世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

アッサラーム アライクム 

2011年09月14日 22時45分52秒 | Weblog
他部署の姐さんとお喋り。
クールでハードな彼女だが、ナイーブで乙女なのを私は知っている。
彼女の機嫌が良さそうなときを見計らい、たまに甘えたりする。ごろにゃん。

「一緒にアラビア語を学びましょう」
と彼女に提案したのだが
「いやだ」
と断られてしまった。
実用的でないからとのこと。

「マニアックな言語だからこそ、一緒に学び、そして社内の噂話なんかをアラビア語で堂々とできるんじゃないですか!」
と熱く力説したら呆れられた。

アラビア…
イスラム…

もう、最近、そのことばかりを考えている。

男の人の服装。
頭に被るゴトラ(クーフィーヤ)は800円ぐらいのものから150万円ぐらいするものもある。
高級なものだとジバンシィやディオールなどといったブランドからも出ているらしい。
生地は日本製のものが人気があるそうな。意外。

また東京にもモスクがあり、見学もできるとのこと。
ぜひ行ってみたくなった。(東京ジャーミイ)

日々、そんな知識ばかり増える。

それだけではなく、たまに隣の席の後輩女子Cちゃんにاَلسَّلامُ عَلَيْكُمْ.(アッサラーム アライクム あなたがたの上に平安がありますように)と挨拶している。Cちゃんは優しいので相手にしてくれる。


嗚呼、なんて魅力的なんだ、中東。
来年の夏旅はイギリス行きを考えていたのだが、実はドバイやトルコにも惹かれている。

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柔軟に

2011年09月14日 22時29分23秒 | Weblog
経理からもらう経費のデータが従来のタイプと異なり、加工(税抜きにする)が困難…。
今まで10年間、自分なりに習得してきた技があまり役立たなくなってしまい、かなり落ち込んだ。
私の10年は何だったんだろう。せっかく培ってきたのに。

「これが非課税にするべきものだよ」と経理からリストももらうのだが、それら以外にも隠れ非課税対象物があり、そういうものを発見するには長年の勘が頼りになる。「貯蔵品払出」とか。

昨日の午後から今日の正午まで。
何度も諦めてしまおうかと思った。
吉熊上司に「できませ~ん」と言えたらどんなに楽か。
経理に「今まで通りにしてください」と泣きつけることが可能ならばどんなに楽か。

でも言えなかった。
この仕事には誇りを持っている。

祖母が亡くなったとき、午前中だけ出勤して経費の加工をやってくれないか、と吉熊上司に言われた。
初めて頼られていることを実感できた。(勿論吉熊上司も経費の加工はできると思うが彼は抱える案件が多くて忙しい)

だからどうしても自分で完結させたかったんである。

正午の鐘が鳴る頃、終了!
できた、できた、できたー!
地味に感動。

新たなマニュアルは忘れぬ内にノートに書いておいた。
来月はこれを基にもっと早くできますように。


あと別件で、今日、吉熊上司が
「同じ仕事を同じままやってるとバカになる」
と仰っていた。

なるほど、と納得。
革新的なアイディアで年間の経費を大幅にカットできた人が言うと説得力がある。

時代に置いていかれないように、柔軟な感性を持ち続けたい。
ナウなヤングでありたいものだ(死語連発)。

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