おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

180318 梅宮大社ほか

2018年03月22日 | 京都

180318 梅宮大社ほか

3月18日、ちょっと遅いかなと思いつつ、梅宮大社まで自転車を走らせる。

途中、四条梅津の細い水路沿いに寒桜を見つける。盛りである。

心持、ピンク色が強い桜だ。色具合だけなら河津桜と間違えそうだ。

次いでほど近い場所に咲いていた実桜も撮影。

今の時期は実にいろんな桜が見られる。

「梅宮大社」

やはり梅は少し遅かったようだ。それでも遅く咲く品種はまだまだ十分に見られる。

とはいえヤマブキ、河津桜、椿、その他の花もそこそこにあって楽しめはする。

梅宮大社に初めて行ったのは、もう何十年前になるのだろうか?

梅の頃しか行かないとはいえ、なじみのある社ではある。


「車折神社」

寒緋桜、河津桜、渓仙桜、コヒガンサクラ?などが盛りであった。

むろん梅も少しはある。この車折神社がバラ科の花を一番楽しめたと思う。

「三秀院」

天龍寺塔頭の小宇なのだが少しばかり珍しい樹があるので、よく行く方だ。

今回は「ハシバミ」の雌花を撮影することができた。

「天龍寺」

天龍寺は年間を通して一番良いのは4月中から5月一杯だと思う。桜の終わりかけの

ころになると、他の花たちも開花して賑やかである。

春というよりは初夏にかけてなのだが珍しい花が多く開花して、それを目当てに行く。

秋は紅葉である。

今はまだまだ魅力に乏しくて、写真も殆ど撮影していない。

ということで私の今年の観梅は終了なのだろう。もう梅の季節ではない。

この日の画像は下にあります。

180318梅宮大社ほか

 

 


二上山落日撮影の顛末

2018年03月21日 | その他

二上山落日撮影の顛末

二上山は大阪府と奈良県の府県界にある。

「中将姫伝説」で名高い当麻寺の北西にあたる。標高は雄岳で500メートル程度と、

高くはない。低山ではある。

 

いつの頃からか、この山に興味を持ってきた。おそらくは古代史書や万葉集などの

和歌集を読み漁っていた20代半ば頃からではなかろうか。

ことに壬申の乱前後の歴史、中でも大津皇子の悲劇や実の姉の大来皇女との関連を思う時、

二上山はある憧憬をも伴って私の中に立ち現れてくる。

 ◎ 百づたふ磐余の池に鳴く鴨を けふのみ見てや雲かくりなむ
                 (大津皇子 万葉集第二巻416番)

 ◎ うつそ身の人なる我や明日よりは 二上山をいろ背と吾が見む
                 (大来皇女 万葉集第二巻165番)

ともに絶唱ともいえる歌である。

歴史的なことや歌のことは擱くとしても、もう30年以上も前に見た月刊雑誌「歴史読本」の

表紙を飾っている二上山の夕景を私も見たいし、撮影することができたら良いなという

漠然とした思いがくすぶり続けてきた。

そこでこの春に撮影を試みた。いささかどころではなく、大変に遅いことではある。

春と秋の彼岸頃に雌岳と雄岳の間に夕日は沈むという情報を仕入れ、撮影地は

二上山が正面に見える「千股池」から撮影する。

ところがうまく撮れない。むつかしい。陽が強すぎる。明かるすぎる。空が焼けない。

そのために設定がとてもややこしい。明るすぎると太陽は拡散してしまって丸くは撮れない。

下の画像で1/6400秒の写真である。普通は1/1000秒そこそこできれいな夕陽が撮れる。

設定をいろいろと変えているうちに陽は沈むのが通例。うまく撮れないままに陽は沈んでしまう。

つまりは経験値が決定的に足りない。

同じ夕陽であっても簡単に撮れる場合もあれば、そうではない場合もあるということだ。

かくして、3/2、3/10、3/15日と三度の撮影を試みたが、結果としては雌岳と雄岳の間に沈む

夕陽撮影はできなかったし、うまくも撮れなかった。3/18日頃にもチャレンジと思いは

したのだが、結局は行くことをしなかった。できれば、この秋を期すことにしたい。

一連の画像は下に置いています。

二上山春の落日

180315 弘川寺と二上山

 


180314 二条城他

2018年03月18日 | 京都

18.03.14 二条城他

自宅→二条城→神泉苑→千本釈迦堂→北野天満宮→平野神社

画像のアップが追い付かない状況です。とはいえ数日程度の遅れです。

14日は上記の様に回り、15日は富田林市の弘河寺と奈良の二上山。

本日の18日は梅宮大社・車折神社・三秀院・天龍寺と回りました。

 

実は16年前から続けている中世文学のメールマガジンを発行しています。

現在の平均的な分量で言えばA4で8枚程度。頻度はだいたい2週間に一度。

この執筆と資料読み、校正などで一回当たり20時間から時には30時間かかります。

これは自分との約束なのでやりつづけますが、写真撮影をよくする春と秋は、

やることが多過ぎて、ブログにしても遅れがちになってしまいます。

まあ仕方がありません。ご了解願いあげます。


14日、まずは二条城まで。この施設の果たしてきた事々については紙幅も必要なことですし、

何よりも時間がかかりすぎるので割愛します。

不細工なことをしますが例によって画像のみ。

梅は盛りと言っていいのでしょう。でも早く咲く品種もあれば遅く咲く品種もありますから、

一言で盛りといっても実態を反映する言葉になっているのかとうか・・・

梅も無論良いのですが梅と同様に「ハシバミ」という植物に、関心を持っている私もいます。

この植物は今まで「ヤシャブシ」とばかり思っていたのですが、どうやら「ハシバミ」のようです。

でも「ヤシャブシ」なのかもしれません。植物の同定は素人には難しいものです。

二条城から神泉苑。ここも古くは有名な所で広い土地を有していましたが、現在は小宇です。

神泉苑→千本釈迦堂から北野天満宮。

天満宮の景観を見て、今年の梅ももう終ったな・・・という思いを強くしました。

梅園内には入らずに隣の平野神社。

古来から桜で有名な社です。早咲きの桜から遅くに咲く桜までたくさんの品種があります。

これはおそらくは毎月10日と定められている「桜祭り」の事を考慮してのものでしょう。

10日と決めたのは亀山院その人だったと記憶していますが、当時は当然の様にソメイヨシノは

ありません。桜の品種も極めて少ない時代です。

ですから10日で花盛りだったのかもしれませんが、では4月10日は毎年時期が変化するのに、

どうして固定したのか・・・?。謎です。

現在は桃桜「唐実桜のこと」や十月桜が咲いていました。

当日の画像は下にあります。よろしければ御高覧願います。

180314 二条城他

 

 

 

 

 

 


18.03.11/12 城南宮

2018年03月17日 | 京都

18.03.11/12 城南宮

梅の盛りの頃に城南宮の枝垂れ梅を見逃すという手はない。

当然のように今年も行ってみた。

11日は日曜日ということもあり多数の人がいて、ちょっとうんざり。

もちろん、ある程度人がいても十分なだけのキャバシティーが城南宮には

あるのだが、早々に退散して、正法寺にと向かう。

 

当日の撮影画像をパソコンに入れてみて、落下した花弁が水路で渦を

巻いている画像に納得できるものがなくて、翌12日、再び城南宮に自転車を走らせる。

まったくもってなんということだろう。

趣味で写真を撮っているだけなのに、そこまでこだわることもなかろうにと、

自身でもちょっとあきれてはいるのだが・・・まあ、良しとしたい。

例によって画像はOnedriveです。ご覧願います。

18.03.11/12 城南宮

 

 

 

 


180311 正法寺

2018年03月17日 | 京都

180311 正法寺

感じとしてはもう昔日のことになるが、11日の日曜日に

城南宮に行く。自転車で30分まではかからない。

城南宮を出てから、そのついでに大原野の正法寺に行く。

正法寺はもう10年ほど前からほぼ毎年行っている。

例の東北の大震災の日も正法寺で梅を見て、帰宅してから地震のことを知る。

今年も3月11日。あれから、もう7年。早いものである。

 

ここの梅園はそこそこに立派なものだともいえるが、いつの年も

殆ど私の貸し切り状態。交通の便も悪いし、宣伝もしてないしで、

ために人も少ないのだろう。近年は花数が少し少ない気もしている。

広くはない敷地に梅の木がびっしりと植えられているのが良くないのかもしれない。

それはともかく、梅の季節になれば、今後も毎年行きたいものである。

当日の画像はOnedriveにあります。

 180311 正法寺

 

 


180310 石光寺と二上山

2018年03月11日 | その他

180310 石光寺と二上山

懸案の二上山の夕陽撮影のことで、再度、葛城市に行ってチャレンジしてみた。

結果は惨憺たるもので、大失敗。何ということだろう。

まず第一に太陽はいまだに二上山の雄岳と雌岳の鞍部に沈まない。

前回に行ったのが3月2日。それから一週間以上立つというのに、沈む位置は

少ししか変わっていない。

昨年の秋は連日行って、一日で長い距離を進んでいたとばかりに記憶に

あったのだが、これはどういうわけなのだろう。春と秋では運行スピードが

ちがうのだろうか?。それとも私の記憶違いだろうか?

しかも、空が赤くならない。焼けないのである。明るいだけだから、ホワイトバランス

などいろいろいじってみたのだが、納得いくものがどうしても撮れない。

太陽の光が強くて、太陽も白くしかならない。うーん。困ったことである。

 

ともあれ、虚仮の一念でまた行ってみることにしたい。次は16日を予定して

いるのだが、うまく撮る技術は今の私にはないだろうと思う。

 

今回も石光寺。良いお寺ではあるのだが、次には他の所に行ってから、

夕陽撮影にと考えている。

画像はすべて石光寺のもの。画像レタッチソフトのJTrimがどうしたわけか

使えなくなったので、早急に代替ソフトを探したい。

特にテキスト入力に優れているソフトを、ご存知の方は教えていただけないだろうか・・・。

この日の画像は少しだけですが下に置いています。

180310 石光寺と二上山

ここの画像は、梅にメジロ、ネコヤナギ、キブシ、ゲンゲ、コダチニンドウの順です。

 

 

 

 

 


180307 イヌノフグリを求めて

2018年03月08日 | 京都

180307 イヌノフグリを求めて

椿寺→京大→吉田神社→長徳寺→御苑

まずは「椿寺地蔵院」に行ってみる。しかし残念ながら「五色の散り椿」は蕾。

3/27日に行った奈良の百毫寺でも五色椿は蕾がわずかについた程度だったので、

ここでも開花はまだまだだと思ってはいたのだが、案の定である。

蕾は撮影せずに、天満宮にも寄らないで京大に向かう。

天満宮前からバスで百万遍まで。京大にある「イヌノフグリ」を求めてである。

このところは毎年の年中行事にもなっている。

行っては見たが、いつもの年に撮影する場所には見つからない。なにしろ絶滅が危惧されている植物だ。

さんざん探し歩いて、やっと二株発見。今年もみつかったことに安堵する。花も開花している。

3ミリほどの、ピンク色がまばらにある小さな花。注意して探さないと見つけにくい。

繁殖力も弱いうえに花数も少ない。鳥媒・風媒ということもないらしく、もっぱらアリが

媒体になっているとも聞く。ほかの外来雑草に圧されて、この花は遠からず絶滅しても不思議ではない。

昨年だったかに「ゴマノハグサ科」から「オオバコ科」に変わっている。

ついでに、これも開花したばかりのフラサバソウやオオイヌノフグリ、他の花も少し撮影。

京大から「吉田神社」それから「長徳寺」。

吉田神社も節分の日はどこからこんなに蝟集するのかと思うほどに人が多く、立錐の余地も

ないのだが、何か事でないと閑散としている。

 

長徳寺のオカメ桜もみたかったのだが数日早く、開花には、もう少し待たなくてはならない。

出町の長徳寺からは御苑。梅がほぼ見頃である。梅の画像も殆どが御苑でのもの。

御苑内、九条池のアオサギ。哲学者的風貌。

 下はこの日のOneDriveです。

180307 イヌノフグリ・御苑他

梅の花などの一部にテキストを入れていません。梅はほぼ御苑で撮影したもの。

さて、次に御苑に行くとしたら桜と花桃の開花した頃です。四月の初めころでしょう。

これからの爛漫の春に向かって早急に計画も立てたいものです。楽しみなことです。

 

 

 


 

 

 


180306 春を求めて淀と伏見界隈

2018年03月07日 | 京都

180306 淀と伏見

毎年飽きもせずに恒例の行事になってはいるのだが、今年もまた、

淀緑地の河津桜、宇治川派流などに行ってみた。

昨年に行ったのは記録を見ると2月26日。

今年は3月6日で昨年と同じような光景であり、咲き具合であった。

それだけ今年は遅いということだろう。

ーー淀緑地ーー

京阪淀駅からまっすぐに西に歩いて突き当たった場所あたりは

3分から4分咲き程度。水路の橋から下流はまだまだ蕾。

横道を入った超早咲き河津桜が満開。落花盛んである。


今月半ばころから20日にかけて全体が咲くだろう。でもまた行くかどうかは未定。

淀から「中書島」に下車して「宇治川派流」。

ーー宇治川派流ーー

ここは、ほんの少しの春の足音。アオヤギの花芽もまだまだしっかりとしたものになっていない。

例によってヤドリギは異様な勢力、異様な雰囲気。一本の樹丸ごとのヤドリギは、

いつ見ても、ちょっと気負わされるような迫力がある。

宇治川派流から黄桜酒造のカッパを見てから大手前通りを通って「御香宮神社」。

ーー御香宮神社ーー

もちろんこの神社は花の社でもなく、庭園もないので花を目的に行ったわけではない。

ただし、ここには巨大なソテツがある。次に行く乃木神社にもソテツはあるが、

乃木神社のよりも大きい。

この社もそれなりの歴史を秘めてはいるのだが、由緒などについては割愛する。

御香宮神社から歩いて15分ほどの乃木神社にと向かう。

ーー乃木神社ーー

言うまでもなく乃木希典という個人を祀っている神社。日露戦争の秘話というよりも、

明治天皇に殉じたことが創建の直接の契機なのだろう。

花は梅が数本、蝋梅が1本。草花は見かけない。


ーーJR桃山駅ーー

駅構内に寒桜の樹がある。まだまだ老木というほどではない。気の勢いも良くて、

たくさんの花をつける。ちよっと変った樹で、桜は桜なのだけど正確には

何桜かわからない。私が勝手に寒桜と思っているだけのことだ。

ともあれ、この桜を見るようになって10年近くにはなる。

それだけなじみのある桜といえる。

ちょっと時間に追われていて、このコメントも簡潔なままに終えることにしたい。

OneDriveに出している画像にも花名などのテキストを入れる時間がない。

時間を作って入れたいとは思うが、まだまだ先の話。

この日の画像はOneDriveに出しています。よろしければどうぞ。

180306淀と伏見






180302 二上山と石光寺

2018年03月04日 | その他

2018.03.02 二上山と石光寺

JR桂川駅→京都駅→近鉄京都駅→橿原神宮前駅(乗り換え)→当麻寺駅(下車)

当麻寺駅から徒歩で「ふたかみパーク当麻」→傘堂→二上山雌岳→雄岳→下山

→傘堂→石光寺→千股池→当麻寺駅→桂川駅→帰宅

 

過日といっても一昨日のことなのだが、奈良の二上山と石光寺を訪ねてみた。

一番の目的は二上山の雄岳と雌岳の間に入る夕陽撮影。

もう何年も前から狙っているというのに、そして何度かチャレンジしたというのに、

未だに果たせていない。

それも無理もない。というのは雄岳と雌岳の鞍部に夕日が沈むのは年間で2日、もしくは

4日程度だからだ。太陽の運行状況は常に変化するので厳密に言えば、一年に一日も

ない日もあるのかもしれない。

その数少ないチャンスに雲天や雨天で太陽が見えない日もあるだろう。

それに何月何日に希望通りの位置に、太陽が沈むことがわかっていない。

両彼岸の頃とはわかっていても、具体的なことは皆目わからない。

「日の出・日の入り」のアプリもインしてはいるのだが、この日、3月2日の日の入り

17時55分とあり、実際の日の入り時間である17時25分とは30分の誤差がある。

アプリではものの見事に鞍部に日は沈んではいたが、それも実際とはずれている。

これは二上山の標高による誤差であり、平地であれば18時前の日の入りなのだろう。

このような誤差もあるのでアプリ情報も正確ではないともいえる。

しかも見る位置によっても随分と違うものだ。京都からはもちろん見えないし、

大阪からも見えない。大阪からは朝日である。同じ奈良でも百毫寺あたりと、

あるいは阿倍文殊院あたりから見た日の入りの場所は異なるものだ。

 

結果論として言えば、この日も大失敗。太陽は雌岳の南に、あっという間に沈んでしまった。

仕方ないので、今週の天気の良い日をみて、改めて行くことにしたい。

さて、どうなることだろう。

 

うまく写真が撮れないことも大きな問題だ。

太陽はすぐに沈んでしまうので、あれこれと設定替えをしないで、

あらかじめ設定しておくことが必要だ。ところが春と秋では太陽の光の強さも

違うし、天気によっても設定を変えなくてはならないし・・・以前に他の場所で

うまく撮れた設定が役立たない。

この設定のことは、なかなか厄介で、難しい。

今の所は必ずうまく撮れるという方法・設定を知らない。研究したい。

 

さて、二上山。

時間もあることだし・・・で、思い切って登山をしてきた。

1月2月は身体を甘やかしてきたので、いきなりの登山では身体が言うことを聞いてくれるか、

試験的な考えも密かにあった。結果としては杞憂だった。

登って降りてくるまでの標準時間が3時間とあったが、2時間40分程で下山できた。

道は途中から勾配のきつい山道。小刻みな歩幅で時間をかけて無理をせずに上る。

下りは、さほどの時間もかからない。登りは1時間40分、下りは1時間まではかかっていない。

ともかく年齢と運動不足直後ということを考えたら及第だろう。

下山後には30年以上ぶりに石光寺を訪ねてみた。

以前に行ったときは寒牡丹が盛りだった。他に大した記憶はないのだが、確かに私の

若い頃の一瞬が象嵌された場所。妙な懐かしさもある。

石光寺には春が来ていた。むろん冬と春は微妙に均衡を保ちつつ混交してあったのだが、

春の魁の匂いを満喫できた思いだ。今週のうちにも、また訪ねることにしたい。

この日の画像は例によってOnedriveに入れています。

興味のある方はご覧願います。スライドショウ再生がお勧めです。

180302二上山と石光寺 

 

 

 

 

 

 

 


180227 奈良行脚

2018年03月01日 | その他

180227 奈良行脚

素晴らしい天気の一日、久しぶりに奈良に向かう。

カメラ同好会の皆さん方のお供をして、よちよちと付いて行ったのだが、

天気が良いということは、気持ちもなんだかよくなるから不思議だ。

奈良は大昔から良く行っている町だ。若いころは京都の自宅から

自転車で10回ほどは往復している。博物館や美術館、奈良公園付近の散策が

多かったように思う。初めて吉野山に登ったのも、自転車での奈良周遊の

途次であった。


それはさておき、奈良公園浮御堂の近くの梅林での撮影会。

梅の花は少なかったのだが、これは仕方がない。人知でどうなるものでもない。

撮影会の流れで万葉植物園に行くも花が咲いていないということで、

素通りして春日大社。

さすがに藤原氏のことを思う。植物の「フジ」や、鹿は藤原氏に関係するもの

である。シカは「神使=しんし」という。ゆえにシカは今でも大切にされている。

斜めに立ちあがっているこの木はなんとか写真になりそうである。

他の写真は削除するために撮影したようなもの。そのことはとても大切なことだ。

たくさんの失敗写真を撮れば、そのことが重要な意味を持つようにも思う。


団体行動をしなくてはならないのだけど、私一人で春日大社から新薬師寺、

そして百毫寺に向かう。かつて知ったる道で迷うこともないのだが、

おそらくは3年ぶりくらいだろう。百毫寺の五色椿はまだまだで、それも残念。

枚数は少ないのですが当日の画像です。

180227奈良

重要な目的があって当麻に行く予定だったのだが、百毫寺から太陽の位置を見ると、

二上山のはるか北に落日することを確信する。二上山の雄岳と雌岳の間、

鞍部に落日するのを撮影したいと何年も前から思ってはいるのだが、

未だに果たせていない。なにしろ厳密に言えば一年で二日しかチャンスがなく、

京都にいてはその日がわからない。だいたいは両彼岸の頃なのだけど、太陽の運行は

毎年変化しており、何月何日という確定したことがわからない。

スマホに「日の入り」のアプリをインしたのだが、これがどうにも当てに

ならない気がする。天気が良くない日も当然に撮れない。

かくして今月は3~5回の奈良行きになりそうだ。

望む写真が撮れれば言うことはないのだが、まあ、運に任せることにしょう。