おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

210727法金剛院ほか

2021年07月29日 | 2021年

210727法金剛院ほか

ちょうど10日前の7月17日に行って以来の法金剛院である。
今回は参加させていただいているカメラグループの撮影会として行った。
私は法金剛院から他にも回りたくて、電動の自転車で行った。
朝9時には法金剛院で待ち合わせての撮影会となっていた。
暑さのことも思ってか、解散は現地で11時。
もちろんそこにはコロナのことも念頭にあって、企画される時に
配慮されていることが伺える。
昨今はまたコロナ感染者が多くなっているので、私自身も
警戒を怠らないようにしたい。

さて、法金剛院。

法金剛院は800年代中葉、清原夏野の別荘を寺に改めたのが
前身という。壮観を誇っていたらしいこのお寺も、1000年代になれば
荒廃したらしくて記録にはない。
中興したのは「待賢門院」。鳥羽天皇中宮でもあり、崇徳天皇や
後白河天皇の母親。絶世の美女だったともいう。

待賢門院が1145年に崩御してからは皇女の上西門院が継承している。
その後は長い歴史の中で、いろいろなことがあったのだが、
現在は唐招提寺派の律宗寺院。
山陰線施設のために敷地を削られ、かつ、門前の丸太町通り拡幅のためにも
敷地を割譲したために現在は広い敷地を誇っているとは言えない。

 君こふるなげきのしげき山里は ただ日ぐらしぞともに鳴きける
                                                                  (待賢門院堀川)

この歌は崩御した待賢門院を偲んでの堀川の歌である。堀川は待賢門院に
仕えていた女房。堀川と言えば下の百人一首80番の歌が有名だ。

 長からむ心も知らず黒髪の 乱れて今朝は物をこそ思え
                (待賢門院堀川 百人一首80番)

ともあれ、法金剛院を訪ねると、いつも待賢門院時代の盛時を偲ぶという
ことになる。つまりは私が蓮にかこつけて行っても、待賢門院や当時の
歴史に対しての挽歌的な思いをより強く感じる場所だということなのだろう。

いにしへのならの宮この八重ざくら けふここのへににほひぬるかな
                  (詞花和歌集 29番 伊勢大輔)

上の歌にある「ならのやへのさくら」が待賢門院桜でもあり、この桜を
見ることも、私の春の楽しみごとの一つともなっている。蓮を少し。

法金剛院の後は「待賢門院陵」と「上西門院陵」に参拝。その後は仁和寺を
少し覗いてみる。撮影すべき被写体には遭遇しない。
仁和寺から西に進路を取る。遍照寺山の下に広がる広沢の池を見るが、めぼしい
被写体はない。池の西側でアメリカザリガニを釣っている人がいて、しばし見物。
その後は大覚寺の大沢の池。ここでも被写体はない。蓮も花が開いていない。
紅葉の頃なら少しは見栄えもするのだが今は無理だろう。
以前に撮ったものを数葉。これまでにもたくさんの素晴らしい光景を
見せてもらったのだし、
欲を言うことでもない。
大沢の池の古い写真を三枚。



大沢の池を辞してから二尊院前まで。さて、どこに行くか思案する。
結局は「常寂光寺」。少しは良いのがあるだろうと思ったが、それで正解。



常寂光寺からはトロッコ嵐山駅横の御髪神社の池のハスを観る。
なんと満開。蓮は素晴らしいのだが、良い背景がない。それが残念。
御髪神社からは、どこかに寄ることもなく、16時30分、帰宅。

まずまずの一日になったのではなかろうかと思う。
写真的には面白いものが撮れなかったが、それはそれ、
次の機会に期すれば良いだけのことだ。

当日の画像は一番上から入ってください。ワンドライブにリンクしています。

     

 


210717植物園ほか

2021年07月21日 | 2021年

210717植物園ほか

天気がどうなるか、一雨来るのではないかと思いはしたのだが、
思い切って自転車で出かけてみる。

自宅→法金剛院→北野天満宮→喫茶店「梅」→白峰神宮→相国寺→植物園
というルートを取ってみた。

◎法金剛院

自宅を出たのが7時30分。8時をわずかに過ぎたころに法金剛院着。
この季節は毎年、早朝の観蓮会をしている。
8時でも人は思ったよりは多い。蓮もそれなりに開いている。
ひとしきり撮影する。思ったより良いのが撮れない。
個性的な写真にするにはもう一工夫しなくてはならないのだが、
そうしないことに、私の限界が見えている。
法金剛院からは上西門院や待賢門院陵には寄らず、北野天満宮に向かう。

◎北野天満宮

なんとまだ七夕の笹飾りを残している。新暦の七夕は季節的に合わなくて、
味気ないこと夥しいのだが、まさか旧暦の七夕まで残しておく
訳でもないのだろう。
今回の北野天満宮は、天満宮名物?のアキグミの育ち具合を観るためでもある。
順調に育っているようだ。

◎喫茶店「梅」

店主のお母さんが引退されたということで、若奥様が店を切り盛りしている。
9時半過ぎと言えばまだ早朝とも言えて、お客さんは一人もいない。
ここで写真の個展をさせて頂いたこともあり、改めてお礼を申し上げる。
知人の「近藤さん」が個展をされていて、拝見させていただく。
山々の風景画だが、迫力のある力作である。

◎白峰神宮

明治天皇の意向で創られた崇徳院を祀る神社。淡路廃帝の淳仁天皇も
合祀されている。讃岐の白峰神宮に参詣したのはもう10年ほど前に
なるだろうか?
「蹴鞠」を職掌としていた「飛鳥井家」の敷地に建立されたこともあり、
今では球技関係者の崇敬を集めている。崇徳院の影が薄いのは残念。

◎相国寺

ここは足利義満の建立。確か禅刹五山の筆頭ではなかったか?
現在も金閣寺・銀閣寺を管轄するお寺。大寺である。
「若冲」展もしているのだが、蓮池のハスを撮影して植物園に向かう。

◎植物園

今出川正門の方から入る。進んで行くにつれて、異様な光景に出会う。
なんということか、観覧温室に向かう長い行列。2.3百人は並んでいる感じだ。
そういえば新聞で30年ぶりのコンニャクの花が開花したと出ていた。
それを見るための行列なのだろう。
あわよくば私もと、その場で思いはしたのだが、行列を見て諦める。
それにしても長年植物園には行っているのに、こんなに人の多いのは
初めてのことだろう。
私は蓮、百合を中心に3時間以上かけて撮影する。
6時に宅配便が配達に来ることになっていたので、3時半には植物園を
辞して帰路につく。
鴨川河川敷を走って、鴨とアオサギの写真を撮る。
帰宅は5時少し。懸念していた、雨に降りこめられるかという
ことも杞憂。まずまず良い撮影日になったかと思う。

例によって、当日の画像は一番上のリンクをたどって下さい。


210711宇治市植物公園

2021年07月14日 | 2021年

210711宇治市植物公園

本年3月の桜撮影以来の宇治市植物公園である。
電車バスを乗り継いでなのだが、久しぶりに行って来た。
JR桂川駅からは1時間少し。バス電車の乗り継ぎがうまく行けば、
京都の植物園に行くのとは所要時間に大差はない。

天気もまずまずで、やはりこの植物園にもたまには・・・と思いを
新たにはした。しかし、撮影枚数はとても少ない。
原因は春とは違って花の種類が少なめであること、気を入れて撮影しょうと
する意欲を喚起させる花が乏しい気がしたことがある。
とはいえ、あるいは撮影意欲そのものが減退している
傾向にあるのかもしれない。反省点だ。

モクゲンジ、ニオイスイカズラ・アメリカディゴ・ハス。
見られたことは、それなりに嬉しいことに違いない。しばしば見ていた
ジャカランタほか、見逃した花も多い。それも仕方ない。
公園には3時間ほどいた。以後は橋寺放生院と恵心院に行く。
両所ともに被写体には乏しいものであった。

今年の後半も早くも半月が経過。いろいろするにしても、うかうかしてはおれない。
写真に、勉強に、卓球にと、きちんとこなしていかなくてはならない。
写真一つにしても、いかに自覚的であるか、そのことが日々試されている。
体調ほか気を付けるべき点には気を付けて、今年の後半を意味のあるものにしたい。

例によって写真はワンドライブにリンクしています。
よろしければ一番上から入って下さい。

 


210703 京都府立植物園

2021年07月05日 | 2021年

210703京都府立植物園

先回、6月05日に自転車で植物園まで行ってから以来の
ほぼ1か月ぶりとなる植物園である。
今回は2か月半ぶりに電車バスを使って行って来た。
むろん不要不急の外出なのだし、ちょっとした気まずさ
めいたものを覚える。
花は見たいし、されどである。

午前11時に植物園着。午後3時までいた。
正味4時間というわけだが、案に相違して、見頃の植物は
多くはなかった。ハスも、むろん咲いてはいるのだが、撮影意欲を
そそるような花は多くはなかった。もちろん花を含めての
絵になるかどうかということでもある。
おそらくは絵になる部分を貪欲に発見しょうとする意識が希薄であったのだろう。
良くないことだが、私はそういう姿勢を稀に感じる。
それが私の欠点でもあるのだろう。以前ならダボハゼのように
何でも撮影していたようにも思う。

それで温室にも入ってみた。温室はまずまずではあった。
が、今回はまだまだ新しいカメラの試し撮りという意識もあったのだが、
それに関してはメーカーのサイトに入って操作方法を確認する
しかないという意識も起きていて、必然として撮影枚数も少なくなったのかも
知れない。まあ、あせらず、急がず、着実に慣れればいいことだ。

3時には植物園を出て、友人が三条寺町のビルゲートという画廊で「小品展」に
出展していたので行ってみた。新京極なんて久しぶりなのだが、
人があふれていて、驚いた。これではコロナが下火になったとはいえ
危険すぎるだろう。
多くの人は、コロナなんて「我関せず」なのかもしれない。









さて今後の撮影計画だが、近いうちに宇治の植物園に行ってみたい。
たかが写真撮りなどで外出するのも気が引けるのだが・・・。

ついでに、これまで撮りためた蓮画像を出します。







例によって一番上から入って下さい。
ワンドライブにリンクしています。


210630松尾大社・梅宮大社など

2021年07月01日 | 2021年

210628天龍寺・0630松尾大社、梅宮大社など

自粛生活がそれなりの期間に渡って続いていたのだが、
本日になっても、まだ電車バスは利用していない。
それが70日間ほど続いていることになる。
車がないので思い通りに行動できないのは仕方がない。

でも自転車であちこち出向くようにはなっている。

私の場合はどこかに行っても人様と話すということは
ほぼないことだし、感染機会そのものに乏しいのだが、
なんにしても用心することに越したことはない。

あちこちでハス画像を見る頃になった。京都植物園でも、
随分と咲いているようだ。
そのこともあって、28日に天龍寺まで行って来た。
できたら大覚寺の大沢の池にも・・・ともくろんではいたのだが、
梅雨期間中のことでもあり、天龍寺で写真を撮っている時に、
降り出した。やむなく帰宅する。
28日分には天龍寺撮影画像だけでなく、拙宅の近場での撮影分も
一緒にしています。天龍寺ではハスはすでに最盛期になっている感じでした。



6月晦日、6月尽の日は夏越の大祓の日でもある。
松尾大社で茅の輪を設置しているので、ちょっと行ってみようかと思って、
自転車を走らせる。
つい先日、新しいコンパクトデジタルカメラを買い込んだので、その試し撮りを
したいという気もあった。

そのカメラは性能的には一眼カメラよりは劣るのだが、望遠機能が比較的
良いので、それだけで買い込んでしまった。
下の写真は梅宮大社での15年前の写真。アオサギが小さくしか映り
込まないのだが、それは現在手持ちの一眼用望遠レンズでも似たような
ものである。それで一眼用の望遠レンズはバカ高いし、重いしで断念して、
コンデジの購入となった次第である。
まずまず使えはするが、すでに買い込んだことを後悔してもいる。

下が昨日撮影の新しいカメラでのもの。



馴れたらもう少しはましな写真になりはするだろう。



ここに出す写真はこれで終わります。他の写真はワンドライブにリンクしています。
興味がありましたらワンドライブで御覧願います。