おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

190824大覚寺と奥嵯峨

2019年08月26日 | 京都

190824大覚寺と奥嵯峨

暑さも少し和らいだと実感する8月24日、今年最後のつもりで、

蓮がまだ残っているだろう大覚寺に自転車を走らせる。

途中、浄住寺と月読神社・松尾大社も門前から見ただけだ。

次いで行った車折神社は下車して歩いては見たが、今の季節には

写真を撮りたいだけの被写体も見つからない。

車折から大覚寺。庭園に入る。人は数えるほどしかいないが、蓮にはちょっと仰天。

大沢の池にピンク色のハスがたくさん咲いている。

「まだまだ見ごろじゃないですか」と思わず声に出す。

池を一周してみたが、花はたくさん咲いてはいるけど、蓮もこのところの暑さで、

懈怠気味でもあるのか、瑞々しさが乏しいようにも思う。

私の心情がなせる業だろうか?ハスは咲いてもいても池の中なので、

間近でつぶさに見ることもできない。仕方ない。

蓮は咲いてはいても良い被写体になるとは限らず、適当に撮影して切り上げて、

奥嵯峨に向かう。ある程度粘って、絵になりそうな被写体をじっくりと探せばよいのに、

そうしないのは私の欠点の一つだろう。注意力もないし、あきらめも早すぎる。

 

この日、奥嵯峨には「愛宕古道街道灯し」というイベントがある。

細い愛宕街道の両側に手作りの燈篭が並べられていて、点火を待っている。

明かりはローソク。柔らかい光が良いのだろう。私自身も明るすぎるのは

興を削ぐようにも思う。

化野念仏寺も今年から、この「街道灯し」に合わせて千灯供養の日を

変更したとのことである。

暗くなってローソクに火がともされる。それは夜の深まりとともに、

そぞろ歩く人々をちょっとした異次元世界にといざなう。

私は化野念仏寺での千灯供養に参加してから、愛宕街道の灯篭のしつらえられた範囲を

往復する。まさしく「街道灯し」で、灯篭を流す川もない以上は、

他にやりようもないのだろう。これはこれで良いのではと思う。道すがらE氏と邂逅。

上は化野念仏寺で撮影。ローソクの火の揺らめきを撮りたかったのだが絞りを間違えたとも思う。

なかなかに難しい。うまく撮れていない。残念である。

この日の画像は下にあります。御覧願います。

190824大覚寺と奥嵯峨

 

 

 

 


190813 京都府立植物園・送り火ほか

2019年08月18日 | 京都

190813京都府立植物園・送り火ほか

 

◎ 8月13日 京都府立植物園と東山

比叡山に上った次の日の8月13日、午前中の予定をこなしてから13時頃になって

自宅を出て植物園。調べてみたら今年12回目の植物園になる。

この10年近くは少ない年でも10回近くは行っているはずだけど、最終的には

今年は新記録になるか、多い部類になるだろう。

ちなみにいうと一番多く行った年は一昨年の、確か16回。

こんなことを正直に書くと、「暇人だねー」とか「変わってますねー」などと

思われるはずだが、人様の反応や感覚などはどうでもよい部類の話だ。

 

比叡山のガーデンミュージアムに昨日の12日に行ったばかりなのに、なぜ植物園かと

いうと、比叡山では良いレンゲショウマに逢えなかったので、今年最後のつもりで

植物園にレンゲショウマを見に行ったという次第だ。

まったくもって何ということだろう。変わり者であることに違いない。激しく自認する。

 

それはともかくとして、植物園のレンゲショウマは比叡山よりは花数が多かった。

散ってしまったもの、痛みの多いものもあるのは当然のことだが、本当にきれいで

痛みのない物は奇跡を待つしかない。そんな花だ。

昔日にきれいに撮れたものも一枚出しておきます。下が三年前撮影。他にサネカズラとカノコユリ。

植物園を17時頃には辞し、地下鉄バスを乗り継いで八坂神社迄。

「霊山観音万燈会」を見るためだ。円山公園の名桜は葉も立派に茂って元気そうだ。

この分なら来年も花を十分につけてくれるだろう。ちょっと安心する。桜守様のおかげでもある。

不断に処置なさって、できるだけ元気な樹になるよう傾注されているのだろう。

「芭蕉堂」「西行庵」を外から見て、高台寺に向かい、参道を上がって霊山観音。

この日は。それで帰宅する。帰着は22時過ぎだったか?

 

◎ 190816大文字送り火

台風一過の16日、知人からかねて誘われていた上賀茂神社近くに向かう。

知人宅をおとない、歓待していただく。感謝申し上げたい。

屋上から送り火撮影。「大」の撮影途中、瞬間的に十六夜の月が現れる。「奇跡」と言うしかない。

わずか1.2秒で「月に村雲」になってしまった。「大」の文字だけなら写真が単調になってしまうが、

月があることによってアクセントとなり、何とか「写真」になった。「お月さま」さまさまである。

「大」「妙・法」「船形」「左大文字」の4山5文字が見える。でも妙・法ともに山や木々の

遮蔽物がある。左大文字は角度の関係で大の文字がいびつに見える。

それでも一か所でこれだけ見えるというのは素晴らしい。

カメラで見た限りは撮影画像はダメだと諦めていたのだが。パソコンに入れてみると、

これも奇跡的に良い具合だ。写真となっているのではなかろうか?

知人宅を10時過ぎには辞去。知人と知人宅で出会った方々に重ねてお礼を申し上げたい。

植物園・東山・送り火の画像は下にあります。御覧願います。

植物園・送り火ほか

 

 

 

 

 


190812比叡山ほか

2019年08月15日 | 京都

190812比叡山ほか

 

残暑の厳しい日常ではあったらしい。「らしい」と言うのは、私の感覚としては

それほど暑いという気もしなかったからでもある。

先日、8月12日に比叡山に上がってきた。

もちろん避暑と言う気はさらさらなく、しかし京都市街地とは5度程度は低いはずの

比叡山山頂は体感的には、やはり心地よいと言えば心地よい。

比叡山は今年は初めてで、ほぼ一年ぶりくらいではなかろうか?

目的はレンゲショウマ。

朝、9.20分烏丸四条発のバスで行く。10時40分山頂着。

バスの終点になっていて、そこが「ガーデンミュージアム」の入り口。

着いた当初は曇り空でもあり、ちょつと涼しい。

 

さすがにガーデンミュージアム。とりどりの花たちが出迎えてくれる。

まず初めに目当てのレンゲショウマの咲いている場所に行く。

咲いてはいて3株に4輪。でもどれも花の状態が良くない。10数枚か、ともかく撮影して、

他の場所に移動するも他にはレンゲショウマは見つからない。

一昨年は3か所で発見していたのだが、昨年も今年も1か所のみしか見つけられない。

仕方ない。あきらめるしかない。それにしても良い写真が撮れていない。

残りの時間は充分にある。でも山頂からの帰りのバスは15時14分。

横川に行こうかとも、ちらっと思ったのだが、東塔にも行かず、滋賀の坂本にも下りず、

バス時間まで山頂でゆっくりと過ごしてバス乗車。17時前に帰宅。

7月15日に祇園祭の宵々山。

7月28日に「詩仙堂」と「狸谷山地蔵院の火渡り祭」。

8月4日に「京の七夕」の鴨川会場。

以上をワンドライブに入れています。下のリンクから、御覧願います。

190812比叡山他

 

 

 

 


190724 京都府立植物園

2019年08月03日 | 京都

190724 京都府立植物園

暦の上では晩夏も押し詰まった7月24日、今年になって10回目を超えるであろう

京都府立植物園に行ってきた。

体感的には盛夏のただ中の季節、しかし暦では初秋を迎える季節、

夏の花たちが競い合うように咲き誇っていた。

暑さに強い花を別とすれば、植物園とはいえ咲く花の種類が少なくなる季節なのだが、

それなりに十分に見ることができた感じだ。

夏用に作られた園芸種はもちろんのこと、カタバミやムラサキツメクサなどの雑草も

結構見かける。

木本ではむろんムクゲやサルスベリなどの夏の花が目立つ。

一つの季節を彩ったハスの花ももうそろそろ下火ではあるのだが、中央の蓮池にも

白い蓮が多く咲いていた感じである。百合類は開花時期が少しずつずれるので、

多くの種類を同時に見ることは不可能である。

それでもオニユリ、オウゴンオニユリ、カノコユリが見られた。眼福ともいえる。

今回は温室に入る時間もなかったが、それはそれでよしとしたい。

撮影日は7/24だったのにブログアップは本日になってしまった。

多忙は言い訳にもならないが、もう少し時間が欲しい感じである。

今回も花名テキストはいれていない。そのうちにでも入れることにしたい。

上の花はオウゴンオニユリ・ハス・ヒマワリ・ムクゲ。

当日の写真は下に置いています。よろしければ、御覧願います。

190724 京都府立植物園

下の花は レンゲショウマ・噴水とカンナ・ゴボウ・台湾ホトトギスです。

 


雨の日

2019年07月19日 | 京都

雨の日

 

梅雨の日々が続いている。それはそれで良いのだが、しかし降雨量は少ないのではないか?

他府県では多い地方もあるようだが京都では少ないようにも感じる。

今日も雨天ではあったのだが、豪雨と言うわけではなくて、雨の神も出し惜しみして

いるかのように弱雨が続いたような印象だ。

 

なんだか数十年前頃の、何日も降り続き、部屋の中もじめじめしているような、

そんな梅雨のイメージが払拭されている。

降る時には遠慮会釈もないゲリラ豪雨で大災害をもたらし、他方、

梅雨時とは思えないほどに降雨量が少なく、給水車が出たりする年もある。

地球環境は確実に変化していることが、そういうことからも読み取れるのでは

無かろうか。常に快適に過ごせる天候というわけにはいかないのも承知だが、

できるだけ被災の無いような環境であって欲しい。

 

雨の後のかすかな楽しみは雫の撮影。でも難しくて、うまく接写できることは少ない。

雫撮影ではわざわざ容器に入れた水を噴射して水滴を作る人もいるようだが、

私はそんなに人為的に水滴を作ることはしない。不自然なことはしない主義だ。

ゆえに撮影画像も自然なままの雫である。

 

これまでに撮影した水滴画像を出します。

下の画像は水滴ではなくて氷(つらら)の溶ける渦中のもの。実はナンテン。

下の画像はテーマから大きく外れて雫ではなくて「シャボン玉」。

それを撮影している私が写り込んでいます。

水滴画像は下にあります。多くはないのですが御覧願います。

雫画像


190709 法金剛院

2019年07月12日 | 京都

190709 法金剛院

7月09日、雨の予報が出ていたけれど、花園の法金剛院に行ってきた。

法金剛院は「関西花の寺」の一宇である。

「花の寺」とは関西で花の名所としても聞こえている25か寺が、

宗旨・宗派の違いを超えて、「花」を媒体として集った団体である。

法金剛院は「13番花の寺」。特に蓮が名高い。

 

法金剛院は鳥羽天皇中宮の待賢門院が中興したお寺である。

待賢門院は崇徳天皇・後白河天皇の生母なのだが、1142年にこの

法金剛院で落飾。1145年に現在の烏丸御池近くにあった三条高倉第で崩御。

45歳の若さであった。

法金剛院とは待賢門院の代名詞とか、同義とも思えるお寺なのであり、私にとっても

少しは思い入れがある。

もともとは法金剛院の寺地は広かったのだが、明治になって山陰線施設のために大幅に

削られたりして、小さな寺になった。1968年には丸太町通りの拡幅のためにも

削られていて、現在の寺観になったのはわずか30年ほど前のことである。

 

この日、7月9日は撮影会として行った。6時に起床して、バス電車利用で

着いたのはなんと8時前。庭園にはすでに20名ほどと思える人たちの姿がある。

蓮の花もいい具合に開いている。一通り見て回る。

上の画像は双頭蓮。蓮とは一本の茎に一花が咲くのだが、これは二花が咲いている。

合弁花の類だろう。

 

撮影しているうちに同好会のメンバーが到着。11時半頃までは撮影に余念がない。

私自身は良いのが撮れたかどうかは別として、きれいな咲き具合のハスを見たという

思いがして、充実した満足できる数時間ではあった。

下の画像は紫式部とキノコ。キノコ画像は池畔にあって、見方によっては水面に宿る月に

見えなくもない。

この日の画像は下にあります。御覧願います。

190709 法金剛院

 

 

 

 

 

 

 

 

 


190707 京都植物園

2019年07月08日 | 京都

190707 京都植物園

 

七夕の日の7月7日、ちょつとという感じで植物園に行ってきた。

記録をひも解いてみると、この日で今年は9回目の植物園である。

他の年でも12回から15回は行っているので、私としては普通だろう。

割と行っている方だとは思うも、見逃してしまう花も多い。

 

さて、今回は「ハス」と「ユリ」をメインにしょうと思っていたのだが、

両方ともに良い状態の花に出会えなかった感じだ。

特に百合。黄金鬼百合は何とか撮れたが、山百合が一か所だけ咲いていて、

3輪のみが開いてはいたが、花の状態が良くなくて、うまい具合に行かない。

それも仕方ない。

蓮は最盛期ではあったのだが、中央のハス園のは白花が殆どで、花が

白飛びしてしまうので、あきらめる。きれいな形で開いているのもなく、

しかも拡大してみると花に小さな汚れが多くて汚い。

「彩りの丘」と別のハス池で花蓮を数点撮影。まあ良しとしたい。

被写体選びは重要なことなので背景や光の方向なども含めて精選したい。

 

トンマなことに、マクロ撮影をするコンデジを家に忘れてしまって、

小さな花は撮ることができない。それも仕方ない。

いく種類かの花を見られたことで良しとしたい。

結局は3時間半ほどいて、この日の一人撮影会は終了。早めに家路をたどる。

この日の画像は下にあります。御覧願います。

190707 京都植物園

 

 


190619 宇治植物公園

2019年06月22日 | 京都

190619 宇治植物公園

6月19日、宇治の植物公園に久しぶりに行ってきた。

今年になって何度目だろうか?三度目になるのだろうか?

記録を見ないと定かには分からない。

電車、バスの乗り継ぎのことを考えると、さすがに京都の植物園よりは

疎遠になる。それも仕方ない。

今の時期はモクゲンジ、ハス、ネムノキが盛りではないかと思って行ったのだが、

やはりハスにはまだまだ早かった。ちょうど開いているハスは見つからなかったが、

花の朽ちたのは見たので、一花であれ咲くには咲いたのだろう。

 

一通り見て回る。全体的に花は少ない。京都の植物園ほどには多様な花を植栽して

いるわけではないので、当然と言えば当然だろう。

ネムノキ・モクゲンジは堪能したというほどに思う。納得。

帰りは宇治橋を越えての放生院や恵心院に寄ることもなく帰る。

18時から予定が入っていたことでもあり、時間に余裕がない。

最後のムラサキ科のハナイバナは最寄駅からの帰り道に近くの田の畔で発見したもの。

4ミリ程度の大きさで撮りにくい。花は今が盛りである。

当日の画像は下にあります。御覧願います。

今月はあと、草津の「水の森」と大阪の「咲くやこの花館」に行くかもしれないけど、

ブログアップは来月になります。

190619 宇治植物公園

 

 

 

 

 

 

 


190616京都植物園

2019年06月20日 | 京都

190616 京都植物園ほか

 

まだ入梅したわけではないけど、天気の具合を気にしつつも

16日の日曜日に京都府立植物園に行ってきた。

京都の植物園は2週間ぶりである。行ったら行ったで見たい花もあるわけで、

温室以外は見て回る。

今年はすでに6回ほど植物園に行っていて、ご苦労なことだという思いも

ありはするのだが、一期の楽しみとも思えば何ら気にすることもない。

 

ただ、このところちょつと多忙なので、このコメントも短め、軽めにする。

今回も枚数は110枚と多い。植物に興味のない方々はサーと見るだけにしていただかないと、

時間をお取らせすることになる。

私のこのブログは植物に興味のある多くの方に見ていただけていると思う。

その証拠と言うべきか、閲覧のアクセス数はたいてい200回程度、多い時には500回を超える。

それだけで励みにもなる。いきおい、できるだけ枚数を出したいという思いもする。

 

今回はちょっとまずいかと思うけど爬虫類の画像もあります。

トンボがアリを捕食している写真なども、写真としてはキワモノだけど、

出してみます。

次回は昨日の19日に行った宇治植物公園のをブログアップして、

それで今月は終わりにするつもりです。

16日、植物園の画像は下にあります。御覧願います。

190616京都植物園


190602植物園ほか

2019年06月04日 | 京都

190602植物園他

 

6月2日、大した用事でもなかったのだが街中に出たついでに、

植物園に行ってみる。ササユリが咲いているのではなかろうか・・・

と思ったからである。

行ってみると、うまい具合に開花していた。

開花してすぐなのだろう。痛みもなく、きれいなササユリを見る。

眼福でもある。ついでに園内の多くを見て回る。

温室に入れば時間がかかるので温室はパスして、めぼしい花を求めて回った。

さながら蝶である。くたびれた爺さん蝶には違いないのだが・・・。

 

先回は5月19日だったのに、まだ咲いていなかった泰山木もすでに散っているのがある。

二週間のうちに咲いて散ったということだ。

泰山木はこれから盛りに向かうのだが、本当に各植物の一番良い時期に行くのは

難しいものだと改めて思う。でも二週間に一度だって行けるものではない。

せいぜい一か月に一度は行くようにはしたいが・・・。ともあれ今回も十分に楽しめた。

なんとハスも咲いていた。一番花でしょう。

画像は上から順にササユリ・ハナショウブ・オオバオオヤマレンゲ・タイザンボクです。

 

その下は田植え前の水を引いた田とオヤブジラミ。小さな雑草の花です。

「その他」はこの数日に撮影した画像です。

画像は下にあります。御覧願います。

190602植物園ほか