おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

アジサイ

2008年06月18日 | 魅惑の花たち
アジサイ
梅雨の季節の風物詩ともいえるアジサイは「紫陽花」と漢字表記の方がふさわしいと
思う。入梅してから二週間ほどにはなるのだが、今のところ、まとまった降雨がなくて、
梅雨時の蒸し蒸しとした、ジメジメとした感じはない。それでもたまの雨に濡れてしっとりと
した風情を醸し出している紫陽花は、この季節にふさわしい花だと思う。

ガクアジサイ アジサイ科(ユキノシタ科)

アジサイの原種で、房総半島、三浦半島、伊豆諸島に自生しているのが確認されている。
他にも野生状態のものがあるといわれているが、古くから庭などに植えられてきたため、
本来の自生かどうか定かではない。
枝先につく大きな花序の中心部には、小さな両性花がたくさん咲き、その周辺を五・六個の
大型の装飾花が取り巻いて、ちょうど額縁のようにみえるのでこの名がついている。

アジサイ アジサイ科(ユキノシタ科)

野生のガクアジサイのなかで、装飾花ばかりになつたのがアジサイである。花弁に
見えるのは四枚のがく片で、その中心部に直径一・二ミリの花冠がある。花の色が
日々微妙に移り変わることから七変化とも呼ばれる。
アジサイは日本原産の園芸植物。ヨーロッパに渡ったアジサイは改良が重ねられた
系統が日本に里帰りし、西洋アジサイと呼ばれてさかんに栽培されている。
「朝日新聞社 草木花歳時記から抜粋」




















ガクアジサイの中心にある花冠。それが開いた画像。








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