この秋、23日に次いで29日にも善峯寺に行ってみました。
紅葉は23日が8とするなら29日は4程度でしょうか。
落ち葉はすごいものでしたが、でもまだまだ十分に見られました。
中山道散歩(3)10年11月11日
番場宿を出るとしばらくは北陸自動車道?と並行するように
道が続いています。道は全面舗装されていて車がすれ違える程の幅はありますが、
人にも車にも出会いません。資料によると実際の中山道は高速道路の所との
ことですが、代替として中山道ルートを別に造ったようです。仕方ありません。
途中、彦根のジャンクションの所でミゾソバの群生発見。私は初見のはずです。
たくさんありましたが、丁寧に見ても開いている花は見つかりません。
仕方なく開いていない花を撮影。
さて、そこから摺針峠を越えなくてはなりません。少し急な山の中の道でしたが、
番場宿から鳥居本宿までは4キロほどしかなく、しかも2キロは歩いてきているので、
残りはわずかです。道は立派ですが、歩いている者は一人もいず、ちょっと怖い感じも
覚えます。この峠からは琵琶湖が良く見えるとのことでしたが、見えませんでした。
峠を下りきってしまえば北国街道と交差し、南に行けば鳥居本宿はすぐです。
鳥居本宿も賑やかな街ではありません。道中合羽の販売所が多かったようです。
何にでも効くという赤玉を売っていた神教丸本舗は今も立派な家構えです。
鳥居本宿から道なりに6キロほど歩けば高宮宿です。上質の麻布販売で有名だった
ようです。
ここは多賀大社のお膝元の宿です。ですが大社までは中川道を外れて3キロ以上
東進しなくてはなりません。一応は多賀大社に向かって歩いていたのですが、
暗くもなってきましたので途中で引き返して近江鉄道の高宮から彦根に戻りました。
高宮から草津までは50キロ少し。もし来年にやる気が起きれば、二日に
分けて歩いてみても良いかなーと思い始めています。
ミゾソバの花
北国街道との交差点に立つ摺針峠の道標
鳥居本宿に向かう途中の松並木
赤玉神教丸の説明
有川家。最盛期は80人の店員がいたそうです。
途中のお地蔵さん
高宮宿
多賀大社一の鳥居。ここから3キロ以上あります。
多賀大社の常夜灯。
中山道散歩 10年11月11日(01)
11月11日、中山道をすこしばかり歩いて来ました。
今年の6月に関ヶ原宿から柏原宿まで歩いたのですが、今回は柏原宿から
醒井宿、番場宿、鳥居本宿、高宮宿までの区間でした。
平安時代までの東山道、鎌倉時代の東海道、そして江戸時代の中山道として
街道筋はずいぶんと賑わったものですが、現在は寂れていると言って
良いでしょう。地方の疲弊ぶりをまざまざと見た思いです。
長い自民党政権の貧困として断罪するだけでは済まされないものを
感じました。
私達、いや、人類はどこに行こうとしているのだろうか・・・。とも思いました。
3回程度に分けて画像を出します。
歌は20日過ぎになります。
万歩計の距離は当日歩いた歩数。距離は26.5キロ。実際はもう少しあります。
柏原宿の案内
柏原宿から見た伊吹山です。無残なことになっています。
これも柏原宿
柏原宿の火の見櫓
柏原宿の西口から見た鈴鹿山脈の北端の山
同じく。
醒井宿に向かう途中で見た花です。アザミと思ったのですがタムラソウ?
醒井宿の地蔵川の川岸にびっしりとヒメツルソバが生えていました。
これは地蔵川です。