おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

きさらぎあやし

2016年02月24日 | 歌稿



     きさらぎあやし              

春の前あたらしき鬼入れ替えて昏き陽の眼を惑いつつ撃つ 

また来たる春と正月如月の逸る心を捨てる新月

樹もはだか風は荒れ吹く夕まぐれ気配を見せよあやかしの者

緩慢に斬る意思一つ捧げ持つ紙魚より遅き鎖付く足

貪欲に鏡の中の深みより出づべき声を待つや今宵も

夜の街張り付く寒の間隙にタワーは妖し翠にあやし

冬眠といつわる惰眠至福なりほどなく長き眠りの無明

あるままの夕日の中の澪標弥勒の袂イカロス行けず

うるわしき二月如月仲春に衣を替えて人の傲慢

あやうさをはらんで過ぎる如月は良きも悪しきも花の聲して

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ちょっと、言葉の冒険をしてみました。自分の歌のありようを考える時、
言葉や思考の領域を広げるためにも冒険は必然です。
成功しているかどうかは別次元の問題です。

画像も少し添付します。花はホトケノザ・ハナニラ・紅梅の順です。












160216 河津桜と寒桜

2016年02月18日 | 京都

16.02.16 河津桜と寒桜

淀緑地に「河津桜」が咲いているという報に接したので16日に行ってみた。
年中行事のように毎年見に行っている桜である。いつもは3月20日頃に満開になるのに、
今年は少し早い。
河津桜の木が200本以上あるとのことだが、行ってみると、咲いている木はまだまだ少なく、
多くは蕾の状態だった。それでも10本以上は開花している。大きい木の2本は
今がまさに満開。素晴らしい咲き具合である。



















開花している木は少ないけど堪能できたと思う。欲を言えば切りがない。でももう一度来月に行きたい。
下の画像は早咲きのモクレン。今は蕾だが、間もなく咲き、4月になるまでに散ってしまう。

淀緑地から京阪「淀駅」に戻り「中書島」下車。宇治川派流の散策。ここも桜の頃には素晴らしい景観を
見せる。ソメイヨシノは今はまだ裸木である。下は「淀城址」。



ここの「ヤドリギ」も一見の価値ありだと思う。こんなに一本の木を丸ごとヤドリギが乗っ取ったような
光景はかなり異様だ。程度の差こそあれ10本ほどの木にヤドリギがついている。





宇治川派流はかつての伏見港で「閘門」設備がある。船の航行のために水位を調節する仕組みのこと。



菜の花やオウレン、シロヤブケマンも撮影。







坂本龍馬で有名な寺田屋の方には行かずに黄桜酒造の庭を通り抜けて、御香宮神社。
小堀遠州ゆかりの神社でもあるのだが、ここも長い歴史の奔流にもてあそばれた神社とも言える。
樹齢400年ほどのソテツ、名水の「御香水」がある。









御香宮神社からJR伏見桃山駅。駅に寒桜があり、利用者の眼を楽しませている。










16.02.11 お散歩 04

2016年02月14日 | 京都

16.02.11 お散歩 04

コース

自宅→松尾大社→西光院→嵐山→広沢の池→宇多野→鳴滝→仁和寺→金閣寺→
北大路橋→植物園→鴨川河川敷を松原橋→河原町七条→大宮七条→梅小路公園→
バス乗車→自宅

歩数と距離数

万歩計は 37692歩 23.36km
スマホは 37207歩 22.32km

植物園は15時に出る。初春の気持ち良い青空の下、賀茂川の河川敷を南下する。
空がことに青いので、川の水も比例して青く映る。水はゆったりと流れて、鏡のように
風景を溶かし込んでいる。



この河川敷は良く整備されて、歩くのにも適している。走る人、歩く人、集団で踊りの練習を
している人を多く見かける。以下、河川敷から撮影。









 月のすむみおやがはらに霜さえて 千鳥とほたつ聲きこゆなり
                   (山家集 神祇歌)

上の歌は西行歌。高野川と賀茂川の合流点の三角州であるこのあたりの光景を詠ったものである。
応仁の乱では東軍の陣地となり糺の森も下鴨神社も甚大な被害を受けたという。
四条大橋東詰の南座をみて、さらに南下。ところが七条大橋までの間に工事中で通行止めとなっていて、
やむなく五条の前で河川敷と別れて河原町通りに出る。
その道すがら見つけた木彫りの狛犬。味がある。





夕闇迫る中、大宮七条まで行き、梅小路公園。水族館には寄らないことにする。公園内を少し散策。梅はほぼ見頃。
菜の花を改良した?ような花もある。西洋系だったか・・・?見たことがある気がするが失念。







公園内をひととおり経巡る頃には気温も下がって寒くもなり、暗くなって写真も撮れにくくなる。
久しぶりに「歩いた」と言える距離なので、足裏に痛みを感じだしてもいた。
それで、この後も歩いて自宅に戻るよりは、バスで帰宅することを選ぶ。
本日の万歩計。バス停から自宅までの歩数も含んでいます。完。

梅小路公園着 17時25分
公園までの歩数 35136歩
公園までのキロ数 不明。記録なし。









16.02.11 お散歩 03

2016年02月14日 | 京都

16.02.11 お散歩 03

コース

自宅→松尾大社→西光院→嵐山→広沢の池→宇多野→鳴滝→仁和寺→金閣寺→
北大路橋→植物園→鴨川河川敷を松原橋→河原町七条→大宮七条→梅小路公園→
バス乗車→自宅

歩数と距離数

万歩計は 37692歩 23.36km
スマホは 37207歩 22.32km

植物園南門から入場して「早春の草花展」の会場に行く。まずまずの入場者。
狭い通路で三脚を据えている人がいて驚く。なんということだろう。非常識である。
なるべく人の邪魔にならないように気を配ってはいるようだが、三脚禁止が鉄則だ。
カメラマンのマナー違反はつとに有名だが、私もカメラ愛好家の一人として常に
マナー違反ということには自戒したいものである。

自然に生育する品種ではなくて大量に作り出される園芸種の展示会。キク科の花が多い。
おそらくは温室などで花が咲くまであらかじめ栽培されて、それから移植されたもののはずだ。
あまり人工的になってしまうのは興味をそがれて、鼻白む思いも持つが、まあ許容範囲なのだろう。

植物園は戦後駐留していたアメリカ軍に接収されたという悲しい歴史を持つ。
アメリカ軍関係の学校や宿舎を建設するために貴重な植物が伐採され、引き抜かれして壊滅的な
被害を受けたと聞く。アメリカ軍から返還されてから、これまでの各方面の尽力があって今日の植物園がある。
ここに入ると、いつもそのことを思う。





















ローヤガキは「早春の草花展」のものではない。



植物園ではあまり歩かないで、小一時間を見て回っただけである。
残念ながら歩数や距離、時間を計測していない。植物園出発は15時ちょうどだったので、
50分間は植物園にいたことになる。

植物園内での歩数  不明
植物園内での距離数 不明
植物園での時間   50分
植物園出発     15時00分






160211 お散歩 02

2016年02月13日 | 京都



16.02.11 お散歩 02

コース

自宅→松尾大社→西光院→嵐山→広沢の池→宇多野→鳴滝→仁和寺→金閣寺→
北大路橋→植物園→鴨川河川敷を松原橋→河原町七条→大宮七条→梅小路公園→
バス乗車→自宅

歩数と距離数

万歩計は 37692歩 23.36km
スマホは 37207歩 22.32km

渡月橋から見る嵐山も、まだまだ冬の光景である。画像の赤矢印の井堰はこの辺りを
支配していた秦氏の築堤によるもの。都が「平安京」と称する以前のことだろう。
その堰のあたりに「法輪寺橋」が架かっていた。渡月橋ができるのはもっと後の
ことである。
二月如月の週の半ばの休日、立春になったとはいえ春や秋の観光シーズンの人出には
及ばない。まあ、人が多すぎると辟易もするし、このくらいが良いとは思うが・・・。







清凉寺(嵯峨釈迦堂)前の道を通って広沢の池まで。池には部分的に水が入っている。完全には水を
抜いていないのはまだ工事中ということなのだろう。
1月20日に来た時の画像も出します。アオサギを主に何種類かの鳥が羽根を休めています。
一本足で立っているのは、片方の足を羽根の下に忍ばせての寒さ対策のようです。寒さはどうしても
体温を低下させるので、それを回避するための知恵のようです。









アオサギが門番みたいに一羽ずつ立っています。緑の部分は遍照寺山が池に映り込んだもの。
おもしろいな・・・と思いました。

「山越」→「宇多野」→「鳴滝」と過ぎて仁和寺まで。中に入らないで通り過ぎる。途中にナンテンの実と
仁和寺の三門。仁和寺の場合は「山門」と言わずに「三門」と言います。大覚寺と並び門跡寺院の双璧。







仁和寺から金閣寺に向かっていると、ランナーが次々と追い越していきます。合計で10人近く
いたでしょうか?。今月21日、日曜日に京都マラソンが開催されるので、その出場選手たちがコースを
実際に走っているものと思います。



金閣寺に着く前にいまだに実の残っているハナミズキを発見。思わず撮影。





金閣寺に着いて、参拝することはせず25分の休憩。門前の土産物店でヨモギ餅を二個買い込んで昼食代わり。
スマホを見たり記録を取ったりしていたら25分なんてすぐに過ぎてしまいます。
金閣寺からは北大路の通りを通って植物園まで。植物園には2/9の二日前に行ったばかりなので、当初は行く
予定ではなかったのですが、「早春の草花展」初日ということを思い出して、急遽立ち寄りました。







仁和寺前 12時20分 13250歩 8.20km
金閣寺前 13時00分 16700歩 10.35km
植物園南門前 14時10分 23320歩 14.45km (休憩時間含む) 





16.02.11 お散歩 01

2016年02月13日 | 京都

16.02.11 お散歩 01

コース

自宅→松尾大社→西光院→嵐山→広沢の池→宇多野→鳴滝→仁和寺→金閣寺→
北大路橋→植物園→鴨川河川敷を松原橋→河原町七条→大宮七条→梅小路公園→
バス乗車→自宅

歩数と距離数

万歩計は 37692歩 23.36km
スマホは 37207歩 22.32km

予定も入っていず、天気も良いことなので、思い立って散歩に出る。
無理をしないことを第一にして、行ける所まで行くつもりで、9時45分に出発。
手の平サイズのオリンパスカメラ、筆記具、ハンカチ、チィッシュ、少しの現金、
スマホだけを持って出る。

コースは西の山の山沿い。桂病院前の道を北上。嵐山まではたびたび歩いているコース。
苔寺の近くにもお寺が固まって数か所ある。
画像は鈴虫の寺と最福寺の観音像。





その近くで路傍のサクラソウと万両の実。





最福寺から少し行くと「月読神社」。神社名からも分かるように、とても由緒のある社だ。
現在は境内も小さく見るべきものは少ない。次いで松尾大社。京都でも有数の古刹。秦氏創建。
境内には入らずに嵐山方向に進む。途中でほぼ満開の梅の木を見る。







「西光院」は中世の歌人「西行法師」にゆかりのある寺院である。この寺院の中に西行法師の
「庵」があったと伝えられていて、その址を、ご親切なご住職に拝見させていただいたことがある。
「都名所図会」でも触れられている。「庵」の名は「桜元庵」と名所図会にある。
西行桜といえばここの桜を指しているのだが、勝持寺にも西行桜がある。
ちなみに西行出家場所は確定していず、ここの可能性も非常に強い。
以下、西光院、西行桜、西行由緒。







西光院からは法輪寺の方には行かないで、阪急嵐山駅から渡月橋に向かって進む。



度月橋までの歩行数は7225歩。距離は4.47キロ。時間はちょうど11時になったので、1時間15分。
1キロはほぼ15分・1600歩程度か。写真を取りもってだから、こんなものだろう。













160209 北野天満宮と植物園

2016年02月12日 | 京都

16.02.09 北野天満宮と植物園

一か月に一度の撮影会の日である。今回の行先は北野天満宮と植物園。
私は暮れの12/27日に植物園を見てから天満宮に回っている。
だから天満宮は1か月半ぶり程度になる。植物園は02.02に行っているので
一週間ぶりだ。

10時前に天満宮に着く頃には小雨も上がっていたとはいえ、天気が素晴らしい
わけではない。写真は天気が大きく左右するのだから、光の量があまり期待できない
時は「困った・・・」という気にもなる。

肝心の梅の開花状態はまずまずである。1か月半で花数がかなり増えていて見頃の
木もある。
ただ残念なのは、昨年まで無料だった境内西側の一部の領域を削って、有料区域に
してしまったことだ。それで昨年まではお気に入りのアングルが有料でないと使えない。
内心、忸怩たる思いもあるのだが、天満宮としては苦慮した果てのものだろう。

以下は天満宮の画像。













紅梅と白梅。それと終わりかけの蝋梅。











天満宮からバスで植物園に移動。以下は植物園。前回の2月2日から1週間しかたっていず、
新しい花には出会えない。花ミョウガの赤い実とノシランの青い実。青というより藍色である。





最後の二枚は温室でのもの。外国の花名はやたらと長ったらしくて、いちいち覚えることを
断念している。資料があるので分かりはするが、一律に「花」とだけにしたい気持ちだ。



















16.02.03 節分

2016年02月10日 | 京都

16.02.03節分

節分の日の2月3日、思い立って節分行事を見に行ってきました。
コースは以下。歩いたりバスに乗ったりしてで、当日の歩行数は約23000歩。

自宅→壬生寺→梛神社→梨木神社→吉田神社→狸谷山不動院→
八大神社詩仙堂→八坂神社→花見小路→自宅
このうち、赤字の寺社は節分行事はありません。

◎壬生寺
節分の日はいつ行っても人がたくさんいます。細い通りに屋台も人もひしめき合っています。
「炮烙=ほうらく」というのがあり、それに願い事を書いて奉納します。それらは全て4月に
なれば割られてしまいます。
「壬生狂言」で有名でもあり、かつ、幕末に「ミブロー」として、京都の人たちから嫌われぬいていた
新選組の屯所のあった八木家の隣としても有名です。近藤勇の像などもあります。







梛神社は壬生寺の近くにあります。



◎梨木神社
130年ほど前に創建された新しい神社です。
萩の寺としても有名ですが、当日はひっそりとしていました。
幕末、明治初期の公家、三条実方・実美を祀っています。梨木神社の「染井」は京都三大名水の一つだと言われます。

梨木神社のほんの少し西側、御所の清和門の近くに藤原義房の「染殿」がありました。清和天皇や陽成天皇は
「染殿」で生まれたと言います。在原業平との艶聞があったらしい藤原高子が陽成天皇の母親です。

梨木神社の「染井」と染殿址の「染殿井」とは少し位置がずれます。しかし梨木神社も平安時代当時の
「染殿」の屋敷のうちに入るものと思います。しかし「染井」と「染殿井」の関係はよくわからないままです。







◎廬山寺

廬山寺はもともとは北区にあったらしいのですが、現在地に移されたのは豊臣秀吉によってということです。
たまたま紫式部の住んだことのある土地で、それだけで紫式部との関係を強調されているきらいもありますが、
多くの文化財があることを知られても良いと思います。
画像は「鬼法楽」に使われる鬼のぬいぐるみ。まだ鬼役の人が中に入っていません。



◎吉田神社

蘆山寺から歩いて吉田神社まで。道すがら、パールアカシアを撮影。
吉田神社は藤原氏開基の神社です。ここに卜部氏が大元宮を創始したことにより、崇敬を集めてきました。

ただ残念なのは節分の行事はほぼ2月2日に終わってしまうことです。でも3日でもたくさんの露店が並び、
人も蝟集していました。





吉田神社から東大路通りまで歩き、バスで北白川まで。北白川通りのバス停から狸谷山不動院まで歩きです。
結構きつい坂道と250段の石段が待ち構えています。ここまで来れば山の中という感じです。

なんでも平安京の鬼門を守るために桓武天皇の勅願による造営とのことです。
狸の置物がたくさんあります。
ここで初めて豆まきに遭遇しました。14時半からとのことでしたが本堂内で法要が済んでからになり、
実際に豆まきが行われたのは15時を回ってからです。
ここでは本堂内の人が土足で歩く部分に5人ほどの人たちが撒いていました。豆と言っても落花生でした。
私が拾ったのは落花生と飴玉。景品番号の入った袋を拾った人たちは景品と交換していました。













◎八大神社
江戸時代初期の剣豪「宮本武蔵」を祀っています。小さな社です。



◎詩仙堂
江戸時代の文人「石川丈山」の隠棲地です。ここは私には特別のなじみがあります。
21歳ころになぜかここにたびたび来ていました。当時の記録がないので、頻度については正確なことは
言えませんが1ヶ月に一度以上は来ていたものと思います。
小さな堂宇ですし、庭も広いわけではなく、何をしていたかというと、じっと座っての瞑想や読書で
長時間を過ごしていたように記憶しています。



17時近くにもなっていて、詩仙堂を辞しバス停まで。神宮道に下車して青蓮院・知恩院・円山公園と過ぎて
八坂神社に着いてみると、すでに節分のイベントは終了したらしく、関係者が片づけをしていました。
人々も帰路についているようで、私も通り過ぎただけになりました。
以下は八坂神社の灯篭。そして帰り道の花見小路の風景です。
来年は平安神宮だけに行こうかと今から思案しています。






















16.02.02植物園

2016年02月10日 | 京都

すでに10日も前の旧聞に属することになるので、アップするのはためらいましたが、
思い返して、記録としてアップします。

2月2日に今年初めての植物園に行ってみました。
節分草やフキノトウ、フクジュソウなどの春の花が咲いているのではないかと思ってのことです。
それとともに運が良ければシモバシラの花に霜が付いている状態も見られるかと
思って開園直後の9時過ぎには植物園に着いていました。

ところが気温が高めだったらしくてシモバシラに霜柱が付いているのは
見られませんでした。
以下は数年前のシモバシラ。





早咲きの紅梅が3分咲き程度、白梅はちらほら。蝋梅は冬の花なのでさすがに終わりかけでした。







以下はセツブンソウ、フクジュソウ、水芭蕉、フキノトウです。









マンサク、パールアカシア、オオシロショウジョウハカマ、ノシランの実も楽しませてくれました。









次は温室に入ってみると、「洋らん展」の開催中でした。以下は温室です。





最後は「ショウビタキ」。人馴れしているようで二メートルほどの近くまできてくれました。





次回は一週間後の2月9日に植物園に行ったことになります。
その時のはまた後日に出します。



雪の日

2016年02月01日 | 京都


雪の日

もうすでに10日も前の話ですが、20日に京都にも珍しく降雪。
それで今年の雪を頂いた金閣寺を見たくて行ってきました。

金閣寺についたのはすでに昼近い時刻。雪が少ししか積もっていず、
人ばかりが多くて条件としてはよくありませんでした。
もう少し早く行くべきだったと思います。
9時開門でそれより早くは入れないのですが、早朝は雪も溶けていず、
観光客は少ないのです。その変わり、早朝は観光客よりはカメラマンが
とても多いです。





一通り金閣寺を見てからバスで「山越」まで。広沢の池の少し東に停留所があり下車。
そこからは歩きです。
珍しい一面雪の「広沢の池」。水を抜いているので雪もそのまま残っているものと思います。
池が凍り付いていて、氷の上に雪が積もったのかもしれません。
いずれにしてもこんな光景は非常に珍しいでょう。



正面の小高い山は「遍照寺山」。

次に嵯峨釈迦堂に行ってみました。雪はほんの少し。あるかかなきかです。
早咲きの梅が三分咲き程度。



次に目指したのは化野念仏寺と愛宕念仏寺。化野念仏寺は雪のため滑る恐れが
あるとのことで臨時の拝観停止。
愛宕念仏寺は開いていて拝観。参拝客が3.4人いました。

愛宕寺の一の鳥居と化野念仏寺。





愛宕念仏寺は東山七条警察署を立てるために明治になってから移転したお寺だったと思います。
たくさんの羅漢で有名なお寺です。
参拝者が彫ったという話が伝わっています。風化の激しいものもあります。











羅漢は実に多彩な表情をしています。
暗くもなったので歩いて阪急嵐山駅まで。ちょっとした心地よい疲れが残りました。