23.04.23京都植物園
ちょうど1週間前の4月16日に行っているのだが、ちょっと気になる
こともあって、23日にも行って来た。
気になる・・・というのは「アミガサタケ」がもう胞子を飛ばしているだろうし、
もしもそうであるなら飛ばした後も撮影してみたいということ。
まあ、どうでもよい話ではある。
上の説明版は設置されたままだが、でも1週間前に撮影した「アミガサタケ」は
探しても見つからない。生えていたところの土が掘られたような感じになって
いて、ひょっしたら盗掘?などと思ってしまう。そうであれば残念なことだ。
一週間ぶりなのでさすがに新しい花には出会えない。いや、出会ったとしても
気が付かなかったとか、気が付いても撮影しなかったとかの可能性も強い。
上から順にクロアゲハ?。百戦錬磨、悪戦苦闘という感じが見て取れる。
蝶も生きて行くのは大変なのだろう。
蝶の下はモクセイ科のヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)次と最後が
ツツジ科のベニドウダンツツジ、その下はラン科のシラン。クチベニシラン
とも言うが正式の学名なのだろうか?そういえば古くは藤袴のことを
仏典では紫蘭と呼んでいたが・・・どうなのだろう。中国名はシランとは
フジバカマのことかもしれない。
その下はムラサキ科のホタルカズラ。径は1センチを越えそうな、
ムラサキ科にしては大ぶりの花。最後はバショウ科の地湧金蓮の花。
この植物の花である。花は小さい。
さて次は植物園にいつ頃に行くかと言えば、ユリ科の植物、なかんずく
ササユリは見に行きたいとも思う。植物園といえども植栽している
以上は栽培種・園芸種ということになるのだろうし、自生している
ササユリをどこかに見に行こうとも思っている。
画像は例によって一番上から入って下さい。
嵐山のギンリョウソウ(銀龍草)がもう出ている頃だろうと思って、
嵐山方面に自転車を走らせる。
さすがに嵐山。人が多くて混雑している。少し前まではアジア系
外国人が多いなーと感じたが、今では逆転して欧米系の人達が多いと
感じる。それだけ自由度が増したと言うことなので、その意味では
同慶の至り。ただし基礎疾患の多い私は引き続きマスクも外せないし、
何かと自由度は低い?。いや、こんなに家を空けていれば、
低くはないのかなー。
お目当てのギンリョウソウは運よく?今年も発見できた。
広範囲に探せばよいものを探さず、ギンリョウソウだけをある程度
撮影してから桂川の川べりに下りて、しばし桂川を眺める。
桂川も陽光の加減で驚くような水面の色を見せる
こともあるのだが、この日はまあまあ及第か?
初めの二枚はギンリョウソウ。いずれギンリョウソウ以外の近縁種も
見つけてみたい。次の3.4枚目は桂川(大堰川)。今回は千鳥ヶ淵あたり
までは行かない。次の機会に譲ろう。最後はムラサキ科のハナイバナ。
小さな花である。
嵐山からは松尾大社に進路を取る。
松尾大社もコロナ禍で例祭を中止していたが今年から復活とかの話。
この社の由緒などを説明するのもいたずらに時間がかかるだけだし、
割愛することにしたい。
というわけで、この日もまあまあ充実した1日であっただろうか?
例によって一番上のリンクをたどってワンドライブに入って下さい。
少し大きい画像が見られます。
昨日の16日に京都植物園で遊んだというのに、この日、17日は
奈良八重の桜(ナラノヤエノサクラ)が見頃を迎えているのでは
なかろうかと思って急遽、奈良行きと相成る。
それが良かった。百人一首61番の「伊勢大輔」の歌で知られる
ナラノコヤエノサクラはほぼ見頃であった。堪能したとも言える。
ナラノココノエノサクラは見ることができなかったのだが、
それはまた来年に持ち越す課題だろう。
ナラノココノエノサクラも一しきり探したのだが見つからない。
それも仕方ない。それで万葉植物園に入る。
フジもそろそろ見頃になりかけていた。最盛期にも入ったことが二度は
あるのだが、今年はもう万葉植物園には行くこともないと思っている。
他の花も見ることができて収穫があったこの日の奈良行き。
年内に奈良にはあと5度くらいは行くのではなかろうかとも思うが、
はてさて・・・。
画像はワンドライブにリンクしています。一番上から入って下さい。
今年はなんだか桜の追っかけしたと言うには遠く、ちょっとした不満も
残っていた。
わずかばかりの桜は見たのだが、とても私の桜の追っかけの歴史から見ても、
「見た」とは言えない程に少しの所にしか行かなかった。
下火になったとはいえコロナは従前と変わらないだけの警戒感も持っていて、
かつ、極端に早い開花であるとか、呆けたように桜に心を委ねるだけの
時間も取れなかったということもある。日常的に忙しい状況で
あるとも言える。
そういう不満が自分に対してあったと言うことでもなかろうが、
植物園に行けば一重の桜はともかく八重はまだ十分に残っているだろうと
いう目論見は当たった。でもなんだか楽しめない、それに八重は重たい。
今年以後、一年ずつ年を重ねて行くわけで、加齢と言うことが、ますます
出歩けなくするという可能性も強い。まあ、それはそれで仕方ないし、
少しのものであっても見られればそれで「御=おん」と言うものだ。
この日に撮影したものを少し出します。
当日の画像は例のように一番上から入って下さい。ワンドライブに
リンクしています。
4月11日に奈良に行って来た。
目的はというと、これも咲いているかどうかは分からないのだが、
ナラノココノエノサクラとナラノヤエノサクラを見るためである。
結論だけ言うと八重の桜も九重の桜も咲いてはいたが、
見頃ではなかった。
今年は同じ目的のために3月20日にも行ったのだが、
当然のように空振り。
この日は九重の桜には遅く八重の桜には早かった。
百人一首61番。
いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重ににほひつるかな
(61番 伊勢大輔)
伊勢大輔の上の歌にある「八重桜」を見るためである。八重桜と言っても、
ナラノヤエノサクラはソメイヨシノのような単純な一重の桜ではない。
花弁が一重のも見かけたが、花弁が重層化した桜で、それは八重桜品種の
「関山」のような八重ではない。でも見方によっては「八重」にも
なると思うし、伊勢が「八重」としたのも首肯できはする。
現在、ナラノヤエザクラと名前の付けられている桜は、はたして伊勢の歌に
ある桜と同じなのかどうか疑念が湧きはするのだが、私には同定する
能力はない。木に付けられている樹木名を信用するしかない。
この日に行った時点ではナラノヤエザクラは幹の高い位置に数輪開花して
いたのを見かけただけである。殆どは蕾。
それとは別にナラノココノエノサクラは花弁はほぼ散ってしまっていた。
残っていても傷んでしまっている。こちらは遅すぎた。
タイミングがむつかしい。
そういうわけで、明日か明後日にでも奈良に行ってきたいのだが、明日は
天気が良くない。明後日は夕方からキャンセルできない用事が入っていて無理。
18日の火曜日なら都合がつきはするのだが、ナラノヤエノサクラは
それまで待ってくれるだろうか・・・?
下の二枚は奈良公園でのもの。
4月11日の今回も万葉植物園に入場する。フジはまだまだ蕾と
園前にも知らせがあって、それは承知で様子を見るべく入る。
下の画像は植物園のものです。
例のように一番上からワンドライブに入って下さい。
少しく事情があって、左京区に行く数日があった。
1週間の内に4日しか行かず、頻度は高くはない。
時間もほぼ自由がきいたので、東山界隈を久しぶりに巡ってみた。
この場合の東山というのは行政区の東山という意味ではなくて、
単純に京都の東山方面というだけのこと。
行政区で言うなら左京区が多い。
大豊神社にも久しぶりに入ったし、哲学の道も歩いてみた。
わずか3.4年のご無沙汰ではあるのだが、変に懐かしい。
画像はというと、桜撮影は難しいと再確認する。
腐心はしてはいるのだが、もう少し勉強と経験が必要だろう。
まあ何にせよ楽しくチャレンジすれば良いだけのこと。
今年は桜が極端に早く咲いて、そのことは関係なさそうでも
あるが、若い頃からなじんでいた西京区勝持寺の西行桜、醍醐や
嵐山の桜も見ないままであった。嵐山は少しは見たのだが、
しかしほんの少しだけという感じだ。
来年のことを言うと誰彼に笑われるけど、来年はもう少し、
見たいものだと思う。
事実上、私の今年の京都の桜は終わってしまったけど、でも
つい先日とそして来週には奈良の桜を見に行こうと目論んでいる。
それで私の今年の桜は終り。また来年を楽しみに待つことにしたい。
例によって画像は一番上から入って下さい。
マイクロソフトのワンドライブにリンクしています。
23.03.29宇治植物公園と桂川
宇治植物公園
3月29日、もう無理だろうとは思いつつ、あわよくばという思いも
あって宇治植物園に行って来た。
宇治植物園も昨年の9月以来だから半年ぶり。久しぶりである。
もともと宇治まではそんなには行かない。
昨年は3回行ったのみ。京都の植物園に比して5分の1くらいの頻度だ。
昨年は3月21日にも行ってカタクリも撮影しているのだが、
昨年よりは1週間以上遅いとなれば無理だろうとは思っていた。
それでも一縷の望みはあったのだが、行って見ると予想通りに
カタクリの花はない。
残念ではあるが時期を逃した私が悪い。
かくして他の花を見て回る。
桜も早いのは当然に盛りを過ぎていて残念。でもまあ他の花が楽しませて
くれたとも言えそうだ。
ヒスイカズラ・アゲハ蝶・赤いのはチューリップ。このチューリップは
非常にシンプルな園芸種で、そのシンプルさに驚く。
バイモ・ホトケノザ・ブッシュカンの花・ツツジ科のジャノメエリカ。
桂川橋梁の桜並木も早く行かなくてはという急いている気もあって、
宇治植物園は早めに辞して桂川橋梁に行く。
桜もまずまず残っていたので良かったのだが、ところが昨年撮影した
場所が目の前に木が高く茂っていて使えない。仕方なく場所を移動して
良いポイントが無いかと探したのだが無理だった。
カメラの設定も悪い感じで昨年のような絵作りができない。
空の色や陽の加減もある。仕方ないのであきらめて、できるだけ
見栄えのする絵作りを考えたのだか、結果としては納得できる
写真にはならなかった。それもまあ仕方ないと言うものだ。
一番最後は昨年撮影の写真です。
例のように一番上から入って下さい。
230327京都御苑と植物園
今年の桜は異例の早い開花であった。
ゆっくりと咲いて欲しかったのだが、そういう個人の思いなどは
斟酌されるわけでもなくて、いきおい、こちらが合わせなくては
ならないという事態になる。
ともあれ咲いたら見に行かずばなるまい・・・と言うことで、
3月27日にまず御苑、その後に植物園に行って来た。
御苑では「出水の桜」は落花激しく残りは少なかったし、
同様に近衛邸跡の桜もすでに満開は過ぎていて、行く時期を
失してしまった。まあ・・・仕方ない。やんぬるかな・・・である。
3枚目と4枚目の写真は幹に空洞部分がある桜。けなげにとでもいうか、
それでも花を付けている。驚異的だ。もう何年も見ている。
上の写真は御苑。ひととおり見てから植物園に向かう。
さすがに植物園だけあってたくさんの品種の桜が咲き競っている。
でもここでも「彬姫桜」などは最終盤。オカメ桜や敬翁桜などの早く咲く
品種はおしなべて、見頃を失している。本当に今年の桜は早いと再確認。
それでも今年の美しい桜を堪能したともいえる。
以下は桜ではなくて「コヤスドウダンツツジ・ゲンペイモモ・黄色い
キク科の花はホトケノザ(コオニタビラコ)・同じく春の七草の一つで
あるスズシロ。最後は北山橋からの夕景。
かくして今年の3月27日は終わってしまいました。
私なりに充実した一日になったようにも思います。
この日の画像はワンドライブに入って御覧願います。
一番上からリンクをたどって下さい。