文芸春秋社)です。私も、是非多くの人々にこの本を読んで欲しいと心から呼びかけます。宇沢先生もこの本を大変に高く評価していて、週刊文春へも自ら書評を寄稿されていました。
私も時間があるときに、この本の内容などについて論評したいです。
最近、とみに読書にハマッテいますので、内橋さんの本を購入し読んでみたいです。
アメリカはおかしいですか…
しかし、ありえない話ですが、アメリカが消えたら中国がムチャしませんか?
台湾、チベット、日本、自治区の数々…
武力で大暴れしませんか?
そして言うでしょう
「台湾やチベットは中国のものだっ!とやかく言うのは内政干渉だっ!」
と。
アメリカもムチャしてますが、選挙はありますよね。
一党独裁って…そりゃ汚職まみれになりますよね?
中華思想って…(´д`)
何故、共和国や中国ではクーデターが起きないのですか?チャウシェスクのように!儒教が邪魔しているのですか?
米中対立とか言っている人も居ますが、茶番です。
資本主義も共産主義も共に、金融ユダヤ人が深く関わって勃興しています。
資本主義・共産主義の両方に深くコミットすることで、イデオロギー対立を演出し、軍産複合体を富ましめる等、政治を操って暴利を貪ることが可能となります。
自民党のオーナーは統一教会ですし、統一教会の文鮮明は北朝鮮の金日成とは義兄弟の契りを交わしています。金正日は義理の息子です。
そして、統一教会を設立させたのはロックフェラーです。
今の北朝鮮危機も茶番ですし、中東のイスラム・テロなんてのもCIA他の工作員による偽装テロが殆どのようです。
す、凄い話ですね…
9・11の時に私も若輩ながら
「何で戦闘機がスクランブル発進して、海上で打ち落としたりしないんかな?日本人とかなら絶対よーせんやろけど、アメリカンやったら被害を最小限に留めるとかいう判断で、しそうなもんやけどなぁ?!」
と、友達と話ていたのですよ。
なんかあれもイラク戦争をしたい為に、アメ公の自作自演とかいう説もありますよね…
ヒトラーも誰かにそそのかされてたのは本当なのですかね?
ではユダヤ人が悪党ではないですかぁ~!
そういう単純なものでもないと…(^_^.)
米・民主党は中国と結びつきが強いとか?
私が心配しているのは米・中がグルになり世界中で蛮行の限りを尽くす事なのです。
国連なんて、それでは屁のようなもんではないですか…
夢も希望もないやぁ…
プーチン政権の元FSBのスパイのアレクサンドル・リトビネンコ暗殺報道をどう思いますか。
本当にプーチン政権による暗殺なのなら、「ハ~イ、私がやりました」と言わんばかりに証拠を残し捲るとは考えられません。
これは、情報操作でバカを騙して世論誘導を図っているとしか思えません。これで騙される人は、メディア・リテラシーがかなり劣る人だと思います。
「ケネディ暗殺の政府公式見解」や「9.11同時多発テロの政府公式見解」など、とても信じられない公式見解は多々ありますが、プーチン政権による暗殺報道を鵜呑みにする人は、デタラメ公式見解も信じる人でしょう。
私は以下のblogやサイトで、日々情報を仕入れて自分で考えるようにしています。
阿修羅掲示板
ttp://www.asyura2.com/index.html
ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報
ttp://amesei.exblog.jp/
─ 灼熱 ─ - 楽天ブログ(Blog)
ttp://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/
エクソダス2005《脱米救国》国民運動
ttp://exodus.exblog.jp/
雑木帖
http://blog.goo.ne.jp/c-flows
カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記
ttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/
晴耕雨読
ttp://sun.ap.teacup.com/souun/
日本人が知らない 恐るべき真実
ttp://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/
アシスト:コラム(Our World)
ttp://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/index.html
森田実の時代を斬る
ttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/
森永卓郎氏 コラム 小泉構造改革をどう生きるか
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/
副島隆彦の学問道場
ttp://soejima.to/snsi.htm
今日のぼやき
ttp://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
田中宇の国際ニュース解説
ttp://tanakanews.com/index.html
URLの最初のhを省いています。
紹介のあった内橋さんの『悪夢のサイクル-ネオリベラリズム循環-』を読んでみたいです。
「市場原理主義が支配する世の中は実際には官僚と投機家たちの独断と専横がまかり通る世界」とは、おっしゃるとおりだと思います。
日本官僚はアメリカを反面教師にする知恵が皆無なんでしょうか?
アルゼンチンの二の舞にならないことを、祈るばかりです。
さてHerald/Asahiにアジアではフリードマンではなくガルブレイスが勝者だというコラムが載っていました。少し表現が違いましたが、これhttp://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aStW.Ds19z5c
です。フリードマン自身が97年のアジア経済危機の時に、マネタリズム(信仰)が通用しなくなる危機感をもっていたということです。
今もって米や日(=脱亜の?)では市場原理主義が大手を振っていますけれど・・・。
そうですか…あの件も…
何が正義で、何が悪か…とか二極化して考えようとする私が間違いなのですねぇ…
今は悪法にみえるような事でも、天下百年の計から鑑みて、5年・10年先には良しとされる事もありましょうし…
しかし、それでは主観、主観で好き勝手に論法が出来るばっかりで、人間は全然まとまらないですね(^_^.)
それが民主主義の良い所なのですか?(^_^.)
お教え頂いたところを「お気に入り」に全部入れて、順繰りに回ってみます!
また、色々と御教授して頂けたら幸いです_(._.)_
>今の北朝鮮危機も茶番ですし、中東のイスラム・テ
>ロなんてのもCIA他の工作員による偽装テロが殆
>どのようです。
カラテカさん、奇兵隊さんの言うように米国がこうしたことをやる可能性が十分にある国だということは認識しておかねばなりません。
唖然とするようなことを平気でやります。個別の暗殺案件の具体的な下手人に関しては、私には分かりません。しかし、やる可能性は十分にあるということは認識せねばなりません。
「敵を窮地に追い込むために味方をあえて殺す」ぐらいのことは、彼らの狂った倫理観からすれば何でもないのです。
反プーチン派をCIAが暗殺してプーチンのせいにするとか、レバノンの反シリア派を米国が暗殺してシリアの責任にしてシリアとレバノンの対立を煽るとか、ウクライナのユーシェンコ大統領候補の暗殺未遂を米国がやってウクライナの親ロシア派の責任にするとか・・・・
日本で狂ったように繰り広げられている「反中国プロパガンダ」も米国から相当に資金が流れているのでしょう。『諸君』という雑誌は、CIAの秘密工作資金で発刊されたものです。私も前に書きました。http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/46789ab99694402eda8899174837b193
アメリカの軍事産業は、日本と中国を敵対させることにより日本に武器を売りつけ、莫大なメリットを得ることができます。日本人に「中国人は怖い」と思いこませることによって、日本を「米国にとって便利なATMマシーン」の状態に縛り付けることができるのです。
中国がチベットでやったことは確かにひどいですが、そんなことを言うのなら日本がアイヌ人にやったことの方が正真正銘の「民族浄化」であり、もっとひどいことです。米国人による西部での先住民族大虐殺は、それよりもさらにひどいことです。
前にも書きましたが、近代国民国家によって圧迫される少数民族を救い、覇権主義をおさえこむためには国連の機能を強化するしかありません。今の国連ではダメですが、国際世論の力で改革を進めればちゃんと機能するようになります。
日本が中国を敵視したところで、何の解決にもつながらないのです。
他に中国に関してですと、私の書いたものだと以下のものをご参照ください。http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/bdba4edff004c049ec231a0dd5e95abf
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/77349163b8bb11133e5c7cc655fb0134
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/96968d5d9a88f5752f57f4644004ece8
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/375a7b75433c11c6031f509845b592df
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/b0c291ae3a70e7f3fb402420abc27b7f
Mドングリさま。内橋さんの『悪夢のサイクル』の他、とくにアルゼンチン経済崩壊の具体的な背景に関してなどでしたら、内橋克人・佐野誠編著『ラテン・アメリカは警告する』(新評論)がより詳しいです。
memphisさま
Bloombergから興味深い記事を紹介して下さいまして、まことにありがとうございました。Bloombergまでがこう書くのですから、確かに時代は代わってきましたね。フリードマン本人も、アジア通貨危機によって自分自身の確信が揺らいでいたという話しはじつに興味深かったです。晩年のフリードマンは「自分の時代はもう続かないのではないか」という不安の中で過ごしていたのですね。
フリードマンが今でも信奉されているのはひょっとしたら世界で米英日だけかも??
ただ、あの記事では、「途上国で資本・金融の自由化をすれば経済は本源的に不安定化する」ということが強調され、先進国ではやっても良いのだという印象を与えかねないのが気になりました。
先進国の日本だって、金融自由化による投機的資金の増大によって、バブルの生成と崩壊が頻発するようになるのは途上国と同様だと思います。
米中対立とか言っている人も居ますが、茶番です。
資本主義も共産主義も共に、金融ユダヤ人が深く関わって勃興しています。
資本主義・共産主義の両方に深くコミットすることで、イデオロギー対立を演出し、軍産複合体を富ましめる等、政治を操って暴利を貪ることが可能となります。
↑奇兵隊さまに教えてもらった、この話…
これは、常識というか、通説なのですかね?
また、靖国が問題しされてますが、やめれば反日運動が無くなりますか?無くなるという人もいれば無くならないという人もいます。
教科書をなんとかして欲しいですね。私、ゲームが好きなのですが、日本兵を撃ち殺す新作をアキバで見ました。中国の最新作です。TVでも中国現地で取り上げられてたのですが「まさか…」と思っていたら、現物を見ました。
反日アニメの新作がバンバン作られているとか?
皿洗いのバイトとかした時に中国の人達と一緒に働きましたが、実に気の良いおもしろい人達でした。
「私、日本好き!出来れば日本女性と結婚したかたー!政府の言う事なんか関係ないよー!」とか言うてました。「そうかぁ~」とか、その時は思いましたが、「そんな政府、打倒してくれよぉ!」とも思いました。
中国人で民主化運動をされてる人もいるそうですが、これもCIAが洗脳した人達なのですか?
なんかキリがないですね…
そんなに暗殺とか、破壊工作とか映画みたいな事ができるなら、金君をなんでどこかの国が早く処理しなかったのですかね?
韓国の人達も自国民同士、自分達だけで統一しようと思わないのですかね?北の資源目当てで大国が許さないのですか?
KGBのスパイの件も英と露をもめさそうとする米の差し金ですか?
ドイツは講和条約を結んでいないのではなかったですかね?
なんか、もぅ訳わかりませんっ!(´д`)
だって、どの説も証拠がないんですもんっ。