世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

満月

2011年09月12日 | Weblog
帰り道、満月を見上げながら「まんまるだね」と後輩女子Cちゃんと述べあう。

今宵は満月。

小学生の時、母の監督の下、妹や弟と一緒に白玉団子を作った。
(ちなみに私が作れる料理は3種類。お好み焼き、粉ふきいも、そして白玉団子)
粘土遊びみたいで子供心に愉快だったのを覚えている。

ちゃぶ台を廊下兼縁側に出し、その上に団子の皿を設置。
花瓶のすすきは夕方、近所の空き地で私が取ってきたもの。
子供の舌では到底美味だと思えぬけんちん汁もセッティング。
それが我が家のお月見だった。

また近くのスーパーのポイントが貯まり、天体望遠鏡と交換してもらったことがあった。
月光が照るベランダで、父がピントを合わせてくれて、家族で月のクレーターを見たことは良き思い出である。
綺麗だった。

月では兎が餅つきをしていると小学5年生ぐらいまで信じていた。
クレーターの描く模様が兎に見える云々というより、月には兎が生息していて、彼らが町内会の餅つき大会よろしく「おいしょ!おいしょ!」って餅をついているとずっと信じていたのである。

あれから20年。
先般の巨大合コンにて。
酔っ払った挙げ句に幹事からウサギ耳カチューシャをぶん取り、ウサギに成りきって写真に写るということを平気でするような大人に私はなっていた。
幼い頃はあんなに清らかであったのに。


もう一つついでに。
今日、仕事で

「加工ロス」



「加 エロス」

と読んでしまった。

エロス…!!


嗚呼、人生、何ページ目で間違えたんだろう。

そんな私を月は優しく照らす。


コンビニで購入したお月見だんご。



泣けた動画。
月から見える地球ってこんなんなんだな。

月と地球~ 「かぐや」 が見た「ふるさと」~



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