おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

190427松尾大社から天龍寺

2019年04月29日 | 京都

190427松尾大社から天龍寺

 

桜が終わってしまったので桜を見たいという意識はもちろんないのだが、

27日にふらっと西の山辺の浄住寺→松尾大社→天龍寺と

自転車で回ってみる。

浄住寺は小宇だが35年ほど前からこの方、紅葉の頃には必ずと言って

良いほどに行くお寺であった。15年ほど前になるのか本堂の前にあった

モミジの巨木を伐採してからは紅葉もそれほど魅力のないお寺に

なったのだが、一昨年だったか紅葉のお寺としてポスターもできていた。

紅葉があるなしにかかわらず年間に数回は訪れるお寺ではある。

藤原氏の流れをくむ葉室氏の菩提寺でもあるからだ。ただし私と

葉室氏はなんら関係はない。

ここには四角竹がある。孟宗竹のように太い竹ではないし、また人為的に

四角にしているわけではない。細い真竹?で、四角であることも触ってみないと

分かりにくい。

浄住寺から松尾大社。古刹である。ヤマブキの花で有名なのだが、もう終盤の感じだ。

上の写真のように「カギカズラ」もある。なんでも松尾大社が自生地の北限のようである。

この植物は京都植物園にもあるが、それは自生というよりは植栽されたものだろうから、

松尾大社を北限とするのだろう。


松尾大社から天龍寺の塔頭の「三秀院」それから天龍寺の回遊式庭園に入る。

いくつかの花は見ごろではあったが、端境期とでもいうのか、ちょっと寂しい

気もした。各種のシャクナゲが花盛りではあった。

以後は陽も陰ってきたことだし、天龍寺北門から出て亀山を通ってから天龍寺の

駐輪場に置いていた自転車で帰宅。帰着は17時半。まずまずの一日だと言えるだろう。

この日の画像は下にあります。意に反して今回はピンボケ画像も多いのですが、
よろしければ御覧願います。

190427松尾寺から天龍寺


 

 

 

 


190421 朱雀の庭と植物園

2019年04月27日 | 京都

190421 朱雀の庭と植物園

もう昔日のことになるのだが、21日に朱雀の庭と植物園に行ってきた。

梅小路公園・朱雀の庭で「春の山野草展」が開催されていたので、

まず初めに朱雀の庭。まずまずの展観ではあるのだが、今回は

目新しいものが少なかった。だが残念というのではなくて、何回見ても

喜びを感じることができる。

私はやはり人為的に作り出された園芸品種よりも山野に自生している

植物が好きなようである。

もちろん山野草を育てるということは人の手が入っているということに

他ならないのだが、創り出すことよりも育て上げることに主眼のある

山野草展が好きである。ごくごく自然であることが大切だと思う。

下は朱雀の庭での撮影。

朱雀の庭から植物園に移動。さすがに見ごろの春の花たちが多い。堪能する。

見て回ること、撮影できることは私には至福のひと時であることは確かだと思う。

ただ画像の良くないのも多い。大きさが花の径5ミリ前後のものはもともととても撮りにくい。

その上に視力が弱くてカメラの小さな液晶画面ではちゃんと撮影できたのかどうか確認

できにくい。加えて、被写体ぶれ、手ぶれもあればボケ画像量産ということになる。

撮影は私の花のホームページに出すためもあり、できるだけ花の持つ特徴を表すように

図鑑風な撮影を心がけています。

当日の画像は下にあります。よろしければ御覧願います。

190421 朱雀の庭と植物園

 

 


2019年桜紀行 02

2019年04月17日 | 19年桜紀行

2019年桜紀行02  

2019年、この年の桜は終わった。

平安時代から「花」とは桜の代名詞なのだが、本当に花の命は短い。

「花」のうちに八重咲き品種や四季桜・10月桜なども含めれば別だが、

山桜、そして染井吉野に限って言えば晩春の一時期、開花から散り果てるまでは

二週間ほどしかない。一本の木に限って言えば、さらに少ない期間である。

 

この短い期間に「花」に浮かれて、私が狂奔するようになったのは、

仕事を辞して時間を自由に使えるようになった10年ほど前からである。

「年年歳歳花相似たり・・・」ではあるのだが、当然のように歳歳年年私は

変わっていて、にも拘わらず桜の追っかけを続けてきた。

桜には人を酔わせ、狂わせるものがある。酔いの果てに、狂いの果てに見るものは何か?

おそらくは、それを知りたくて長い年数を桜に執着したのだろう・・・・?

今になってもむろん、まだ何も見えない。


過日発表した19年桜紀行01に引き続き今回は02です。

4/6 東寺・円山公園

4/7 綴喜郡井手町

4/9 神戸の王子動物園・夙川堤

4/11 京都植物園・哲学の道

4/12 哲学の道・平安神宮

4/15 仁和寺・法金剛院・大覚寺・嵐山

 

今年もまずまず昨年並みに桜を見た気もしてはいるが、

なんだか昨年までの高揚感は少し変容しているような気もする。

何かしらの答えを発見するために来年もまた桜行脚を続けるのでは

なかろうか?。続けられることは幸せの一つであると感じる私もおりはする。

行った場所の各々のコメントは控えます。すればよいのですが、他に急いで

するべきこともあり、やむなく割愛します。

ちょつと画像の粗さがあるように感じます。乞う、ご容赦。

今回は今年の桜紀行の統一編としてワンドライブに入れている分をリンクします。

よろしければ御覧願います。

19年桜紀行統一編

 

 

 

 

 


2019年桜紀行 01

2019年04月08日 | 19年桜紀行

 

今年の桜もこの日4月8日ともなれば多くの所で最盛期は過ぎたことだろう。

桜狂いを自認する私は、おそらく、この10年ほどはできるだけ機会を作って、

さまざまな場所に桜を見に行ってきた。

今年もまた例年の習いのように桜に関心のない人から見たら「狂奔」と評されるほどに、

桜行脚をやってきた。とはいえ高齢になれば、さすがに体力も気力も弱ってきた

ように自覚する。それでも今年はこれまでに以下に記す所で桜を見た。

 3/26 御苑

3/31 平野神社 ほか

4/2 醍醐寺・頂法寺

4/5 姫路城

4/5 大原野

4/5 桂川

4/6 東寺・円山公園

4/7 井手町

写真整理も追いつかないし、このブログで各々の場所での感想を詳述する

だけの時間のゆとりもない。

そこで「19年桜紀行」としてワンドライブにやっと入れた分だけを一括して

リンクすることにします。

まだ整理が終わっていない分と、今後に行く場所の分は一週間ほど後?にでも

出すことにします。

画像整理はいい加減なものですが、見ていただければうれしく思います。

4/4日の「新舞子浜」の分には桜画像がありませんがリンクします。

植物画像にも植物名テキストを入れていませんが、ご了承願います。

2019年桜紀行 01

 

 

 


190331平野神社ほか

2019年04月02日 | 19年桜紀行

190331平野神社ほか

 

今年の私の桜行脚はどうなるのか・・・という思いを持ちながら、

3月の晦日の31日に椿寺→平野神社→佐野氏造園→嵐山と回ってみる。


椿寺には五色の椿があって時々は見に行く。一本の木に五種類の椿が

咲くので、そのように言われているのだろう。

この椿寺は「五色椿」というよりは「散り椿」として名高い。

宇治には「橋寺放生院」、奈良には「百毫寺」に五色椿があるのだが、ここの椿が

一番見応えがあるのかもしれない。ただし、上記の二寺にしても椿の最盛期を

私が知らないだけで、盛りの頃は本当に素晴らしいものだろう。

椿寺からそれほど遠くない所にある平野神社まで歩く。

昨年9月の台風には大変な実害を被むったのだが、桜の樹はそれほどの被害はなかったようだ。

昨年9月の台風の後で二回は平野神社に参詣している。桜が例年とほぼ変わらずに

花をつけていることに安堵する。妙にうれしい。

今は10月桜も最盛期近くになり、河津桜も今の時期にも咲いている。

ひと時にたくさんの種類の桜が楽しめるのは、いつもの年と変わりない。

平野神社から歩いて金閣寺バス停まで行き、バス乗車。山越下車して佐野さん宅の桜を見る。

以後、広沢の池のたたずまいを横目に見て嵐山まで。途中で天龍寺塔頭の三秀院。

小宇だが見慣れない花も植栽していて、機会があるごとに寄せてもらっている。

最後に嵐山。実はこの日の一番の目的は嵐山の「ギンリョウソウ」を見ることだった。

ところがなんとしたことか、探し回ってもギンリョウソウが発見できない。

昨年の台風もあったので、その関係か、あるいは、うかがい知れない原因があるのだろう。

あんまり考えたくはないのだが、ひょっとしたら盗掘かもしれないとも思う。

野に貴重な、珍しい花が咲いていれば業者が根こそぎ盗って行くとも聞いてはいるし、

モラルも何もない、そんな部類の人たちに目をつけられたら、姿が見えないのも

当然ともいえよう。なんとか来春には見たいものである。

この日の画像は下にあります。花の蕊にピントの来ていないのも多くあって、

出すのは少しためらう気もありはするのですが、よろしければ御覧願います。

190331平野神社ほか