大原や比良の高嶺の近ければ雪ふる里を思ひこそやれ
(西行 山家集)
思へただ都にてだに袖さへし比良の高嶺の雪の景色は
(寂然法師 山家集)
志賀の浦のさゆる景色の異なるは比良の高嶺に雪や降るらん
(慈円 拾玉集)
本日、京都市西京区の自宅近くから冠雪している比良の山が見えましたので撮影しました。
比良の山とは特定の山ではありません。比叡山の北に連なる連山を指します。
最高峰は1214メートルの武奈が岳です。
「比良」は歌枕でもあり、歌では風、雪、霰、凍る、冴えるなどの言葉が詠みこまれていて、
寒さの際立つ冬の情景を詠ったものが多くあります。
「比良の暮雪」は近江八景の一つです。
また、この山に吹く風の激しさは有名で、ことに春先の比良おろしの風を「比良の
八講荒れ」といいます。
下の画像は比叡山です。
(西行 山家集)
思へただ都にてだに袖さへし比良の高嶺の雪の景色は
(寂然法師 山家集)
志賀の浦のさゆる景色の異なるは比良の高嶺に雪や降るらん
(慈円 拾玉集)
本日、京都市西京区の自宅近くから冠雪している比良の山が見えましたので撮影しました。
比良の山とは特定の山ではありません。比叡山の北に連なる連山を指します。
最高峰は1214メートルの武奈が岳です。
「比良」は歌枕でもあり、歌では風、雪、霰、凍る、冴えるなどの言葉が詠みこまれていて、
寒さの際立つ冬の情景を詠ったものが多くあります。
「比良の暮雪」は近江八景の一つです。
また、この山に吹く風の激しさは有名で、ことに春先の比良おろしの風を「比良の
八講荒れ」といいます。
下の画像は比叡山です。