世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

気が乗らない

2011年09月08日 | Weblog
心療内科デー。

今日の待ち時間は2時間。いつも3~4時間は待たされるので快挙である。
9月に入ってから倦怠感が凄まじく、今日も然り。待ち時間は本を読みながら寝てしまった。中途半端な睡眠後特有の頭痛を持て余しつつまた暫く待つと名前を呼ばれた。

クマ医師に色々と質問されるが、如何せん、寝起きで頭が朦朧としているので「特にありません」と沢尻エリカ的回答しかできなかった。そもそも今日は人と積極的に会話をすることに対し、あまり気が乗らないっぽい。私がもし赤ん坊だったら、絶対にぐずっていたと思う。それぐらい体も心も駄目な日だった。

前回の生理日を確認し、生理前でもないのに…とクマ医師はとても悩んでいた。
自分でもよくわからない。でも変な夢を見て途中覚醒はあるものの、けっこうよく眠れている。たぶん夏の疲れが出たのだと思うという意見に漂着した。

「他に不安になることは?」
と訊かれた。
「色々です。でも騙し騙し生きています」
と返答した。

不安なことなんてたくさんある。原稿用紙40枚ぐらいにしたためられる。でもあまりにも倦怠感が凄まじいのでそれらを掘り起こしてわざわざ対峙する気になれない。だから、騙し騙しという表現を使用した。

クマ医師はそんな私を察したのか今日の診察は数分で終了。
まあこんな日もあるわな。

処方変更なし
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール

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「サウスバウンド」

2011年09月08日 | Weblog
土曜日に台風が来るというのでTSUTAYAでDVDを借りてきた。
しかし観るのを忘れていたので昨日観た。

「サウスバウンド」
あらすじ: 浅草に住む小学6年生の上原二郎(田辺修斗)は、疑問に感じたことには猛然と盾つく父親の一郎(豊川悦司)を恥ずかしく思っていた。ある日、母親さくら(天海祐希)の発案で、一家は父の故郷である沖縄の西表島に引っ越すことに。島民に温かく迎えられる上原家だが、そこでもまた一郎は観光開発業者を相手に闘うはめになる。(シネマトゥデイ)

前半はとても良かった。トヨエツ扮する一郎の変わっているけど筋の通った意見やそれに振り回される家族の様子が滑稽に描かれていて面白かった。
税金を払いたくないがゆえ、取り立てに来た役人に「ナンセンス!」「税金払わなければならないなら国民辞めちゃおう!」と宣ったり、息子の修学旅行費用の高さに怒って「旅行会社と学校との癒着を暴く!」と学校に乗り込んでいったり。元過激派の父・一郎、最高だった。渋い役からこういう面白い役までこなせるトヨエツ、すげー。

しかし最後の展開はないよなと落胆。

思わず、
「ナンセンス!」
と作品に叫びたくなった。

南の島の空き家に勝手に住み、土地の所有者と悶着したあと、子供たちを置いて逃げていく夫婦ってどうなの?と思った。
で、この作品は何が言いたかったの?と、テンポよく纏まっている前半が良かっただけにちょっとガッカリだった。

原作は良いらしいので今度読んでみよう。