世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

順応力が求められる春

2014年03月13日 21時45分19秒 | Weblog
総務部に来て丸13年が経過した。当時は総務部だったのだが、今では総務室と経営管理室に分かれている。
店から本社へ。何もかもが変わったあの年の春。
2001年。
それまでいた店の店長とは180度違う、責任感があり優しくて厳しい吉熊上司と出会って13年。


出張や外出先から帰った彼に「勤怠届、書きましたか?」「清算はありますか?」と問い、「あ、忘れていた」という彼の言葉を聞くと嬉しくなる。密かに、私は己の価値をそこに見出しているのかもしれない。そしてそうすることで今まで私をここまで育ててくれた彼への恩返しになればと思っている。



最近、会社のパソコンが変わった。
最新のものらしい。
操作など、まだ慣れないのでもどかしい。
エクセルで行う経費データの加工に普段の倍の時間を使ってしまった。
ピボットの更新、並び替えのボタンのありかが分からない・・・などなど。
そして極めつけはファイルが消えてる・・・。
そんなことでいちいち作業が止まり、考えたり悩んだりいじったりし、またはシステムの人を呼んだりでとても疲れてしまった。


13年前、総務部に来て初めてパソコンを使って仕事をしたあの日の感覚に似ている。
大学では表計算をやっており、また自宅にパソコンがあったのだが、販売員だったのでエクセルでの仕事は初めてだった。
何から何まで吉熊上司が教えてくれた。そのことを思い出した。

23歳から36歳まで。
思い返すと一瞬のできごとのように感じるが一日一日をなぞると、どの日も濃密だ。
特にブログを書くようになってからは濃さを実感する。同時に、どの日も無駄ではないと思える。


私が総務部に来たときからいたパートさんが来週退職する。
そのことについて、まだ実感がない。
引継ぎの制服業務をこなすことで必死で、彼女がいなくなることが信じられないのである。
私に務まるのか、忙しすぎてキレるのではないか、そんな不安が絶えずあり、背中に刃をあてられるような変な緊張感が続いている。
正直あまり眠れていない。

色々なことが変わる春。
うまく順応できるだろうか・・・。


とりあえず、くまモンキャンディーを舐めて考えよう。




先ほど、母ヨーコたんより電話があった。
疲れててあまり話せなかった。後悔。
話したいことがたくさんあったのだが。
今日は早く布団に入ろう。



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