世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

映画「クヌート」

2009年07月26日 | Weblog
映画「クヌート」を観てきた。


2006年にベルリン動物園で誕生し、一躍人気者になったホッキョクグマ“クヌート”の成長を基につづるドキュメンタリー。北極とベルリンで暮らすホッキョクグマと、ベラルーシの森で生きるヒグマという3つの異なる環境でたくましく生きるクマたちの生態に迫る。日本版ナレーションを担当するのは音楽活動だけにとどまらず、俳優としても活躍中の藤井フミヤ。絶滅危惧種であるホッキョクグマの現状が、われわれに多くの疑問を投げかける。(シネマトゥデイ)

もうね、クマ好きにはたまらない映画ではないだろうか。
クマ、クマ、クマ…!!!

クヌートは飼育係のトーマスさんに甘えるとき、グルグル…鳴く(ささ鳴き)。
その様子が可愛くて。
目を細めながら見入っていると、
「グ~グ~」
おや?
リアリティ溢れるこのささ鳴きは何?
演出?
この映画館の音響設備ってすごいのな?
と思っていたが、よく聞いてみたら、後ろの席に座っている人の鼾だった。

そう、この映画。
クマに興味が無い人にとっては拷問に近い作品かもしれない。
クマ好きの私でさえ、
「盛り上がりに欠けるなぁ」
と思ったぐらいだから。

人工保育で育つクヌート、
北極で生きる野性のホッキョクグマ、
ベラルーシの森の中で生きるヒグマ、
クマ好きにはたまらないが、果たして三種類のクマを出す意味があったのだろうか。
ホッキョクグマ=絶滅危惧種=環境問題…に繋げようと必死っぽい雰囲気が、ちょっと萎えるんだよな。
また、その映像が突如切り替わるので、落ち着かなかった。


でもいいの、いいの。
クヌートもその他のクマたちも、ヨダレもんの可愛さだったから。

クヌートの飼育係だったトーマスさん。
実はこの人のこと、ずっと前から気になっていた。
愛情を込めてクヌートに接する姿が印象的だった。
この方、昨年9月に急死されたらしい。
クヌートのこと、きっと死の間際まで気になったんだろうなぁと思うと心が痛かった。

クヌートのぬいぐるみも販売されていたもよう。
しかし、見たら絶対に買ってしまうので、敢えて見なかった。
…これ以上クマが増えたら、我が家は人口爆発ではなくクマ爆発になってしまう。

我が家のクヌートこと・ロッキーは今日も元気!


クマに元気をもらえた。
明日からも頑張ろう。
クマー!!




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夏色

2009年07月26日 | Weblog
夏旅の計画を練り練り。
ねるねるねるね。
本やパソコンと睨めっこ。
そして、ようやくホテルや施設の予約をした。
ツアーだったら楽なのであるが、行き先を決められるのが厭で、ずっとこのスタンスを貫き通している。

ふぇ~。
少し疲れてしまった。
決断という行為は、若干、人を疲れさせる。

夏の陽は高く、その光は庇で遮られてしまい、部屋の奥には入ってこない。
薄暗い部屋の窓から見上げた空は、夏色に輝いていた。

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