会社帰りに、入谷で昨日から明日まで開催されている朝顔市に行ってきた。
今日の仕事はもりだくさんだったのだが、朝顔市をご褒美にして頑張れた。
鶯谷駅で下車。
既に帰る人たちはみんな朝顔の鉢を携えていて、それを見ていると心が踊った。
通りの片側が朝顔の夜店、もう片側がそれ以外の夜店。
まずはざっと朝顔を見て回った。
動物や植物を愛でるだけならば好きだが、育てるのは無理。
植物を買っても3日後にはドライフラワーにしてしまう。
数々の犠牲者を見送ってきた@ベランダ。
私には「育てる」という能力が欠如してるのかもしれぬ。
だから今日も「朝顔、買わない」と固く決意をしていた。
価格帯はだいたい2,000円前後。
如何せん朝顔は朝に咲くもの。
夜は花が閉じてしまっている。
だからその良し悪しがわからない。
「よ、お姉さん!見ていきなっ!」
と威勢の良い声を掛けられるが、優雅な笑みをたたえるだけ…すまんそ。
片側の夜店ではビールとたこ焼きを買った。
隅の方でそそくさと食した。
粉っぽいたこ焼きと冷たいビール。
極楽ぅー。
生きていて良かった。
どこからか吹いてくる涼しい風。
夜店の先で揺れる裸電球。
その明かりにぼんやりと浮かび上がる、たおやかな朝顔のつる。
そして柔らかそうな葉。
ああ、これぞまさしく日本の夏。
金鳥の夏(ドカーン)。
それらは私に暑さを忘れさせてくれた。
昔の人にとって、雰囲気がクーラー代わりだったのかもしれない。
本来ならば私だって浴衣を着て祭りに参加したい。
後れ毛を気にしつつ、しゃなりしゃなりと夜店を覗きこんだりしたい。
帯で脇腹をギンギンに締めると汗が出ないんだそうな。
だから浴衣を着た私の顔はテカっていない筈だ…妄想では。
朝顔でもたまに私のように自律神経が狂っているのもあり、小さく咲いているのがあった。
同志。
小さな花にシンパシィを感じる31歳の夏である。
帰りはちゃんと来た道を辿れば良いのに、感覚的に生きている私は「こっちじゃね?」とひとりごち、鴬谷のラブホテル街をさ迷うことに…。
ラブホテル街のメッカで迷子。
ネオンが眩しい迷宮&異文化であった。
このブログを長らく読んでくださっている方でしたらお気づきかもしれません。
今日は私にとって特別な日でした。
年に一度、過ちを省みる日。
全てを失い、泣いて泣いて泣いて。
落ち込み、後悔して、死のうと本気で思ったあの日。
月日が経ち、傷口が瘡蓋になったと思ったら、また捲られて、しまいには塩を刷り込まれ、たまに自分で捲り返してみて…でも、くじけずに前進してきた今となっては、いとおしい4年間。
まだまだ投薬は続くと思われます。
でも適当に頑張ります。
支えてくれた人、
赦してくれた人、
読者の方々、
そして吉熊、
みんなみんな、
ありがとうございます。
朝顔を育てられなくて、
ラブホ街で迷子になる、
そんな私ですが、
今後ともよろしくお願い致します。
今日の仕事はもりだくさんだったのだが、朝顔市をご褒美にして頑張れた。
鶯谷駅で下車。
既に帰る人たちはみんな朝顔の鉢を携えていて、それを見ていると心が踊った。
通りの片側が朝顔の夜店、もう片側がそれ以外の夜店。
まずはざっと朝顔を見て回った。
動物や植物を愛でるだけならば好きだが、育てるのは無理。
植物を買っても3日後にはドライフラワーにしてしまう。
数々の犠牲者を見送ってきた@ベランダ。
私には「育てる」という能力が欠如してるのかもしれぬ。
だから今日も「朝顔、買わない」と固く決意をしていた。
価格帯はだいたい2,000円前後。
如何せん朝顔は朝に咲くもの。
夜は花が閉じてしまっている。
だからその良し悪しがわからない。
「よ、お姉さん!見ていきなっ!」
と威勢の良い声を掛けられるが、優雅な笑みをたたえるだけ…すまんそ。
片側の夜店ではビールとたこ焼きを買った。
隅の方でそそくさと食した。
粉っぽいたこ焼きと冷たいビール。
極楽ぅー。
生きていて良かった。
どこからか吹いてくる涼しい風。
夜店の先で揺れる裸電球。
その明かりにぼんやりと浮かび上がる、たおやかな朝顔のつる。
そして柔らかそうな葉。
ああ、これぞまさしく日本の夏。
金鳥の夏(ドカーン)。
それらは私に暑さを忘れさせてくれた。
昔の人にとって、雰囲気がクーラー代わりだったのかもしれない。
本来ならば私だって浴衣を着て祭りに参加したい。
後れ毛を気にしつつ、しゃなりしゃなりと夜店を覗きこんだりしたい。
帯で脇腹をギンギンに締めると汗が出ないんだそうな。
だから浴衣を着た私の顔はテカっていない筈だ…妄想では。
朝顔でもたまに私のように自律神経が狂っているのもあり、小さく咲いているのがあった。
同志。
小さな花にシンパシィを感じる31歳の夏である。
帰りはちゃんと来た道を辿れば良いのに、感覚的に生きている私は「こっちじゃね?」とひとりごち、鴬谷のラブホテル街をさ迷うことに…。
ラブホテル街のメッカで迷子。
ネオンが眩しい迷宮&異文化であった。
このブログを長らく読んでくださっている方でしたらお気づきかもしれません。
今日は私にとって特別な日でした。
年に一度、過ちを省みる日。
全てを失い、泣いて泣いて泣いて。
落ち込み、後悔して、死のうと本気で思ったあの日。
月日が経ち、傷口が瘡蓋になったと思ったら、また捲られて、しまいには塩を刷り込まれ、たまに自分で捲り返してみて…でも、くじけずに前進してきた今となっては、いとおしい4年間。
まだまだ投薬は続くと思われます。
でも適当に頑張ります。
支えてくれた人、
赦してくれた人、
読者の方々、
そして吉熊、
みんなみんな、
ありがとうございます。
朝顔を育てられなくて、
ラブホ街で迷子になる、
そんな私ですが、
今後ともよろしくお願い致します。