香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

木暮荘物語

2014-10-21 20:00:01 | 本のこと
三浦しをんさんの
『木暮荘物語』



小田急(おだきゅう)線の急行通過駅・世田谷代田(せたがやだいた)
から徒歩5分、築ウン十年、全6室のぼろアパート木暮荘(こぐれそう)。
そこでは老大家木暮(こぐれ)と女子大生の光子(みつこ)、
サラリーマンの神崎(かんざき)に花屋の店員繭(まゆ)の4人が、
平穏な日々を送っていた。だが、一旦愛を求めた時、
それぞれが抱える懊悩(おうのう)が痛烈な悲しみとなって滲(にじ)み出す。
それを和(やわ)らげ癒(いや)すのは、
安普請(やすぶしん)ゆえに繋(つな)がりはじめる隣人たちのぬくもりだった……。


ちょっと変わった人たちなのか
ただただ正直な人たちなのか
思いっきり嫉妬したり怒ったり
覗いたり無視したり
なんというか、奇想天外だけど
実は少し気持ちわかるわ~と小声で言っちゃう
人は愛すべきものだなぁと思う
三浦しをんさんってこういう本も書くんだなぁ
わたしは、とても好きです



今日の朝の北大銀杏並木
ちょうど見頃になりましたよ