世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

一皮剥けた

2014年03月15日 | Weblog
妹が去った部屋でブログを更新し、夕方、顔剃りに行ってきた。
前回から、熱海に行ったり、雪が降ったりで、2ヶ月のブランクを作ってしまった。
一応、自分でも顔の剃って入るものの、小鼻の横や顎は難しくて剃れない。

1ヶ月~1.5ヶ月に一度、近所の理容室で顔剃りをしてもらっている。
2,500円とエステに比べれば破格。
「36歳にしては肌が綺麗」
と言われるのはこの顔剃りのお陰だと考えている。

店主マリコさんは、溌剌としたおばちゃんで、6年ほど前からお世話になっている。

今日の彼女は風邪を引いたらしく、若干パワーダウンしていた。
先日、テレビで「ぬるま湯に浸かりながら運動するとダイエットになる」という情報を得て実践をし、挙句、風邪を引いたらしい。
風邪で何も食べられず、結局ダイエットになったと言ってて笑ってしまった。
なんて愉快なおばちゃんなのだろう。

風邪を引いていながらも、マリコさんの腕は確かで、今日もジョリジョリと私の産毛と角質を除去してくれた。


先日、私はマイスリーを飲んだあと、さて寝ようと布団に入ったのだが、「あ、眉毛の下の無駄毛を剃るの忘れちゃった」と再び鏡の前に座った。どうやら眉毛の伸びっぷりが村山元首相になっていたらしくハサミで切ったっぽい。っぽいというのは、次第にマイスリーの効果が出てきたらしく、記憶がないからだ。入眠健忘である。

翌朝、起きてびっくり。
左の眉に「穴」が空いているではないか!
眉墨でカバーしたものの、改めて睡眠導入剤の威力を知った。

マリコさんはその「穴」に気付き、
「他のお客さんでもいるのよ。自分で眉毛を切って穴を開けちゃう人。眉毛の手入れは難しいんですよー。お得意さんの眉毛の処理だったら無料でやるので、あまり自分でやるのは・・・ちょっとね」
と。
遠まわしに「いじるな」と言われた。


今日のマリコさんは、幼い頃、家が雨漏りすると、バケツや洗面器を持って家族総出であたふたしてたことなどを楽しそうに話していた。
「あの頃は貧しくて娯楽がなかったけど、姉と『あの頃は楽しかったよね』と話すんです」
と目を細めた。
そうそう、私もそれ、昨晩実感した。
妹・芋子と6時間ほど語りまくった。今まで何度も共有してきた思い出話を引っ張り出し、笑う・・・。


他に増税のことなどを熱く話し、1時間後、私の肌は見違えるほどモチモチになった。
ビロウドのように生えていた産毛が一掃され、一皮剥けた感じがする。こりゃ、化粧をするのが楽しみだ。


「ではまた」
と挨拶をして外に出る。

春の夕暮れに包まれた小道を歩く。民家の庭先のチンチョウゲが甘い香りを漂わせていた。季節は春にシフトしつつあることを感じる。
頬をなでると、家を出る前とは違う感覚が指先に伝わった。吸い付く肌にニヤニヤしてしまう。

次回の顔剃りのときは、景色はより一層春を感じさせるものになっているのだろう。


妹が来た

2014年03月15日 | Weblog
妹・芋子が会社帰りに我が家にやってきた。
久々に飲もうということで、来てもらった。
彼女は六本木のデザイナーで毎日23時までへとへとになりながら働いている。そんな中、我が家に来てくれるっつーんだから感謝である。

最高のおもてなしをしようじゃないか。
会社帰り、意気揚々と考える。
考えては見たものの、如何せん、料理ができない私。
最後に包丁とフライパンなどを持ったのはおそらく14年前ぐらいだと記憶している。
上京後2週間は自炊をしてみたのだが、気付けば冷蔵庫の中で野菜は腐敗しているし、美味しくないし、楽しくないし、お金がかかるし・・・そもそも食にあまり興味がないので、止めてしまった。

SEIYUに寄り、カートを押しながら「芋子さんはキノコが食べられないんだっけか」「あ、これも買っておくか」「酒は足りるかな」「芋子さん、チーズ好きなんだよね」などとブツブツ呟きながら食品を籠に入れていく。
このとき、私はこの新鮮な非日常感を楽しんでいた。
世の女性だったらこの食品購入は、「彼氏」や「夫」や、もしくは「子供」のためにという目的が存在するのだろう。しかしそのような関係性を持つ人間は私にはいないので今までこのような行動を起こしたことがない。誰かのためにSEIYUで物品や食品を購入したことがないのである。36年の人生で初。新鮮だ。新鮮すぎる。SEIYUの中心で新鮮を感じた。

「会社出たよ」
と妹から連絡を受け、そわそわ。

待ち受ける。


ドキドキ・・・。


22時、妹・芋子がやってきた!!!
「よう!来たよ、ねーちゃん!!」

わ~お!!
1月に、新宿の「どん底」で飲んだとき以来の再会。LINEで毎日交流しているが。

元気そうで良かった。

さっそく乾杯。

色々語る。
何度も語りつくした思い出話をリフレインしては爆笑。
仕事のこと、これからのこと、色々。


芋子からの誕生日プレゼント。
ケラスターゼのヘアオイル。
ベビードールの香り・・・限定品らしい!!
ピンク色のボトルに胸キュン☆



わ~!!!!ありがとう。ケラスターゼ、高くてなかなか買えないので嬉しい。私の剛毛を黙らせる秀逸な商品。ベビードールの香りも好きなので二重の喜び。



芋子へのホワイトデーのプレゼントはクマチョコレート。
最近クマの可愛さに気付いた彼女はとても喜んでくれた。



気付けば3時。
二人ともべろんべろんに酔っ払っていた。
「え?まだ0時ぐらいじゃないの?」
と驚く芋子。
明日、彼女は横浜DeNAベイスターズの試合を観戦しに、横浜スタジアムに行かなくてはならない。
名残惜しいが、彼女を風呂に入らせ、私は布団の準備。


寝る前に、白髪を抜いてもらった。
自分では抜けない、気付かない場所をぶちぶちと。


今朝目覚めると彼女の姿はなく、置手紙だけ残っていた。
朝、支度をしていた気配はうすうすと感じてはいたのだが。
LINEで連絡をすると、すでに電車内で、家を出る際
「行くね」
と私に声をかけたらしいのだが、私は
「ンググ」
と鼾をかいでいたのでそのまま横浜へ向かったらしい。

ちゃんと挨拶したかったな。ごめんね芋子。
なんだか祭りのあとのような虚脱感。
置手紙を読みながら、ちょっと寂しい土曜日の昼である。
また来てほしい。

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