「自分だけが正しいと勘違いするのは辞めなさい。
人に無理に分かってもらおうとするのも辞めなさい。
そんなの単なる押し付けです。
あなたのやったことが本当に相手を思っているならば、言い訳などしなくても相手は分かってくれます。
あなたの愛を感じ取ってくれます。
辛くてもそう信じなさい。」
…久々の阿久津語録。
「女王の教室 エピソード1 ~堕天使~」
昨年の夏の終り、初めて胃の異変に気付く前日に観た「女王の教室」(最終話)以来の新たな阿久津語録である。
次々に明かされる阿久津先生の過去(通称「白」真矢)。
結婚して、子育てをしていた過去!
そして、子供を失うという悲しい出来事。
家族との確執…。
白真矢が段々「いいかげん目覚めなさい」「イメージできる?」でお馴染、黒真矢の原型へと着々と形づくられる様子がうまく描かれていた。
予告を観たら、本日、いよいよ灰真矢→黒真矢への進化の過程が暴露されるもよう。
阿久津真矢の半生を観て、人は経験によって出来ていくって思った。
辛いことも悲しいことも、ちゃんと考えた分、その人の形になっていく。
良い意味でも悪い意味でも。
完璧な人間なんていないのだから、色々な人間がいて当然だ。
要は「どんな経験」をして、それを「どういう風に」考え自分の形の一部にしていくか、なんだと思う。
放送時間に間に合うように仕事のスピードを上げた甲斐があった。(←ビデオの予約録画ができない)
「あなたが何で愛されないか分かる?あなたが誰も愛していないからよ」という阿久津先生の言葉は、今までで一番強烈だった…。
納得というか、痛感している部分に塩酸をすりこまれた感じ。
「女王の教室」は、北区と足立区をロケで使用していると思われる。
祐介君のおじいちゃんが経営する飲み屋は、王子の飛鳥山公園隣に位置する飲み屋街であるし、また昨日の放送で使用された阿久津先生の挙式シーンは、赤羽カトリック教会である。
普段よく行く場所がテレビに映ると異様なまでの興奮を覚える。
…阿久津先生は意外と近くに住んでいるのかもしれない。