世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

毎日、花火

2008年07月26日 22時44分12秒 | Weblog
隅田川花火大会だったらしい。
テレビ東京の独占生放送を観て気付いた。

今日は一日中、布団でコロコロしていた。
アンチエコを空気で感じるようなエアコンをビンビン効かせた部屋で、横になって本を捲る。飽きたら煙草を吸い、携帯をいじり、また本のページに目を落とす。
そうこうしている内に、寝落ちしてしまったらしい。
起きたら19時半だった。
母と電話で会話をし、今日が隅田川花火大会だと知った。
電話を切った後、テレビ東京にチャンネルを合わせると、・・・やってるやってる。
この番組のCMの殆どがアサヒビールだった。
洗脳されてしまった私は、つい冷蔵庫からビールを取り出して、グビグビしながら花火鑑賞@自分の部屋。
音と光のコラボレーションというコーナーが印象的だった。
ロシアで初めて開発された電子音楽楽器「テルミン」でkiroroの「未来へ」を演奏。
聞き惚れる野々村ファミリーと山田まりあ夫婦をカメラが映し出し、肝心の花火はそのバックにチラチラと映っているだけ。
嗚呼、花火とコラボレーション・・・テレビ東京のハッチャクぶりを久々に感じた。

しかし、花火は本当に美しい。
ピヨロロ~ンと天空に上がり一瞬で美しく散っていく・・・そんな花火に人生観を重ねる、巷に溢れる通念が素直に我が身にも沁みこんでいく。
同時に、なぜだかすごく前向きな気持ちになれる。
上を向いて上がっていく光の塊が、きっとテンションを高くしてくれるのだろう。

今年の夏の目標は、林真理子先生の本を10冊読むこと。
大学時代のペースには及ばないが、あの、本との蜜月期間をもう一度堪能したい。
ブログを書いていて思ったんだが、私の場合、やはり本を読んで何かをインプットしなければアウトプットできないんである。

ピヨロロ~ンと天空に上がるのが日常の生活だとすれば、私にとってのブログを書くという作業は花火に等しい。
もう何年もブログ生活をしているのだというのに、「投稿」ボタンを押すときは、いつも緊張する。

そんなことで。
毎日、花火。

明日は、どんな花火を打ち上げようか。

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曇天

2008年07月26日 00時29分22秒 | Weblog
昨日、何気なく観ていたNHKの音楽番組。

ネイルを塗り塗りしながら、流れっぱなしのテレビに半分の意識を委ねるこんな時間が好きだ。

…!

半分の意識を心地よい音楽が突然占拠した。

福岡県出身のDOESという人々の音楽に、私はネイルを塗るのを忘れるぐらい耳を傾けてしまった。

音階が和風なのにロック…という音楽を聴くのは初めて。

しかも歌詞が、叙情的で一発で好きになった。

『曇天の道を傘を忘れて
歩く彼女は雨に怯えてるので
僕も弱虫ぶら下げて空を仰ぐ』


「僕」のグレーな心情と曇天が見事に相成っているではないか。

しかも後半に『足軽のごとく』という言葉が出てくる。

でも違和感がなくこの曲の世界観にマッチしていている。

哀愁のある音の変化も聴いていてとても心地よい。
暫くはエンドレスで聴くつもり。
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