世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

主任のお仕事

2009年07月16日 22時02分21秒 | Weblog
昇格のシーズンである。
社員同士、様々な噂が飛び交っていた。
「●●さん、係長だって」
などなど。

アラフォーの先輩から一通のメールがきた。
「Excelもろくに使えないあのコが昇格なんておかしい!
許せない!
間違っている!
ガッー!」
と。
それはそれは。
怒りに満ちたメールである。
彼女の鼻息が、携帯の受話器の小さな穴からフンガーと飛んできそうな勢いであった。

ぶっちゃけ、私は自身の肩書きについて、拘りを持っていない。
楽しく穏やかに今の社員生活を送れれば、肩書きなどどうでもいいと思っている。
もうガムシャラになるのは辞めた。
あの歪みが今、精神に支障を来たしていると思うからだ。

でも主任の立場をもらっているので、その分は…と心がけている。

その程度である。
他人に興味がないので他人の肩書きなんて本当にどうでもよい。
頑張ったんだね、と思うだけである。
自分の人生だもの。
他の人のことなど考えている時間は私にはないのである。

与えられたり自ら発見した仕事を精一杯にすることができる環境に居られれば、それでいいいんじゃなかろうか。
その日その日を笑顔で送れることぐらい、大切なことってないと思う。


いただいたメールを熟読しながら、お世話になっている精神科医のクマ医師だったら、この場合、何て言うかな?と考えた。

そして、
「他人の昇格って、貴方にとっていったい何なんですか?」
というような内容のメールをオブラートに包んで送付。

彼女は、何かに気づいたんだろうか。
すっかりご機嫌になった。
で、竹下夢二にハマっていることを切々と述べてきた。
一先ず安心。

最近、悶々としている彼女。
納涼祭と称して、近々接待を開催して差し上げよう。
もしくは弥生美術館デートかな。

…これも主任のお仕事の一環か。
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