いくぶんか新規感染者が減りつつあるとはいえ、コロナ終息には遠い現況だ。
この感染症の性質からして、予断を許せないことは私たちは十分に学習している。
それで私もこの1か月半近くバス・電車などの公共交通機関は全く
利用していない。無論、車の免許もなく、所有もしていない。
それで、ひたすらに独居。引きこもりが長い。
ただ、自転車には乗る。乗ったところで長い距離を走るわけではない。
1~3キロという程度の往復が、この1か月半ほどの行動であった。
人恋しいとか、話好きというわけでもなく、孤独には十分に慣れてはいるのだが、
それでも季節の移り変わり、その変遷を実際に眼で見てみたいという、
Corona禍の渦中では良くはない望みを持ったりする。
昨日の30日、思い切って天龍寺まで自転車を走らせる。
拙宅から往復で12キロほどだろうか?
天龍寺は花を多く植栽しているので、コロナ禍以前でも年間に
3.4度は行っている。
今回は植物園が休園なので天龍寺行きと相なったのだが、やはり
一か月半というのは季節が思いきり進んでいることを感じる。
花を見て季節を感じるということなのだが、すでに春の花はない。
エアーポケットに入り込んでしまったような感すらする。
ともあれ、出迎えてくれる夏の花を見る。
欲求不満みたいな感覚が、わずかであれ癒される感じもする。
失われた1か月半が、わずかでも戻ってきたようにも感じる。
写真は天龍寺までの道すがら撮影したものも多いです。
画像は少ないのですが、ご覧願えればうれしく思います。
例によって一番上から入ってください。