早春賦
冥界の使いのように雪は降る淡い明かりにしじまも浮かぶ
春の色しのばせ落ちる寒の雪しらじら夜に拍子木の音
降り積もりほのかに灯る常夜灯蕗のさみどり出づる日こがれ
如月も末にしなれば土筆出る時のあわいの小さき墓碑銘
寒空に耐えて立ちたる裸樹に花は咲き出で人を動かし
さまざまのきざはしはあり日を次いで定めのままに春の足音
見えもせず触れもできずにきざはしを老いのまにまに危うく昇る
人住まず塵の積もれる古家に電気や水道請求書のあり
昔日に役目を終えた古家にかすかに残る生の残骸
まぼろしを背負いきざはし昇り来て見上げてみれば春の青空
暫くご無沙汰しました。
元気ですか。
忘れたかしらね。
趣味人でのmynatumiです
あずさでコメント書きました
けど今FC2のブログを開いて
懐かしくコメントしました。
忘れては居ないのですが
ご無沙汰しました。
元気で歌を詠まれていらっしゃるので
安心しました。
私はもう85才です。
あずささん。お元気でお過ごしでしたか?もちろんきちんと覚えていて、折に触れ、お元気で過ごされているだろうか・・・と案じていました。
お久しぶりのコメント、大変うれしいです。
私も昨年は大病をして手術。今は元気になって、飛び跳ねて?いますよ。
メールアドレスは以前のままでしたら、またメールを差し上げますね。
お元気で・・・カズ
元気になられて良かったですね。
ぴょんぴょん跳ねて居るって
嬉しいです。
趣味の方はアクセスが多いわりには
心に残るアクセスが少ないですね。
短歌で知り合った方との交信は
一人です。カズさんの歌のように
五感に訴えたどっしりとした歌は
あまり出会えません。
ゆっくり鑑賞させてくださいね。
gooの方にも投稿して居たら
自動的ににほん村と繋がって
居ました。
上達しない歌が何故アクセスが
多いのかを知りました。
アドレス
himeyuri435@car.ocn.ne.jp
です。
生きることで精一杯の日々で
想いながらもご無沙汰でした。
素敵な歌を鑑賞させて頂いて居ますよ。
鑑賞したくなりました。
良い歌ですね。
元気ですか。
「見えもせず触れもできずにきざはしを老いのまにまに危うく昇る」
短歌誌に出す関係で、だいたいは10首連作にしています。ですから一種のみでは分かりにくいのが多いですね。
http://sanka11.sakura.ne.jp/uwa11/sika.html
ここにまとめています。よろしければどうぞ。