代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

鉢呂経済産業大臣辞任問題 河野太郎議員の意見に同感です

2011年09月11日 | 時事問題
 鉢呂さんの発言が適切だったとはもちろん思わない。しかし辞任はいきすぎだ。大臣がこんなことで責任をとって辞めさせられるのなら、ウソやヤラセや情報隠ぺいの限りを尽くしてきた経産省官僚たちの責任はどうなるのだろうか? 

 鉢呂さんは脱原発の立場だったし、北海道出身の議員としてTPP問題でも慎重な立場だった。それだけに私も期待していた。こんなことで辞任というのは残念で仕方ない。

 この点に関して、河野太郎議員がブログで以下のように書いていました。

***河野太郎議員のブログより引用****

http://www.taro.org/2011/09/post-1083.php
 鉢呂経産相は、野田総理の原子炉の新規立地はしない、耐用年数が来たものは確実に廃炉にするとの方針を着実に進めようとしていたし、それを実現するためのかなり大胆な人事を考えていた。

 経産省内外の抜擢すべき人物の発掘を多方面に依頼していたし、ガンとよばれる幹部の異動も考えていたふしがある。

 個人的にはかなり期待していただけに残念だ。

***引用終わり*****

 これで新大臣が原発推進派、TPP推進派になったら、「やはり何かウラがあったのか・・・・」と勘ぐりたくもなります。今朝の新聞を読んでいると、経産省官僚たちの「残念」といった声が載っていましたが、内心ほくそ笑んでいるのかも知れません。

 マスコミよ、国民に選ばれた政治家の責任を問う前に、まずは官僚の責任を問え!! 


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