世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

好きなものは好き。

2009年07月05日 22時06分44秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんのダンスの公演に行く。
Cちゃんは昨年1月に我が部署にやってきた人で、私と同郷。
色白で可愛い、そして公文式で培ったであろう粘り強さがある娘である。
彼女は学生時代からダンスをやっている。
彼女を含め、うちの会社にはダンサーがけっこういる。ジャズダンス、社交ダンス、ベリーダンス、ヒップホップ…。
某消費者金融のコマーシャルを真似できる日も近いかもしれない。
あの…レオタードで踊っていたヤツ。

「れっつぎょ
 うぉんちゅーしーまいへー
 あーのにのねぇー
 そーちゅなごろなしっまいなろうぇ~
 わーなわーなちゅーどんちゅ びーちゅ くぅー
 てぃんく なずろびわび がっとぅどぅー
 おーごーた(べりとぅぎゃざとぅ)
 よーでーまい(ふぉえばうぃんざ まーってぃ)」


今日の公演「大切なこと」は、Cちゃんたち200人の師である松本ケージ先生の追悼という意味が込められていた。
ダンスの合間に流れる映像には、生前の松本さんの人柄を表すかのような記録が映し出されていた。
学生である教え子さんたちにダンスだけではなく、生きる上で大切なことも指導していた先生。
教え子さんたちから松本さんへの手紙の朗読を聞いて、思わず涙が溢れた。
34歳で亡くなられてからもこんなに皆さんに愛され続ける松本ケージさんってスゴいなと思った。

後輩女子Cちゃんは極めて顔がミクロ。
故によく目立った。
舞台の前方で舞っていても遠近感が狂うぐらい小さいんである。
普段はおっとりしてるのに、リズミカルで力強い舞をしていてそのギャップにいつも驚かされる。
仕事も好きなことも全力投球。
改めてそのパワーに感動した。

帰りに区役所方面へ。
我が妹が最初にデザインを手掛けたお店の看板を見に行った。
店のオープン時に母と妹で一度見に行ったことがある。
いまだに健在。
絵を描くことが好きな妹。
Cちゃん同様、「好き」を貫き通している。

せっかく練馬まで来たのだからと、石神井公園まで足を伸ばした。
大きな池がある公園だ。
夕暮れ時の池の淵にはたくさんの釣り人たちがいた。
何が釣れるんだろうか。


白鳥ボートに乗りたがる吉熊。
今日は営業終了したっぽいから、また今度ね。


「コバノランタナ」だろうか?
公演北側のお店の壁一面に咲いていた。


映画「アメリ」でアメリが水切をしている橋に似た橋。
(って、今、動画で確認したら全く似てなかった…記憶違い…)


公園の北側には大きな邸宅が立ち並んでいる。
まるで洋館のよう。
それらを眺めつつ歩くのも楽しい。

そうだ。
「好き」は人各々。
他人と比べるもんじゃない。
そんな必要なんてない。

私はこうやって、クマとお散歩するのが好き。
好きなものは好き。
それでいいんじゃない?


サラサラと揺れる柳の下を歩きながら、そんなことを思った。

池袋に寄り、お買い物。
7月7日に迫るCちゃんのお誕生日プレゼントをランコムで購入。
喜んでくれるかな。

さて、来週も一週間、頑張ろう。
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