おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

181021 比叡山

2018年10月24日 | 京都

181021 比叡山

久し振りに比叡山に登って来た。久し振りと言っても前回は7月31日だったから、

その日以来だ。3か月弱ぶりの比叡山ということになる。

四条河原町バス発10.02分。11時には山頂のガーデンミュージアムである。

八瀬からのルートの方が情趣はあるのだが、乗り換えもなくて早くに

山頂まで行けるこのルートを多用している。

 

山頂はもちろん少し気温が低い。確か100メートルで0.6度違ったと思うので

5度近く低い筈だが、河原町当たりの標高を200メートルとしたら山頂との差は

600メートル程度しかないので4度ほどの気温差になるのだろうか?

少し空気が冷たくてひんやりと感じるのだが、もちろん気にするほどの

ことでもない。

 

ガーデンミュージアムは秋の花たちの彩りに染まっている。

ダリアやコスモス、シュウメイギクや秋バラが主に咲いてはいたのだが、

これから冬に向っていく季節の花たちは短い期間を急いで咲いているようで、

どこかしら痛ましいものを包摂しているようにも感じる。

ともあれ、この季節の花を味わう。コスモスとコルチカム。

樹々は急いで冬支度をしているようでもある。紅葉している木も何本か見かける。

「睡蓮の池」の睡蓮はもちろん花期を過ぎているので花のないままだ。

比叡山にはちょうど4時間いて、ケーブルで坂本に降りる。降りてすぐの「日吉東照宮」。

観るべきものはないのが残念。

以後は別に目的も定めずに気の赴くままに湖西を散歩して、自宅着は18時頃。

今回は叡山ではアサギマダラ蝶を見ることは叶わなかった。時期が遅いのだろう。

それもやむなしである。上の蝶の撮影地は天鏡院でのもの。

下に、この日と7月末の比叡山画像にリンクします。

よろしければご覧願います。今回は花名テキストは入れておりません。

今年の比叡山





 

 


181013・14生地ほか

2018年10月16日 | その他

181013.14生地ほか

私の出身地は愛媛県の西の端の三崎半島である。僻地である。

海に近い平地にへばりつくようにして民家があり、いくつかのそういう

集落が合併して「町」になっている。平成の合併により、今の町名は「伊方町」。

原発で有名な町でもある。

1955年頃から人口減少が始まり、以後は過疎化の一途をたどっている。

子供達が学校を卒業したら、まるで習いのように都会に移住するために、

若者がとても少ない。私も義務教育後は故郷を離れたので、故郷を

過疎化に向かわせた一人だ。


すっかり京都市民になっているとはいえ、二親が鬼籍に入った今でも、

折を見ては帰省するようにしている。

とはいえ主な用件はすでに墓参に限られてもいる。それが残念でもある。

今回は彼岸の頃には無理があり、秋祭りの日の帰省となった。

晩秋にしては天気の良い14日、若者たちによって行われる秋祭りをかいま見る。

なつかしい記憶が呼び戻さる。人が時間の帯の上を歩いて過ぎるという事は、

その分だけの堆積した記憶を持つという事なのだが、幼少の頃のこういう類の記憶は、

わけもなく嬉しい。もちろん、嬉しいという感情だけであろう筈はなくて、

我が来し方を振り返りみるのは、複雑なものがある。下の画像は生地でのトワイライト。

10月09日にはカメラグループの皆さんと万博記念公園での撮影会。

そして昨日は、今年はまだ邂逅のないアサギマダラ蝶を求めて近くの公園まで行く。

運よく出会う。なんとなく嬉しい。今年は飛来数が少ないと思うが、ひょっとしたら

台風21号の難を避けるすべを持たずに、多くの個体が命を落としたのではなかろうかと

思ったりする。ことのほか風が強くて、建物の倒壊もあったのだから蝶には過酷

過ぎたのではなかろうか・・・?

他にも少し画像を出しています。いつものようにワントライブをご覧願います。

181013・14生地ほか







 


181006 梅小路公園朱雀の庭ほか

2018年10月10日 | 京都

181006 梅小路公園朱雀の庭ほか

平清盛の「西八条第」跡でもある「梅小路公園」の「朱雀の庭」には、

数年前から春と秋に「山野草展」を開催している。

それが楽しみでこの庭には必ず行くようにしている。

近年は秋の展示会に、たくさんのフジバカマを植栽していて、この花を

求めて飛来するアサギマダラ蝶が秋のメインデッシュ化してもいる。

要するに秋の場合は山野草が目的なのかアサギさんが目的なのか・・・

どちらも楽しみなことではある。花に蝶を添えた不可分のメインデッシュとも

言えるのだろう。

 

ところがこの日、10月06日にはフジバカマは咲いてはいるのにアサギマダラは

一匹も飛来していない。途中で30分程の激しい驟雨があったりして、天候は

決して良くはなかったので、そのためではなかろうか。

今年は全体的に京都は飛来数が少ないのではなかろうかとも思える。

植物園や洛西の数か所にアサギマダラを求めて行っては見たのだが、

いまだに邂逅はない。今年はもう無理だとも思う。来年を期したい。

次の日の7日には凝りもせずに二上山の夕陽を撮影に行く。

近鉄電車「二上山神社口駅」下車して、初めに「石光寺」。

境内拝観は可能だったのだがそれも一部のみ。二度の台風で境内も荒れたのか、

落ち着いて庭内の景観を味わえる状況にはなくて、すぐに辞去する。

石光寺からは二上山を正面に望める位置にまで、のんびりと歩く。

途中で満開のタニウツギを見る。今年は二度咲きしている植物を見かけることが多い。

さて懸案の二上山夕陽撮影だが、この日も天気は良いというのに

太陽は雲にさえぎられて姿を見せない。今回も空振りである。

すでにチャレンジして久しいというのに未だに二上山の両岳の鞍部に

入る夕陽は撮影できていない。今年はもう無理で、来年以降ということになるが、

無理だろうという思いもある。二上山の女神は私には微笑まない。

朱雀の庭と二上山の画像は下にあります。ご覧願います。

181006朱雀の庭ほか




181002 奈良 

2018年10月04日 | その他

181002 奈良

天気も良いこととて、急遽、奈良行きを決める。自宅発は11時前。

JR奈良駅まで行き、歩いて奈良公園を過ぎて、若草山に登る。

今回は後で三輪の桧原神社に行くために、山中の「うぐいすの滝」には行く

時間の余裕がない。急いで登って急いで下山である。

かつて知ったる若草山なのだが、今回は台風21号と24号の被害はほとんどなかったようだ。

以前に来た時、一年前だったか、若草山の表側にも山中にも根こそぎ倒壊した

たくさんの樹を見て痛ましく思ったのだが、それが見られないのは素直にうれしい。

快晴で青空の下、それなりの登山者が思い思いに過ごしている。

私は山頂の展望台でしばし休息を取り、鹿の写真を撮ったりはしたが、

一気に登り一気に下ったという感じだ。

JR奈良駅まで戻ってから桜井線の巻向駅下車。10月22日に利用した駅である。

駅からは一路「桧原神社」まで歩く。桧原神社は三つ鳥居が建つのみの素朴な神社である。

この神社はあちこちに散在する「元伊勢神宮」の一つでもある。現在の伊勢神宮は

適所を求めて各所に移動したのだが、それが伊勢の地に鎮座する前に7.8か所程度は

移ったのではなかろうか。

今回の目的も二上山の鞍部に夕日が入っている写真を撮るためである。ところがこれが難しい。

厳密には一年に二日の機会しかないのに、何日に夕日が入るかわからない。かつ雲にさえぎられたり、

雨の日などは無理である。

今回もカメラを構えて待ってはいたのだが、天気が良いというのに太陽はいつまでたっても

顔を出さない。またしても見事に空振りである。意のままにならないのは仕方がない。

ただ数分間のみ夕焼けが見られたことで、良しとするべきだろうと思いたい。

はてさて、今後はどうなるのか、またチャレンジする気になるかどうか・・・

10月3日、拙宅近くの「浄住寺」にあるギンモクセイの花を撮影しに行く。ところが花を味わうには

少し遅すぎた。ギンモクセイの大きな二本の樹の花の盛りの頃に見たいものだが、これまでに

一度しか見ていない。まあそれも仕方がない。ブラシノキは天鏡院でのもの。

奈良と他の写真は下にあります。ご覧願います。

181002奈良ほか





 

 

 

 


180928植物園ほか

2018年10月01日 | 京都

180928植物園ほか


記録を紐解いてみると植物園に前回に行ったのは8月25日。

それからほぼ1か月ぶりの植物園である。

秋の花が多く咲いていて、それなりに楽しみはしたのだが、

9月はじめの台風21号のために倒れた多くの樹や、立ち入り禁止のテ

ープも多くて、今更ながらに台風の強さと被害の多さに驚くしかない。

つまりは複雑な思いを持ちながら、他方では楽しみもしたということだ。


顧みると、植物園には長年来ているというのに、こんなシーンを目撃したのは

初めての事ではなかろうか。植物園サイドにしても、こんなに大きな被害は

これまでの歴史の中で特筆すべきものではなかろうか。


私は植物であれ何であれ「癒される・癒しになる」という感覚はない。

これはおそらくは「癒し」なる語彙の解釈の問題なのかとも思うのだが、

あるいは最大限に広義な解釈をすれば植物を愛でるという感覚自体が

「癒し」ということになるのかも知れない。


それは擱くとしても、植物好きとしては、植物の無残な光景に痛ましいものを

禁じえない。特定の人物や団体の乱暴狼藉によるものではなくて、自然災害による植物の

被害を目撃して、内に抱えるしかない怒りとも言える感情を持て余しながら、

園内を周遊している私自身を発見する。以下は当日の花の一部である。

季節は晩秋も近いとあれば、それぞれのDNAの命じるままの秋の花たちの繚乱も

愛しいものではある。


9月28日より以前、北野天満宮や長岡の光明寺にも行く機会を得た。

ともに台風21号の爪痕がいまだ生々しい。しかし、その証拠写真とも言うべきものは、

ここには少ししか出さない。

例によって例の如くに画像はワンドライブに入れています。

よろしければご覧願います。

180928植物園ほか