おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

五月の風

2011年05月25日 | 歌稿
五月の風

今回は本当に言葉が立ち上がらず、テーマも発想も思いつかず
困ってしまいました。そこで以前に書きなぐっていたものの中から選びました。
ひょっとしたらですが以前に出したのがあるかもしれません。
ないとは思いますが・・・。

画像も少し。カタバミ、ニゲラ、夏グミです。

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五月の風

01 籠もりいて今日も見ておりパソコンの中に広がる時のうねりを

02 四月尽夏も来るらし白妙の池のさ波も風に織られて

03 さ緑の明るき五月我が内に風は薫るか熾火のあたり

04 ツツジ花赤赤赤と盛りさかる我がくすみ火の赤より強く

05 桜散り緑の風は吹きわたるきなくさき風世には満てども

06 窓際のベッドに座してあたたかき五月陽を浴み君は輝く

07 車椅子押して親子の道行きに輪廻の風はやはらかに吹く

08 気持ちよきほどに伸びゆく今年竹苦悩も挫折も知らなきままに

09 新しき枝葉に雪を積もらせてなんじゃもんじゃは青空にあり

10 なんとなく若葉の色にあてられて世過ぎのつらき歳となりおり

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5月の花 02

2011年05月20日 | 魅惑の花たち
5月の花 02

画像枚数は少ないのですが出してみます。
初めはバラです。はかなげな色具合が気に入って撮影しました。
普段はバラなんて撮影する気持ちにはならないのですけどね。

二枚目は「口紅更紗満天星ツツジ」です。よくもまあ作りだすものだと
ほとほと感心します。

三枚目は常盤紅葉のカエデです。今の季節はやはり新緑の瑞瑞しさに
惹かれます。

四枚目はユキノシタ。秋に咲く「大文字」もユキノシタに似ているのですが、
秋咲きのユキノシタもあったと思います。

五枚目は「テイカカズラ」。式子内親王に対しての藤原定家の妄執からきた
花の名前と言われますが、しかし定家君は内親王に逢ったのは2度か3度。
逢いたくて逢いたくて式子内親王の墓にまとわりつくなんていうのは、
もちろん完全な創作ですね。

6枚目は白丁花。垣根などに使われます。アベリアという花は白丁花に似ているけど、
アベリアは白丁花よりは、もっと大型の花です。

7枚目は雑草の「八重葎」の実です。どこにでもある困った雑草です。
最後はマツバウンラン。ひょうひょうと立っています。

















五月の花たち

2011年05月17日 | 魅惑の花たち
五月の花

拙宅から洛西ニュータウンまで歩いて行ってみました。
のんびり歩いて30分くらいでしょうか。
お目当ては「なんじゃもんじゃ」の木です。もう花が咲いているはずだと、
期待を持って出かけました。

まずは「ニセアカシヤ」の花です。






次いで「なんじゃもんじゃ」の花です。正式には「フタツバタゴ」と言います。
まるでマンサクのような咲き方の白い花弁です。遠目には木は雪をかぶったようにみえます。
洛西ニュータウンにはこの木が多く植栽されています。








この下の画像はハクウンボクというエゴノキ科の花です。
その下は当日のイベント案内。






行き返りの道すがら、以下のものも撮影しました。
群生する小判草。風で揺れて撮りにくいです。ヒメコバンソウにはタカラダニがいました。
カエデのヘリコ、一番下はスミレの花の後です。













ご注意を・・・

2011年05月13日 | その他
タカラダニ

今年もまたタカラダニの季節になりました。4.5日前に今年は初めて見たのですが、
あちこちに、たくさん見かけました。

体長は一ミリか二ミリ。たくさん動き回っています。
昨年は京都でもいろんな場所で見かけましたし、愛媛県でも滋賀県の
米原市でも見かけました。
寒い地方はどうか知りませんが、日本のどこにでもいるのでしょう。
一か月か二か月程度で見かけなくなります。
多くは下の写真のようなコンクリートの上で見かけます。
うっかり座ったり荷物を置いたりしたら、衣服や荷物につくことに
なりますので、ご注意を。
ただし人には悪さをしないようです。噛まれて腫れ上がるということは
心配ないとは思いますが、ともかく気味が悪いですよね。
気味の悪い画像をたくさん出して申し訳ないような・・・
でも啓蒙にはなるでしょう。
お子さんたちにも注意をするように喚起していただくためにも、
まあ、画像はいいでしょう。










ヒルザキツキミソウやアカバナユウゲショウの
花にも集まっています。あるいは花粉を食べるのかもしれませんね。









小田真紀様

2011年05月08日 | 魅惑の花たち
「苧環」
花の語源は植物の麻やカラムシの繊維から作られた糸(苧=お)を巻くための
糸巻き「苧環(おだまき)」に似ているからとも言われます。
だから「糸繰草」の別名もあります。

「しづやしづ しづのをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」

上の歌は源義経の愛妾の静御前が鎌倉の頼朝の前で舞いを見せた時の歌だと
言われます。産み月も近かった静も白拍子の舞を舞うのも大変だったでしょう。
結局、産んだ男児は由比が浜で殺されてしまいます。

歌はこれより以前に、伊勢物語32番に下の歌があります。

「いにしへのしづのおだまき繰りかえし 昔を今になすよしもがな」

もうひとつ、古今集の888番に以下の歌が詠み人知らずで撰入しています。

「いにしへのしづのおだまき いやしきもよきも盛りはありしものなり」

さらに言うなら桓武天皇が苧環の歌を詠んだとかいうことを何かで読んだ
記憶があります。

画像のオダマキはすべて園芸種のセイヨウオダマキなのでしょう。
一番最後の黒色のは正面から撮影しても黒い塊にしか映りこまないため、
側面からのを出しました。

























長岡天満宮

2011年05月08日 | その他
昨日の午後、急に思い立って長岡天満宮まで出向きました。
この天満宮は大昔から霧島ツツジの名所でした。もう時期的に遅くて、
ツツジはあまり楽しめませんでした。
以前に勤めていた会社が長岡にあり、子供のころからの遊び場でした。

天満宮に行く前に自宅近くの休耕田に咲いているレンゲの撮影。








阪急電車で洛西口駅から長岡天神駅まで。
長岡天神駅から天満宮までは歩いて10分とかかりません。
池は八条池。建物は「錦水亭」という高級料理旅館です。












遊歩道があり市民の憩いの場として整備されています。
桜も十分に楽しめるところですが、また来年ですね。今は新緑がみごとです。
モミジのヘリコ、春紫苑、最後は松の花です。