りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

総会

2010-03-20 | ナチュラリスト関連
午後から、ナチュラリスト同期の総会でした。

総会前の研修会で、屋久島を訪れた二人から、縄文杉と富山の美女平杉や片貝川洞杉の違いについての発表。


続いて、立山の麓さんから「立山信仰と遺跡を訪ねて」という題で、講演を聴きました。

今年の解説に生かせそうです。

総会後は、懇親会、二次会のカラオケで盛り上がりました。
同じ目標を持つ、素敵なお仲間との出会いをこれからも大切にしたいものです。

県内 終日南風の吹き込むフェーン現象で、三月としては観測史上最高の25,7℃(平年10,6℃)の夏日となりました。
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二上山

2010-03-19 | ネイチャークラブ
来週行事予定の二上山に下見に出かけました。

二上山万葉ラインは、今日開通しました。

二上山がお庭のナチュラリスト先輩のKさんに案内して頂きました。

ミスミソウが可憐に咲いていました。


白山林道から大師ヶ岳を目指しました。

沿道にキクザキイチゲが群生。


雨晴海岸にかかる虹を上から眺めました。


途中道を残雪がふさいでいたので、歩いて行きました。


木立の間から立山連峰が雲海の上に頭を出していました。眼下左は伏木、新湊からの富山湾です。


頂上では、越冬から帰ったヒオドシチョウの姿が見れました。


大師ヶ岳からの眺めは、お天気に恵まれ360度がきれいに見渡せました。
湾内に張られ定置網の浮きです。


歩いた距離は7000歩あまり、楽しいひと時でした。
本番の日もお天気が味方してくれると良いですが?

帰り道、池多の高速にかかる橋から、夕日に染まる立山連峰です。
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キチョウ・長い眠りからの目覚め

2010-03-18 | 昆虫
午後から冷たい雨になった彼岸の入りです。寒さも彼岸まででしょうか?

冬の間、5回もの大雪に耐え、地面近くの葉裏でじっとしていたキチョウが、午前中見たら沈丁花の枝にぶら下がっていました。

舞う姿が見られるのも近いようですね。

16日の朝52羽いた田尻池のオオハクチョウたち、昨日から姿が見えなくなりました。もう北に帰ったようです。


夕方池に寄ったら、オナガガモ等のカモ達ばかりでした。

でもカモの数も多い時の四分の一以下になりました。彼等の北帰行もまもなくかと思われます。
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ミスミソウ

2010-03-17 | 花・木
青色のミスミソウ:キンポウゲ科が咲きました。
葉の形から三角草と名前が。また雪の下でも常緑であることから、ユキワリソウ(雪割草)とも呼ばれていますね。


花をアップします。


同じキンポウゲ科のクリスマスローズも咲いています。

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ねいの里 春

2010-03-16 | ねいの里
ねいの里で出会った春の続きです。
展示館では、お正月にたくさんの実をつけていたヤドリギ(ほよ)に可愛い花がいっぱいついていました。


アップします。


これからギフチョウが舞う姿が見られるカタカゴの丘は雪融けしたばかりです。


食草のカンアオイの花です。地味ですね。


園内のマンサクは花盛りでした。
りんごの木の原種オオウラジロノキ。とげがいっぱい。


根元に小さなりんごが落ちていました。


足元では、落ちたコナラのドングリが力強く根を地面に伸ばしていました(根が先です)。


水生庭苑では、ニホンアカガエルの産卵した卵塊があちこちで見られました。ちょっと触ってみましょう。


カエルを捕えました。参加した子供たちは大喜び。


池はメダカの学校です。


暖かい崖にショウジョウバカマの花が。


これからザゼンソウ、ミズバショウの花が見られる小川。赤紫の仏炎苞が上がり始めていました。


朝、展示館前で皆で見た上空を舞うノスリです。

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ザゼンソウ(座禅草)

2010-03-15 | 花・木
当地区にザゼンソウの咲く湿地帯があります。赤紫の仏炎苞と呼ばれる葉の中から、丸い花(肉穂花序:花の集まり)をのぞかせていました。
ザゼンソウは、水芭蕉と同じサトイモ科の多年草。姿から別名は、ダルマソウ、ベコノシタ。


気温が氷点下でも花を暖かく保ち、時期的に数少ない昆虫に寒さをしのげる暖かい部屋を提供しています。花と花粉を運ぶ動物の「相利共生関係」です。手を仏炎苞に入れると暖かかったです。

水芭蕉はこれからでしょうか。


夏の草刈など、管理していただいている有志のボランティアのみなさんのお陰です。

今日は南西の風が強い日でした。大陸からの黄砂で里山がかすんで見えました。


野焼きも良く燃えていました。


昨晩、当町内で大正時代から受け継がれている<青年講>に行ってきました。
<青年講>とは、「当時(今と違って)冬の間することも無い青年団らが、村で一年間の間に亡くなられた人を弔うために、本山の当時のご門主様からお手紙を頂き、団長お手次のお寺さんからお話をしに来てもらっていた」。今も受け継がれてきていますが、団員が少なくなり、みなさん 心配しているところです。
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ホクリクサンショウウオ

2010-03-14 | ねいの里
「春一番の生き物観察会」行事に参加、久しぶりにねいの里へ出かけました。

ホクリクサンショウウオと枝に産み付けられたコイル型の卵のうです。今年の産卵の初確認は3月5日 2双の産卵を確認と。


ホクリクサンショウウオをアップします。


【ホクリクサンショウウオ】(有尾目:サンショウウオ科)富山県カテゴリー:絶滅危惧種。環境省カテゴリー:絶滅危惧種1B類。
富山県と石川県だけに生息、県内では40数地点が知られている。ねいの里の人工池は世界最大の繁殖池

比較にクロサンショウウオとアケビ型の卵のうです。尻尾ガ長く、大きさはホクリクの倍位でした。


イモリ(アカハラ):有尾目イモリ科も展示されていました。


産卵池のホクリクサンショウウオの託児所を見学しました。


まだら雪の残る園内を散策して見つけた春は、今日は遅くなったので次回にします。
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ヒメリュウキンカ

2010-03-13 | 花・木
寒さで開花が遅れていたヒメリュウキンカ(姫立金花:キンポウゲ科)が昨日やっと開花しました。今日は雨になり、閉じています。
丸い蕾も可愛いですね。


日を受けて輝くように咲きます。花弁に見えるのはガク片です。
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北帰行

2010-03-12 | 野鳥
今朝、久しぶりの快晴!
田尻池にオオハクチョウの見送りに出かけました。空には有明の月が。


日の出近くになり、オオハクチョウたちがソワソワしだし、
家族ごとに池の片隅に移動。みんなで首(頭)をふり、「クォクォ」声をあげながら、


助走し始めました。


次々と




池を飛び出しました。


頭の上で旋廻し


剱岳をバックに北に向って飛んで行きました。


感動の瞬間でした。

晩秋に新しい家族を連れて、また飛来してきてくれるように手を振りました。

その直後、剱岳からのご来光です。雪煙も赤く染まって素晴らしい日の出でした。


来月10日の開通を目指して、立山アルペンルートの除雪が進んでいる様子の映像がニュースで流れていました。楽しみですね。

今日の気温が昨日の倍の16,4℃、明日は、午前、午後と嵐が春から冬にめまぐるしく変わるとか、なかなか暖かい春は続かないようですね。
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気になる桜

2010-03-11 | 花・木
いつも通る射水市の街角に桜の古木があります。
花はもう八分咲きになっていて、道行く人の目を止めています。この時期珍しいですね。


木の下に、ヒイラギナンテンが植えてあります。


桜の識別は、萼片、萼筒や苞を調べないと難しいようですね。

一方、富山市民俗民芸村に、カワヅザクラ(河津桜:S30年ごろ静岡県河津町で発見された早咲き品種)が一本あり、咲き始めました。


村内にあるお茶室円山庵(大正9年(1920年)に富山の茶人、金子宗峰(かねこそうほう)が、別荘として建てた建物内の茶室「録寿庵(ろくじゅあん)」を、戦後、現在地に移築し、昭和56年に茶室円山庵と命名し開館しました)です。


昨日のヤフーのトップ写真に富山のトキが載っていましたが、
一方、同じ昨日、佐渡トキ保護センターの野生復帰ステーションで、放鳥に向けて訓練中のトキ9羽が、テンに襲われ死亡したという悲しいニュースも今日伝えられました。

午前中、VIT<楽茶クラブ>に参加。三月は桃を愛でる月であると、
”桃花千年春”
”桃花微笑春”
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