「美しいものが好き」
などと言うと、妹や母は
「アンタ…あんなにだらしない暮らしをしているのに?…ププっ」
と笑う。
ウルサイ。
ダマレ。
気を取り直して
美しいものが好き。
今日は早起きして目黒を散策。
まずは
「祝祭の衣装展 ロココ時代のフランス宮廷を中心に」@目黒区美術館
この企画を知ったときに「こりゃ行かないと!」と、鼻息を荒げながら思った。
映画「下妻物語」を観てから、私は密かにロココに傾倒している。
目黒駅から目黒川まで権ノ助坂をひたすら下った。
目黒区美術館到着。
入場口に写真撮影パネルがあった。
入場すると…中世ヨーロッパのドレスの数々!
ワンダフォ~★
すっかり酔いしれた。
どれもこれも美しい刺繍が施されていて、着用している自分を妄想し、コーフン。
しかし、展示物の背後に誂えられた鏡に映る自分の姿を急に見るなり…意気消沈。
どのドレスもサイズが小さめ。
当時の人たちは華奢だったんだろうか。
小柄な私だけど、立ち並ぶマネキンの中を歩いていると、自分が大女になったような気になってしまう。
そうそう、マネキン!
この物々しさが何とも。
MALICE MIZERというか。
綺麗な夜だから~♪って感じ。
夢に出てきそうだぜ…。
髪を高く結い上げているロココ時代の貴婦人の絵なんかをよく見るが、マネキンの頭上に再現されてあるのを見ると、本当に迫力満点!
重そう…。
首、痛めないのかな。
小規模ながらけっこう楽しめた企画展だった。
目黒川沿いの桜の芽。
ぽっこりしていた。もうすぐ春。
目黒川っていえば、あの城。
そう。
目黒倶楽部 石庭。
旧目黒エンペラーである。
城タイプのラブホテルでは日本で一番古いらしい(開店は1973年)。
全盛期には月4,000万円の売上があったらしい。
林真理子先生の「花探し」にも出ていたな、ここ。
「僕、あのお城に入るんだ!」
と、突進する吉熊。
…これっ、いけませんっ!
続いて目黒駅を挟んで東京都庭園美術館。
目黒駅東口で買ったおにぎりを庭にて食べる。
ん~!おいしっ。
庭の梅は咲き始めていた。
花弁に鼻孔を近づけると、優雅な香りがした。
さて、庭園美術館入場。
「ポワレとフォルチュニィ 20世紀モードを変えた男たち」
20世紀にはいると、パリ・モードは大きな転換期を迎える。それまで女性のシルエットを支配してきたコルセットは放棄され、ポワレに代表される直線的なシルエットのドレスや、フォルチュニィによる布地そのものの美しさを纏う斬新なドレスが誕生。
その時代を生きたポワレとフォルチュニィの仕事っぷりが展示されていた。
ポワレの作品(左)
彼の代表的なデザイン・Iラインのワンピースは体の線をまんま表現するので、着こなすには相当のナイスバディを要するものだと思う。
黒の総ビーズのイブニングドレスにうっとり。
フォルチュニィの作品(右)
細かなプリーツの美しさったら!
光の加減により、布地に陰影がついて、奥深い味わいをもたらしていた。
重厚感溢れるドレスの数々が薄暗い洋館内に佇んでいて…非日常的でとても刺激的だった。
洋館のレトロな雰囲気も相成り、まるで舞踏会に紛れ込んだような錯覚に陥る。
服飾の世界の奥深さを感じた一日であった。
目黒駅近くにある「DEAR BEAR」
ここではクマ好きにはたまらないクマグッズがたくさん販売されている。
目黒に来たら必ず寄る場所である。
秋冬物のクマ用洋服が半額セール!
吉熊用にズボンとセーターを購入した。
他にはシロクマのクリアファイルを購入。会社で使おう♪
店内にはン万円の高級クマなども販売されている。
いずれもガラスケースににて大切に保管されている。
それらを見ているだけでも楽しい。
やっぱり、私は美しいものが好き、であると再確認できた。
さて、休日が終わろうとしている。
被服…
…服…
…あ。
制服の仕事を思い出してしまった。
明日からの仕事のことについてを考える私であった。
などと言うと、妹や母は
「アンタ…あんなにだらしない暮らしをしているのに?…ププっ」
と笑う。
ウルサイ。
ダマレ。
気を取り直して
美しいものが好き。
今日は早起きして目黒を散策。
まずは
「祝祭の衣装展 ロココ時代のフランス宮廷を中心に」@目黒区美術館
この企画を知ったときに「こりゃ行かないと!」と、鼻息を荒げながら思った。
映画「下妻物語」を観てから、私は密かにロココに傾倒している。
目黒駅から目黒川まで権ノ助坂をひたすら下った。
目黒区美術館到着。
入場口に写真撮影パネルがあった。
入場すると…中世ヨーロッパのドレスの数々!
ワンダフォ~★
すっかり酔いしれた。
どれもこれも美しい刺繍が施されていて、着用している自分を妄想し、コーフン。
しかし、展示物の背後に誂えられた鏡に映る自分の姿を急に見るなり…意気消沈。
どのドレスもサイズが小さめ。
当時の人たちは華奢だったんだろうか。
小柄な私だけど、立ち並ぶマネキンの中を歩いていると、自分が大女になったような気になってしまう。
そうそう、マネキン!
この物々しさが何とも。
MALICE MIZERというか。
綺麗な夜だから~♪って感じ。
夢に出てきそうだぜ…。
髪を高く結い上げているロココ時代の貴婦人の絵なんかをよく見るが、マネキンの頭上に再現されてあるのを見ると、本当に迫力満点!
重そう…。
首、痛めないのかな。
小規模ながらけっこう楽しめた企画展だった。
目黒川沿いの桜の芽。
ぽっこりしていた。もうすぐ春。
目黒川っていえば、あの城。
そう。
目黒倶楽部 石庭。
旧目黒エンペラーである。
城タイプのラブホテルでは日本で一番古いらしい(開店は1973年)。
全盛期には月4,000万円の売上があったらしい。
林真理子先生の「花探し」にも出ていたな、ここ。
「僕、あのお城に入るんだ!」
と、突進する吉熊。
…これっ、いけませんっ!
続いて目黒駅を挟んで東京都庭園美術館。
目黒駅東口で買ったおにぎりを庭にて食べる。
ん~!おいしっ。
庭の梅は咲き始めていた。
花弁に鼻孔を近づけると、優雅な香りがした。
さて、庭園美術館入場。
「ポワレとフォルチュニィ 20世紀モードを変えた男たち」
20世紀にはいると、パリ・モードは大きな転換期を迎える。それまで女性のシルエットを支配してきたコルセットは放棄され、ポワレに代表される直線的なシルエットのドレスや、フォルチュニィによる布地そのものの美しさを纏う斬新なドレスが誕生。
その時代を生きたポワレとフォルチュニィの仕事っぷりが展示されていた。
ポワレの作品(左)
彼の代表的なデザイン・Iラインのワンピースは体の線をまんま表現するので、着こなすには相当のナイスバディを要するものだと思う。
黒の総ビーズのイブニングドレスにうっとり。
フォルチュニィの作品(右)
細かなプリーツの美しさったら!
光の加減により、布地に陰影がついて、奥深い味わいをもたらしていた。
重厚感溢れるドレスの数々が薄暗い洋館内に佇んでいて…非日常的でとても刺激的だった。
洋館のレトロな雰囲気も相成り、まるで舞踏会に紛れ込んだような錯覚に陥る。
服飾の世界の奥深さを感じた一日であった。
目黒駅近くにある「DEAR BEAR」
ここではクマ好きにはたまらないクマグッズがたくさん販売されている。
目黒に来たら必ず寄る場所である。
秋冬物のクマ用洋服が半額セール!
吉熊用にズボンとセーターを購入した。
他にはシロクマのクリアファイルを購入。会社で使おう♪
店内にはン万円の高級クマなども販売されている。
いずれもガラスケースににて大切に保管されている。
それらを見ているだけでも楽しい。
やっぱり、私は美しいものが好き、であると再確認できた。
さて、休日が終わろうとしている。
被服…
…服…
…あ。
制服の仕事を思い出してしまった。
明日からの仕事のことについてを考える私であった。