きのうから酷暑の東京に来ております。
わが家の寝室は、常時24度ほどの気温で現在推移していて
たいへん寝やすい環境なのですが、
さすがに東京で動き回っていると、
汗が噴き出してきて、なかなか厳しく、
とくに節電令の夏の夜は、過ごしにくいですね。
っていうことなのですが、
写真は霞ヶ関官庁街のビルの谷間の光景です。
国交省の入っている合同庁舎付近ですが、
木陰が形作られて、床にも木が使われていて、
それも浮き床にしているので、その下のコンクリートも
太陽光の直射蓄熱を免れ、木との間に空間があって、通風が計られていて
まことに気持ちいい空間が出来上がっておりました。
お昼前後に行ったのですが、
しつらえられたベンチは、昼寝する人が多く、
まさに日射遮蔽と通風という、
夏場をしのぐ基本的な温熱環境的工夫がなされていました。
みんなが体験していることですが、
やはり木陰は、体験気温的に2~3度の低温であり、
省エネには、木を利用するのが一番だと思われます。
札幌などと比較して、目的的なこういった都会のなかの
工夫された空間って、東京にはそこかしこに見られます。
ちょっとした空地や未利用法面などで、
緑が植え込まれているのを、発見できます。
自然発生的なのか、どうか、
こういった知恵を、もっともっと、活用していくべきだと思います。