おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

2013年1月 (03)

2013年01月29日 | 京都



  ◎ 1月24日  松尾大社・祇王寺・愛宕念仏寺

 天気も悪くはないので阪急電車で松尾駅まで行き、松尾大社から
 嵐山を歩いて見ました。嵐山界隈はシーズンであれば身動きもままならない
 時もあるのですが、24日は閑散としていました。

 松尾大社は秦氏創建の屈指の古刹です。お酒の神様としても崇敬を
 集めています。また此処の亀の井から「霊亀」の元号が作られました。
 画像は大社の楼門。



 松尾大社から歩いて嵐山まで。渡月橋を渡り(祇王寺)まで。
 祇王寺は平清盛の愛妾だった祇王たちが隠棲した所だと伝えられています。
 小宇ですが、苔の美しい庭があります。門前、苔、寒ボタンです。











 祇王寺から二尊院の前に出て、化野念仏寺も越えて行くと「まゆ村」という店が
 あります。マユから作った品物が売られています。





 道をどんどん進んで行くと自動車道と出会います。その自動車道を清滝方面に
 進んで行くと「愛宕念仏寺」があります。
 このお寺は東山松原にあったのですが、大正時代にここに移転したものです。
 境内を埋め尽くしている1200体の苔むした羅漢も比較的新しいものです。







 清滝方面に行かずに愛宕念仏寺から帰路につきました。
 帰り道で見たカナメモチの木と、それから知る人ぞ知る「寂庵」。





 最後は閑散とした嵐山の光景。冬はどうしても観光客は乏しいですが、これもまあ仕方ないでしょう。
 下の画像は天竜寺の総門前。最後は渡月橋からの撮影。




 


 











2013年1月 (02)

2013年01月29日 | 京都

 ◎ 1月13日  三十三間堂の通し矢と女子駅伝

 「平清盛」建立の三十三間堂(蓮華王院)に行ってみました。
 久しぶりに中に入って千体仏、その他の仏像も見てきました。
 さすがに圧倒されます。木造の「風神・雷神」像もあります。

 通し矢は以前は成人の日の1月15日に固定されていましたが、
 現在では成人の日自体が変動するので今年は1月13日でした。
 今年の成人の日は1月14日でしたから、その前後の日曜に
 なるのでしょう。

 新成人になった着飾った女性たちがたくさんいます。
 大学などの弓道部などで日頃から鍛錬されているはずです。 
 弓は個人の所有です。
 新成人の女性だけで2000人ほどになるようです。
 見物をする人も沢山で、通し矢の会場の周囲は人でごった返しています。
 なんとか最前列に行かれないものかと一時間ほど粘ったのですが、
 無理そうなので、あきらめました。
 でも遠目で瞬間的に矢を射ている人を見て、そのキリリと引き締まった
 表情に、得難いものを見たような、うれしい思いを持ちました。
 人物を特定できる画像はだしません。






 三十三間堂を辞して歩いている時に日輪を撮影。
 ちょうど京都タワーの先端にかかっていました。
 西大路通りまで移動して女子駅伝の選手に声援を送りました。
 頑張っている姿を見るのは、うれしいことですね。






 ◎ 1月21日  吉祥院天満宮・西寺跡・東寺

 1月21日は初弘法の日です。弘法大師空海の月命日の日です。入寂は3月21日。
 それで自宅から歩いて行ったのですが、途中の吉祥院天満宮と西寺跡に寄り道。











 道真公は出生地は別の所のはずですが、ここでも出生地としています。
 歴史の流れの中でそういう伝承ができて、その伝承を大切にするあまり、
 出生地ではないと分かったうえで、出生地とするものでしょう。
 巳のカラフルなのは巨大絵馬、白いのは信楽焼きの狛巳です。

 「西寺」は現存している「東寺」と対を成す官寺です。東寺と西寺の間に
 羅城門がありました。現在、西寺を見られないのはとても残念に思います。
 現在は公園として整備。小高い丘があります。







 東寺の弘法さんには何度も行っています。人の多さに閉口するのですが、やはり行きます。
 目的は珍しい草花を見たいというのが本音です。
 でも今の季節は花はやはりダメでした。
 冬らしい五重の塔と「真珠の木」の実です。






2013年1月 (01)

2013年01月28日 | 京都


  ◎ 1月4日  下鴨神社

 1月4日は下鴨神社で「蹴鞠始め」が行われます。
 小雪のちらつく中、蹴鞠の始まる一時間前には会場となる境内に
 行ったのですが、すでに人が多く待機しています。結局一番前から
 見ることは不可能でしたが、なんとか下の画像は撮影しました。
 もう少し遅く行ったら見ることは不可能でした。
 「蹴鞠保存会」の方々の寒い中での熱演、ご苦労様でした。






  ◎ 1月7日  京都府立植物園

 今の季節は植物園に行っても荒涼とした冬枯れの光景が広がっている
 ばかりなのですが、思い切って行ってみました。
 わずかばかりの冬の植物に出会えました。
 ローバイ、サネカズラ、スノードロップです。
 二月にまた行くつもりです。
 帰りは大徳寺まで歩いて行って参拝、今宮神社の所から四条に出ました。








  ◎ 1月10日  滋賀県草津市 野路の玉川

 滋賀県草津市には六玉川のひとつである「野路の玉川」があります。
 「野路の玉川」は江戸時代の東海道と中山道の宿場である大津宿と
 草津宿の間にあり、街道沿いにありましたから多くの旅人が憩ったものと思います。

 源俊頼の下の歌によって有名になり、景物として「萩」を添えて
 詠まれるようになったそうです。

 あすも来ん野路の玉川萩こえて色なる波に月やどりけり
               (源俊頼 千載和歌集291番)







 野路の玉川は画像の十禅寺川の伏流水とも言われます。
 十禅寺川は小流ですが、なんと一級河川として国が管理しています。





  ◎ 1月11日 建仁寺・えびす神社・八坂

 一日遅れなのですが京都の恵比寿神社にいってみました。人も多く露店も
 小さな路地にびっしりです。画像は建仁寺の西の恵比寿神社。
 笹飾りは買いませんでした。



 下は建仁寺の南側の門と塔頭の摩利支天堂の狛猪です。





 八坂神社の摂社の蛭子神社。一日早ければ人が多いのですが、11日はたまに人が
 祈っていました。もう一枚は円山公園の名花の桜です。





 

道を往く

2013年01月25日 | 歌稿


    道を往く                    

行く年は逝く年なりと定めおり酔って醒めてのひととせなれど

還りなき道をたどりつ歩き来る酔いのまにまに六十路あまりを

飛ぶように晦日も過ぎて新玉の朝にも願う酔いの一世を

酔いて寝て他にありえぬ我がもとに光芒ひそけく枕頭照らす

弓張の月は妖しく空にあり酔いの眼のはし村雲かかる

月光の差し入るままに端座してたましひ一つを我が寄る辺とし

新しいこの年もまた桜花モミジの朱に酔って過ごさむ

さて巳年我が身一つをもてあまし蛇のごとくに這いずりまわれ

白き蛇見てはうつつの旅空に色とりどりの焔探さむ

雪は降りたわむれ遊ぶ幼き日夢にも知らず六十路の道は


なんと2か月ぶりに歌を出します。
精力的に詠まないのは本当に良くないことです。反省しきりです。