昼下がりまで布団から出られず。
ぬっくぬっくとした布団にくるまり、目を閉じたり開けたり。
昨日、重い荷物を運んだので腕が筋肉痛でつらい。
夕方、近くの理容店に顔剃りに行く。
約2ヶ月ぶり。
週イチで自分で剃っているんだが、やはり素人では限界があるらしく、最近どうも顔色がくすみがちだった。
「こんにちはー」
誰もいない雑然とした店。
奥から店主・マリコさんがドタドタと登場。
いつも元気なオバチャンである。
まずは泡を顔に塗られる…これが気持ち良い。
まるで自分がショートケーキで、生クリームを塗られている気分になる。
そうこうしている間に、私の肌には剃刀が当てられる。
ゾーリ、ゾーリ。
2ヶ月ぶりだったので、産毛が額縁のように増殖しているもよう。
マリコさんは、正月に娘二人と実の姉とその娘とで海外旅行に出掛けたらしい。
香港、マカオ、中国…3泊4日!
なんて強行ツアーなんだろう。
時間がなくて楽しみにしていた免税店での買い物を楽しめず、少しガッカリしていた。
旅行中の笑い話を聞きながら爆笑。
珍道中とはこのこと!
剃刀が口許をなぞられていることも忘れて爆笑。…いささか危険?
顔剃りのあとはマッサージ。
だるんだるんの皮膚を優しくリフティング。
マリコさんの話も手元に勝るほどの早さで展開。
中国人の女性販売員に値切ったら逆ギレされて、逆逆ギレしてビーズのバッグを購入した、とか。
強靭だぜ、マリコさん…。
何なんだ、その交渉力!?
パックを塗られ、しばし放置。
マリコさん、何やら持ってきた。
その総ビーズのバッグだ。
色は黒で地味だが、絢爛豪華な模様が大変素敵だった。
値切った甲斐があったと思う。
「あと、おねーさんに、これ。お土産ね」
なんとマカオのお土産、スカーフをいただいてしまった!
このお店は女性に人気らしい。
マリコさんは常連の女性客だけにスカーフを買ってきたもよう。
紺と白のベースにピンクの花が散りばめられているスカーフは、私の愛用している紺のスーツにぴったりではないか。
春らしくて可愛らしい。

1時間以上も手入れをされ、私の肌は輝きを取り戻した。

産毛があるとどうも化粧水が吸収できないらしい。
最近の肌の不調は産毛が原因か?
あと、ホウレイジワが消えたのが嬉しい☆
「おねーさん、また来てくださいね」
マリコさんの優しい笑顔に送り出された。
外は生ぬるい風が吹いていて、私はあのスカーフを靡かせる自分がそう近い内に来ることを思った。
ぬっくぬっくとした布団にくるまり、目を閉じたり開けたり。
昨日、重い荷物を運んだので腕が筋肉痛でつらい。
夕方、近くの理容店に顔剃りに行く。
約2ヶ月ぶり。
週イチで自分で剃っているんだが、やはり素人では限界があるらしく、最近どうも顔色がくすみがちだった。
「こんにちはー」
誰もいない雑然とした店。
奥から店主・マリコさんがドタドタと登場。
いつも元気なオバチャンである。
まずは泡を顔に塗られる…これが気持ち良い。
まるで自分がショートケーキで、生クリームを塗られている気分になる。
そうこうしている間に、私の肌には剃刀が当てられる。
ゾーリ、ゾーリ。
2ヶ月ぶりだったので、産毛が額縁のように増殖しているもよう。
マリコさんは、正月に娘二人と実の姉とその娘とで海外旅行に出掛けたらしい。
香港、マカオ、中国…3泊4日!
なんて強行ツアーなんだろう。
時間がなくて楽しみにしていた免税店での買い物を楽しめず、少しガッカリしていた。
旅行中の笑い話を聞きながら爆笑。
珍道中とはこのこと!
剃刀が口許をなぞられていることも忘れて爆笑。…いささか危険?
顔剃りのあとはマッサージ。
だるんだるんの皮膚を優しくリフティング。
マリコさんの話も手元に勝るほどの早さで展開。
中国人の女性販売員に値切ったら逆ギレされて、逆逆ギレしてビーズのバッグを購入した、とか。
強靭だぜ、マリコさん…。
何なんだ、その交渉力!?
パックを塗られ、しばし放置。
マリコさん、何やら持ってきた。
その総ビーズのバッグだ。
色は黒で地味だが、絢爛豪華な模様が大変素敵だった。
値切った甲斐があったと思う。
「あと、おねーさんに、これ。お土産ね」
なんとマカオのお土産、スカーフをいただいてしまった!
このお店は女性に人気らしい。
マリコさんは常連の女性客だけにスカーフを買ってきたもよう。
紺と白のベースにピンクの花が散りばめられているスカーフは、私の愛用している紺のスーツにぴったりではないか。
春らしくて可愛らしい。

1時間以上も手入れをされ、私の肌は輝きを取り戻した。

産毛があるとどうも化粧水が吸収できないらしい。
最近の肌の不調は産毛が原因か?
あと、ホウレイジワが消えたのが嬉しい☆
「おねーさん、また来てくださいね」
マリコさんの優しい笑顔に送り出された。
外は生ぬるい風が吹いていて、私はあのスカーフを靡かせる自分がそう近い内に来ることを思った。