- ROSE PETAL -

何気ない日々のできごとを

小さな花びらのようにかさねてみます

パンプキンタルト

2011-11-18 | お菓子
ハロウィンの時に作ったパンプキンタルトは、水分の多い
かぼちゃだったので、ゆるゆるのかぼちゃクリームになり失敗

なので、今回もう一度挑戦してみました。

今度のかぼちゃは大丈夫だったみたいで、きれいにモンブラン型で
絞りだすことができました

ボクが食べながら「なんかこの前のと違うね~」だって

そうそう、この前のは本当はこんな風になるはずだったんだよ


以前、徹子の部屋に直木賞作家の村松友視さんが出演されていて、
「帝国ホテルの不思議」という本を出版されたという話を聞き、
読んでみたいなぁ~と思っていました。



大分に帰ってきて、県立図書館で予約したのが6月。
それから待つ事4ヶ月余り。

やっと、私の予約の番がきて読むことができました。

割と小さい字で357ページ。
2週間でなんとか読み終えました

2010年11月3日に創業120周年! 日本屈指の老舗名門ホテルの
伝統の力を、村松さんが宿泊部門からバーテンダーまで
30人の仕事観を通してうき彫りにするノンフィクションです。

全く未知の世界。
 
読んでいてとっても楽しかったです。
なんでも一流と呼ばれるには、平凡な人間からは想像もつかない程の
努力や気配りがあってこそだと強く感じました。

心に残ったのは、やはりベーカリーの金林さんの言葉。

帝国ホテルの地下にあるベーカリーの規模はおそらく世界一だろう。

ブフェのメニューにはパンなんて一言も登場してこない。
パンというのは‘テーブルの上にあるもの。’
花とパンはテーブルの上にある。
お客様が勝手に召し上がるもの。パンはそういう存在

もう一つ、バイキングという呼称は、帝国ホテル発なんだという
事を初めて知りました。

犬丸社長の時に、北欧のスカンディナヴィア式のスタイルで
たくさんの料理を卓上にならべて各自がとって食べるスタイルの
スモーガスボードを‘バイキング’と名づけたそうです。


今度は、京都の老舗旅館のことを書いた「俵屋の不思議」を
借りて読んでみようっと。









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