世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ひなまつり

2014年03月03日 | Weblog
3月3日…桃の節句。お雛様の日。

実家には七段飾りのお雛様がいる。
昨年、家を取り壊す前に飾った。




なかなかの別嬪さん。





あれから一年。新しい家は着々と完成しつつある。

子供のころ、雛人形が飾られると、興奮した。
雛壇が階段に似ていて、いつか登ってやろうと思っていた。実際母は幼少期、雛壇に登って大変だったらしい。登りたくなるよな、あれ。

妹はオレンジ色の半纏を着ながら(彼女はこの半纏が好きで房総半島への旅行もこれを着用してた)、食いしん坊バンザイの如く、ひなあられを貪り食い、まだ赤ちゃんだった弟は、祖母に抱かれてきょとんとしていた。
私はお雛様の登場が嬉しくて、全身で喜びの舞及び「おひなさま」を熱唱していた。正直、マジでウザい子だった。

「おひなさま」であるが、小学校時代、男子が不謹慎な歌を歌ったものである。

灯りを点けたら消えちゃった
お花をあげたら 枯れちゃった
五人囃子は死んじゃった
今日は悲しい お葬式

こえーよ、お葬式。
灯りは消すわ、花は枯らすわ、どんだけホラーなのよ。


このような歌をはやらせる男子ってクラスに一人、必ずいた。
大抵はお兄さんやお姉さんがいて、文化伝承という形で彼らに受け継がれた。


「おお牧場はくそだらけ~
 よく茂ったくそだ、ホイ」


「ある貧血
 森のなカンチョー
 熊さんにんにく
 出会ったんこぶ」

小学生における文化(くだらなければくだらないほど)の定着率は高く、クラス内で一定の支持率が固まると、それは収拾がつかないものになり、普通の女子が「ある貧血 森のなカンチョー」と歌う光景も普通に見られたものだ。

小学生の文化ってすごいわ。
いまだにクマとお雛様で遊ぶ私はまだあのころとなんら変わりがないのかもしれない。・・・特に脳内が。


「やあ」
「きゃあ。珍獣が湧いて出たわ」




「こんにちは。いい匂いがするね」
「・・・。」




「僕、吉熊っていうんだ。お姉さんは?」
「お雛様っていうのよ」




「お姉さん。僕と菱餅食べない?」
「え・・・」




「牛車、GO!GO!」




「どーん!!」
「お、重いなあ・・・」




来年は新しい家で、再び彼らと会ってセッションしたい。


コメント (2)