おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

石峰寺 (1)

2009年03月31日 | 09年京都
過日、伏見に行ってきました。
石峰寺は京都市伏見区深草にあります。町名もこのお寺から採って、石峰寺山町です。
稲荷信仰で有名な伏見稲荷大社の南に向かって300メートルほどのところにあります。
黄檗宗の禅道場として1700年初頭に建立されたお寺ですが、このお寺が有名なのは、
江戸時代中期の画家である伊藤若冲が住み、そして若冲の描いた羅漢図を元にしての
五百羅漢像があるからです。
裏山にある羅漢像は今日ではかなり風化が進んでいるように見えました。
それもまた仕方ないことでしょうね。

画像は説明板、参道、若冲墓、羅漢山入り口、羅漢像の順です。













赤い実(3)

2009年03月27日 | 魅惑の花たち
赤い実の三回目です。実とはしましたが種もあります。

初めの画像はキイチゴ。これから黒っぽく変化します。食用になります。
キイチゴという特定の種類は無く、木に成るイチゴの総称です。

次はサンゴジュと思いますが違うかもしれません。小さな実が一塊になってたくさん成ります。
サンゴジュの下はヒヨクヒバ。木の名前は合っていますが詳しいことは分りません。
バラの実、ホオズキと続き、コミカンソウ。雑草で秋にひとつらなりの小さな実をつけます。
最後はマユミの実です。















赤い実(2)

2009年03月26日 | 魅惑の花たち
続いて赤い実(2)です。
今回はサンシュユ・ハナミズキ・サクランボの佐藤錦です。

「サンシュユ」

江戸時代の中頃に中国から渡来。花は春先に黄色の小さな四弁花をたくさんつけます。
秋には紅色の実がなります。この実は「秋珊瑚」とも呼ばれています。
乾燥させて滋養強壮の薬剤として使われます。

「ハナミズキ」

1915年、当時、東京市長であった尾崎行雄が桜の苗木をアメリカのワシントン市に
送った返礼としてハナミズキの樹が日本にもたらされたということが知られています。
実際にはそれ以前に渡来したという説もあります。
日本の「ヤマボウシ」と近似種で渡来当時は「アメリカヤマボウシ」と呼ばれていたそうです。
樹皮の煮汁が犬の皮膚病に効くそうです。

 「佐藤錦」

サクランボの一品種です。山形だったか岩手だったかの「佐藤さん」が作り出した
品種ということです。甘くておいしいですよ。













赤い実(1)

2009年03月26日 | 魅惑の花たち
まずは南天から

南天の実は冬の季語です。
「たわわにみのる真っ赤なナンテンの実は冬の風物詩である。ナンテンは
「難を転ずる」に通じ、縁起木としてさかんに植えられるし、慶事の
飾りにも使われる。高さ1~3メートルの常緑低木。(略)果期は
11~1月。果実は球形で直径6~10ミリ。ナンテンの実は生薬で
南天日といって咳止めに用いられるが、実が白くなる変種のシロミ
ナンテンが良質とされる。」
「朝日新聞社刊 草木花歳時記 冬 」から全文引用。











スノーフレーク

2009年03月25日 | 魅惑の花たち
桜の咲き初めとほぼ同時期にスノーフレークは開花します。まがりなりにも「スノー」とついて
いるので雪の頃の花かとも思いますが、早春の花です。
スノーとは雪のこと、フレークとは切片のこと。雪片という解釈で良いと思います。
和名は葉がスイセンに、花がスズランに似ている所から両方を合わせてスズランスイセンと
呼ばれています。他にオオナツユキソウという名もあります。
細い葉を春に伸ばして、四月頃に釣鐘状をした一センチ程度の小さな白花を釣鐘状に
つけます。花被は6弁で先端に緑色の斑点が入っているのが、この花の特徴です。
花は稀に真上に向いて咲くのもありますが、成長して首の部分が長くなるにつれて
下向きになります。















ひえー

2009年03月16日 | 雑草
昨日の3月15日、近くを歩いていて、なんとホトケノザとオオイヌノフグリの白花発見。
ビックリしました。白花があることさえ知りませんでした。
突然変異種なのでしょうか。
同じ所でオオイヌノフグリもホトケノザも20株程度ありましたよ。

なんとオウバイも黄色の色素が抜けたような花がありました。不思議でした。
最後は昨年に長野県の諏訪で撮影したツユクサ白花です。















気もそぞろ

2009年03月16日 | その他
気もそぞろ

梅が盛りを迎えてからこの方、日ごとに気もそぞろ。
近くで見る桜の木はまだ蕾のままですが、3月12日の西行忌も過ぎ、福岡では
二週間も早い開花が報じられました。

昨年は京都の桜の名所だけでなくて、吉野山、そして東北にまで行って桜を
充分に堪能しました。でもまた今年もできるだけ見たいものと思います。

今年はよんどころない事情で近場で見るよりほかにないのですが、
それでも今からとても気持が騒いでいます。
梅とはまったく違うことに自分でも驚きます。

1 西行の数奇好みの真似をする見ぬ梢なく花を見たしと

2 狂いたし思う年月重なれり花の声する頃にしなれば

3 期せずして花に心のゆれうごく今年も我は我を忘るる

4 巡り来る花の命に囚われて春の浪漫狂いの季節

5 にしひがし訪ね歩きて春暮れぬ花の毒をもただ喰らいつつ

6 みちのくの滝の桜に逢いに行く辺境照らして我を呼ぶなり

7 爛漫の真葛が原に風そよぎ祇園の名花今年も咲きおり

8 花誘う吉野の駅は群れむれて狂い人たち花にと急ぐ

9 家づとにせむと思いし桜花黄泉の国への土産とならむ

10 散り敷きてだだ散り敷きて終りなむひととせのはかなさが散りゆく

画像は昨年の京都の円山公園の桜、中は平安神宮の神苑の紅枝垂れ、
最後は福島県の三春の滝桜です。







北野天満宮の梅 (2)

2009年03月06日 | 09年京都
菅公こと、菅原道真の忌日は2月25日です。毎年、2月25日には梅花祭が行われています。
これとは別に月命日には天神さんがあり、たくさんの露店が出て、多くの参拝客で賑わいます。
私の行ったのは3月5日。梅は見頃でした。平日ですが人も多いほうでした。
さすがに梅の季節だけのことはあります。
境内には500種類、2000本の梅の木があるとのことです。