代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

三重に恥ずかしい舛添要一 ―矛盾だらけのこの男に都政は任せられない

2014年01月15日 | Stop! 舛添
  舛添要一氏は、実の姉が生活保護を受給していた際に、市役所から扶養依頼があったのにそれを断ったとされている。田中龍作ジャーナルによれば、田中氏が舛添氏にそのことを質問すると、「どの家族にも事情がある」と回答しつつ、話題を変えて話をはぐらかしたそうだ。

 下記記事参照。
http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008576

 その舛添氏は、2005年に自民党が最初の憲法改正案を作成した際、新憲法起草委員会事務局次長であり、起草の中心的人物であった。
 2005年の自民党改憲草案の憲法第24条には次のようにある。

 「家族は、互いに助け合わなければならない。」 

 こんなこと当たり前だし、そもそも憲法に記すような性質のことがらではない。憲法にこんなこと書けば、日本国民の恥を世界にさらすようなものだ。ああ、恥ずかしい。
 しかも、こんな恥ずかしい条文をあろうことか憲法に盛り込もうとした起草者が、私生活において自らその当たり前のことを守っていないのである。二重に恥ずかしい。

 さらに驚くべきは、その舛添が、自民党から干されて除名されと、自民党の改憲案を「右に寄りすぎている」と痛烈に批判した。その時の舛添発言。「憲法は権力者を縛るもの。国民の義務を一生懸命に書くのは、憲法の基本が分かっていない」 だって。(下記サイト参照)

http://kizitora.jp/archives/28423758.html

 唖然とする。三重に恥ずかしい。
 権力の中枢で憲法の基本が全く分かっていない草案を自分でつくっておいて、権力を失ったらこの豹変ぶり。人間、どうしたらここまで愚劣になれるのだろう。選挙期間中はどんな美辞麗句を使うか知らないが、そんな公約信用できるわけがないでしょ。


 


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