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8時台のはやぶさで北上。
10:37新花巻駅到着。まずは駅前で一服。
駅のロッカーが小さく、大きいサイズのロッカーは使用されていたので観光案内所に預けた。
20分ほど歩き童話村に到着。
そこからシャトルバスに乗り宮沢賢治記念館へ。
まずは腹ごしらえ。
記念館の隣にある山猫軒ですいとんを食す。おつゆが甘みがあって美味しかった。
宮沢賢治記念館。
玄関に張ってあったポスター。
宮沢賢治の原稿を見ることができ、字のクセや何度も推敲している形跡などがよくわかった。
最大の理解者だった妹を亡くした「永訣の朝」は読んでて泣けた。
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
砕石工場の営業マン時代、作った広告なども見ることができた。
賢治のイラスト、かわいい。
37歳で他界した宮沢賢治は人生をフルに生きたのだと思う。
音楽、美術、タイプライト、エスペラント語、農業学、鉱物学などを勉強し、本当に濃密な人生だった。
今36歳の私は彼の人生の足跡をたどり、感慨に耽ってしまった。
イーハトーブ館へ。
この勾配が殺人級に怖かった。一度転んだらそのままずっと転がりいく感じ。
歩いて駅に戻り、大きいロッカーが空いていたのでそこに荷物を入れる。
タクシーでイギリス海岸に行くも、水かさが多く、想像していたのとは違っていた。嗚呼、プリオシン海岸・・・。
ひたすら歩き、やぶ屋で宮沢賢治が好物だったという「天ぷらそば&三ツ矢サイダー」を堪能。
土佐かつおのだしがよくきいている。天ぷらもふわふわしてて美味しかった。
そういえばうちの祖母(明治生まれ)が三ツ矢サイダーをよく飲んでいた。歴史がある飲み物なのだ。
釜石線で新花巻駅へ。
駅前で缶コーヒー片手に一服していると「
星めぐりの歌」が大音量で流れてきてびっくり。
19:16、新花巻駅を出発。
やまびこ99号、はやぶさ29号。
新青森駅に到着する直前、急に孤独感と不安感に襲われる。
あの感覚は上手く表現できない。
21時半。
弘前到着。
駅ではりんごが出迎えてくれた。
ねぷたも。
ホテルは駅前だったので超便利だった。
憧れの弘前に来ているんだ!という興奮は私をなかなか寝付かせてくれなかった。
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