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ここで話題にしたいのは、前説で「今回スマホと携帯に限って写真撮影をオーケーとしました。」と告知があったことである。日本の演劇、音楽など公演関係は一切撮影・録音が禁止となっているが、海外のライヴでは観客が平気でビデオ撮影をしている。YouTubeで見たロジャー・ウォーターズのザ・ウォールの再現ライヴで「ロジャーは公演中の撮影は許可しておりますが、フラッシュの使用は禁止です」という事前アナウンスが流れていた。著作権や肖像権などどう考えるのだろうと驚いたのだが、これだけ動画サイトが浸透している今の時代は撮影許可の方が宣伝効果も大きいということだろうか。
そしてキャラメル・ボックス。芝居終了後のカーテンコールで「撮影OK」となり、皆さんスマホなどで撮っていた。私は電源をオフにしていたので撮影が間に合わず、最後のぎりぎりのショットとなってしまった。
ところで私が大阪にいた11月23日よりスタートしたイエスの日本公演<YES WORLD TOUR 2014 in Japan>。こちらは「写真」ではなく“ライヴ音源お持ち帰りサービス”「Re-Live (リライヴ)powered by LIVEtoGO」が実施された模様。これは、全6公演会場のみで限定販売される「Re-Live (リライヴ)パッケージ」を3,500円で購入することで、11月25日東京・TOKYO DOME CITY HALL公演のライヴ音源をお持ち帰りできるサービスで、配信期間内でダウンロードする仕組みとのこと。ネットを当たり前に利用する今ならではの新しいサービス。これからどう展開するのだろうか。
さて「ブリザード・ミュージック」再演初日の方は、4回のカーテンコール。主役の西川浩幸氏も「想定外で動揺しています…」ととても驚いた様子。私は久しぶりの芝居だったが生は良いなぁと改めて感じた。