おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

190526洛西ニュータウン他

2019年05月31日 | 京都

190526洛西ニュータウン他

西京区の西の盆地に広がるニュータウンには、自宅からも近いので、しばしば行く方だ。

私が京都に居を移した初め頃は、まだまだ開発されていない場所だった。

東海道新幹線建設のための土砂を採集するために小高い丘などを崩したりしたと

いうが、すでに記憶は曖昧模糊としている。

ともあれニュータウン建設のために更地にしていた土地で、日曜日には

会社の人たちとしばしば草野球をしていた。

以後、タウンが建設されたのだが、今ではすでにオールドタウンともいえる。

 

5月26日、タウン内の街路樹の並木を中心に見て回る。

サワグルミがちょうど花を付けてはいるが、人目を引くような花ではないので、

人気はないのかもしれない。

トチノキは詳しくはセイヨウトチノキだとは思うが、すでに花は過ぎていた。

実ができても食品に加工する人は絶無なのだろう。

ユリノキは盛りを過ぎてはいたが、まだまだたくさんの花が残っている。

高木になり高い位置に花をつける傾向の植物なのだが、まれに手を伸ばせば

花に届く低い位置に咲いているのもある。

ハクサンボク・ホウ・エゴノキ・ヒトツバタゴなどはすでに花は終わった。

画像は上からブラシノキ・キショウブ・スイレン・ユリノキ。

ニュータウンから天鏡院その他をみて回る。

この季節の花や実に触れるのも一興である。時には八重ドクダミのように

珍しい花にも出会える。

画像は上からナツグミの実・ジューンベリー・八重ドクダミ・ウメモドキ。

この時の画像は下にあります。

190526洛西ニュータウンほか

 

 


190522生地・大歩危ほか

2019年05月28日 | その他

190522生地・大歩危ほか

 

予想だにしていなかった展開で急遽、生地の愛媛県に帰省することにした。

西宇和・三崎半島にある寒村が我が生地である。

昭和30年過ぎから過疎化が始まり、現在の人口数は当時の5分の1程度と聞く。

現在人口は300人程度ではなかろうか?

戦後すぐの日本の人口が7000万人程度だったと思う。その人数が急激に膨張する

過程で、徐々に人口が減少した地域もあるということだが、私の生地もその一つだ。

 

それはそれとして、7か月ぶりの帰省。係累もすでに一人もいなくなり、帰省する

頻度も少なくなった。それにも関わらず、やはり生地というものは、私そのものが

象嵌されている場所でもあり、生地のどこを見たり歩いたりしても、過去の私が

現在の私にまつわりついてくるような錯覚さえ覚える。良い悪いなどでは語れない場所だ。

ごくごく短い時間の滞在。すでに住むべき家とてないのが現実であり、いろんな思いを

残しながら短時間で生地を後にする。花はママコノシリヌグイ。群生していた。

 

次に向かったのは徳島県三好市大歩危。渓谷美で有名な所である。

若い頃から一度は行きたかったが、不思議とこれまでに行く機会がなかった。

大歩危駅の少し手前の善通寺は歩き回ったこともあり、金毘羅宮の奥宮までも登って

いるので、その時に行けば良かったという思いを抱えていた。

広範囲にわたっての観光は歩いたりバスでは無理なので、祖谷渓タクシーさんの

お世話になる。これが良かった。短時間のうちに名所をほぼ見て回った。

それにしても、現在の秘境とも言うらしい厳しい環境の中で生活してきて、

長い歴史を紡いできた人々に対しては、ただそれだけで崇敬の念を覚えたりする。

24日の昼、大歩危に別れを告げて、JRを乗り継いで京都府の北部。

久しぶりに係累と逢って、久闊を叙しあう。それにしても老いたものだと、互いを思う。

この短い旅の画像は下にあります。良い写真は撮れていないのですが、よろしければどうぞ。

私は人様のお顔の写っている写真は出さない主義ですから、人物画像は出していません。

190522生地・大歩危ほか

 


190519植物園

2019年05月21日 | 京都

190519植物園

 

5月19日、季節は初夏の中日、旧暦は4月15日になる。満月の日である。

このところは初夏の良い気候が続いている。天気も良く、とりたてての

用事もないことだしで、植物園に行ってきた。

京都の植物園は毎年10回から15回は行く。今年はこれで6回目である。

奈良の万葉植物園や宇治の植物園にも時折は行くので、植物園には結構行く方である。

京都植物園は先回は4月21日。冬季の冬枯れの場合は別として、ほぼいつも

たくさんの花を見ることができるのはうれしい。

 

私は草本の園芸種はあまり好きではないのだが、木本の珍しい花や

草本の自生種を
見るのはことにうれしい。

今回もオオバオオヤマレンゲやルリニワセキショウほか、私の興味を引く

花がそれなりに見られて、まずまず満足な一日になった。

バラ園のバラも花盛りでたくさんの人でにぎわってはいたが、ああいう園芸種は

いくらきれいでも、それほどに私の興味をひかない。よってバラの花の写真は一枚もない。

その点、シャクヤクも同様なのだが、シャクヤクの場合はなぜか複数枚を撮影。

私にしては珍しいことである。

次にはおそらくは来月に行くはずだが、梅雨時に咲く花たちが楽しみではある。

この日の画像はワンドライブに入れておきました。花ばかりの写真ですが、

興味がありましたら御覧願います。

花名テキストは入れておきましたが科名は省略しました。

190519植物園

 

 

 


190514愛宕念仏寺ほか

2019年05月18日 | 19年桜紀行

190514愛宕念仏寺ほか

全国愛宕神社の総本社である愛宕山の登り口である清滝の手前に

愛宕念仏寺がある。「愛宕」はこの場合は「おたぎ」と読む。

はるか昔に京都には紀伊郡や愛宕郡があった。愛宕郡の場合は「おたぎ」と読み、

八坂や加茂などの京都盆地の東北部分を占める郡名であった。

 

愛宕念仏寺も大正時代末期までは東山区弓矢町にあり松原通りに面していた。

大正の末に松原警察署の建立に寺地をさいて寺領が乏しくなり、それが原因で

現在地に移転したという。愛宕念仏寺の寺名はもともとからの寺名であり、

東山から移転した今も変わらない。ゆえに「愛宕」は「おたぎ」と読むという。

 

小さな境内には苔むした羅漢が林立している。なんでも信者や参拝者が作ったと

いう記述をどこかで散見した記憶がある。

ついでに言うなら、すぐそばの清滝トンネルも鉄道のトンネルであった。

今では、あすこに汽車が走っていたなどとは想像もできないだろうけど、

愛宕山は避暑地やスキー場もあって、歓楽地ともいえる所であった。

清滝からは山頂近くまでケーブルがあり、下駄履きでも山頂まで行けたそうである。

汽車が走り出したのは愛宕念仏寺が移転してからほどなくであり、あのあたりの環境も

現在とは大きく異なっていただろうと思う。

 

それはさておき、愛宕念仏寺には撮影会として行った。

これまでには一人でもよく行く所でもあると言える。50歳ころには愛宕山登山も

よくしていたので、その帰りに立ち寄ることも多かった。

今回はムラサキ科の「ミズタビラコ」の群生があって非常に驚いた。新発見である。

私にとっては衝撃的な発見であった。それだけで今の季節に行っただけの価値はある。

下は愛宕念仏寺での撮影。

昼頃からは会員の方々と別れて他の花を見に行く。

オオバオオヤマレンゲやヤマシャクヤクもできたら見たいものだとは思っていたのだが、

先にギンリョウソウを見に行く。

なんとか見ることはできたが、花は咲いたら朽ちるものだ。以前に見た形状のままに

残っているわけではない。今回はわずかに二株のみ残ってはいたが・・・

この日の画像は下にあります。よろしければ御覧願います。

190514嵯峨

 

 

 


190512長岡洛西

2019年05月16日 | 京都

190512長岡洛西

立夏から一週間ほど過ぎた。西山丘陵に見える竹の子栽培農家のたくさん竹も
「竹の秋」となり、黄色くなった葉を新しい緑の葉に変えつつある。
他の樹木の新緑がみずみずしい。

5月12日、この日くらいになればボタンで有名となった乙訓寺の
ボタンもすでに無いとは思いつつ、自宅から自転車を走らせる。

まず初めに向日神社。昔はちょっとは有名な神社だったようだ。
古い文献で読んだような気もする。
15歳から数年間は、この神社の南側すぐの場所に住んでいたので、懐かしくもある。
ちょうど祭礼のようで、神輿が出ている。ただし子供神輿のたぐい。
向日神社から乙訓寺に自転車を走らせる。

やんぬるかな、予想していたように乙訓寺にはボタンの花は一株だに無い。
自然に枯れ葉てるまで残しているのではなくて、処分したということだろう。

乙訓寺の次に光明寺。向日神社・乙訓寺・光明寺は若い頃の遊び場でも
あった。ゆえに私なりの愛着もある。
光明寺も今の季節には見るべきものがない。モミジ・カエデが碧の色を深めつつある。
その中で今から紅葉しかけている木や、いつも紅葉している木も散見できる。

光明寺から洛西ニュータウン。

街路樹の「ユリノキ」「トチノキ」などを見るのが目的でもある。
ホウ・ヒトツバタゴ・ハクウンボクなどもありそれも楽しみだ。

行ってみるとユリノキは花盛り・トチノキもほぼ見ごろ。ヒトツバタゴは終わりかけ。
ヒトツバタゴは月初めに見てもいるので心残りはない。

ニセアカシアも白い実を付けている。この実は美味らしい。天ぷらが良いとの話。
ホウの木は花は極端に少なく、高木の上の方にある。でも何とか撮影。
ホウの木の花を、こんなにダイレクトに撮ったのは初めてのことである。

下のオオイヌノフグリに似た花は「大蛇が池公園」でのカワヂシャ。

 この日の画像は下に置いています。御覧願います。
5月3日のヒトツバタゴを入れている「近場の花」もリンクに加えました。

190512長岡洛西

 


190507鶴見緑地ほか

2019年05月11日 | 19年桜紀行

190507鶴見緑地公園ほか

5月07日、薫風そよぐ初夏の一日、思い立って鶴見緑地に行ってきた。

ところが、これが大失敗。失敗というのは、最も楽しみにしている

「咲くやこの花館」が、なんと休館日。調べていなかった私が悪い。

これまではきちんと下調べをしてから行っていたというのに・・・教訓としたい。

 

当然に「咲くやこの花館」には入れないので、目的を半分は喪失したままに、

園内をゆっくりと見て回る。

 

この公園に初めて来たのは、かれこれ10年ほど前になる。それから6.7回は

来ているはずだ。でも園内は広くて、一度も歩いていない場所もある。

それはさておき、風車のある広場ではネモフィラーが敷き詰められ、

バラ園ではとりどりの種類のバラもほぼ満開。それなりに楽しめはするのだが、

他の植物園でバラなどは撮影する気力が起きなくて、それはここでも同様。

園芸種はそれなりに美しく咲き誇ってはいても、私の興味は弱い。

それでバラは一枚も撮影せずである。

植物を見ての感動や眼福というのは、私の場合は未知の自生種にあるようだ。

でもどこでその色分け・線引きをするのかは難しい。いきおい、説明もできにくい。

 

15時には園を辞したので大阪港にでも行こうかとは思ったが、日の入りアプリで

調べると夕陽も大阪港には沈まない。結局はどこにも行かずに早々と帰宅。

次にはきちんと調べて、近いうちに「咲くやこの花館」に行くことにしたい。

画像は下にあります。鶴見緑地での撮影枚数が少ないです。

それで他のも出します。よろしければ御覧願います。

190507鶴見緑地ほか

 


190502宇治

2019年05月06日 | 京都

190502宇治

季節も変わり目近くの初夏に近い5月2日、宇治に行ってきた。

目当ては平等院のフジ。開門に間に合うようにと6時起床、7時前出発。

それなのに平等院着は8時30分を少し回った。すでに多くの人が庭内に

入っている。多くの人の後塵を拝することになったが、それも仕方ない。

フジはと言えばまずまずである。見方によっては立派でもある。文句はない。

ひとしきり撮影。結果をみたら、フジにはまずまず納得するしかないだろう。

フジは藤原氏の花。なんというのか、ヘソマガリとでもいうのか、ヒネクレモノ

とでもいうのか、そんな樹形だが花は良い。

 

平等院を辞してから朝霧橋を渡って恵心院。朝日山恵心院という。

「天野原朝日山より出づればや 月の光の昼にまがへる」
                 (山家集)

往生要集を著した恵心僧都源信のお寺。宇治に行った時にはほぼ毎回

ここに寄ることにしている。今回は1か月半ぶりである。

小宇だが見ごたえのある植物を植栽していて、行かないままであるのは

もったいない。恵心院からは放生院。


さて、時間もあることだしで、植物公園。駅前からバス。

植物公園も1か月半ぶりである。たくさんの花たちが出迎えてくれたという

わけではなくて、端境期に当たるのか、少しく花は少ない。

それでもまあ、納得のいく園内であった。

次は7月の下旬ころにと思う。その頃になればまた違った花も出迎えて

くれるだろう。

画像の上3枚は植物公園。ナナカマド・スモークツリー・トキワネムノキの順。

アゲハチョウは恵心院。下二枚は平等院。

当日の画像は下にあります。御覧願います。

190502宇治

 

 


190428奈良

2019年05月05日 | その他

190428奈良

 

今年5回目の奈良である。内訳は若草山の山焼き・お水取り・当麻方面2度。

そして今回である。

今回は近鉄奈良駅から猿沢の池。奈良町を少し散策して浮御堂・飛飛野。

八重桜もほぼ終わっている。もう新緑の季節と言ってよい。

今回の主目的は万葉植物園のフジ。この植物園にも何回となく入っているのだが、

不思議とフジの盛りの頃に入ったことがない。

なかなか良い時に入ったと思う。もう少し遅ければ万葉集に詠まれた花たちも、

多くの種類が咲くだろうと思う。でもそれでは藤が見られない。痛しかゆしである。

写真は当日に撮影したもの。

ワンドライブには下に置いています。よろしければ御覧願います。

190428奈良