世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

七夕スペシャルウィーク

2015年07月04日 23時07分39秒 | Weblog
さいたま市宇宙劇場へ。
駅前にプラネタリウムがあるなんてなんて素晴らしいのでしょう、大宮。


七夕スペシャルウィークの星空散歩。




入口のKAGAYAさんの絵に癒される。
水瓶座と吉熊。



解説は大谷さん。
上品で滑らかな解説が心地よい。
いて座の解説に思わず笑ってしまった。

七夕に因んだ伝説も分かりやすく面白く解説してくださった。


琴座のベガ(織姫)と鷲座のアルタイル(彦星)の壮大な遠距離婚。
彼らに子供と飼い犬がいたとは知らなかった。
紙芝居のようなイラストもかわいい。

あと七夕に素麺を食べる風習・・・知らなかった!
切ったおくらを星に見立てるなど、なんて風流なのだろうか。


梅雨の時期は星があまり見えないのだが、こうしているあいだにも暑い雲の上には満天の星が輝いていることを再確認。
ちなみに夏の大三角を覚えたのは小学校5年生のとき。
担任の福田先生に「はこわデベア」と覚えろと言われた。
は・・・白鳥座
こ・・・琴座
わ・・・鷲座
デ・・・デネブ(白鳥座の最も明るい恒星)
べ・・・ベガ(琴座の最も明るい恒星)
ア・・・アルタイル(鷲座の最も明るい恒星)

福田先生、元気かな。


帰る際に大谷さんと挨拶ができた。



ロビーにて、帰りに短冊に願いを・・・!


嗚呼、勉強しないとなあ・・・。

今日の吉熊は七夕ということで浴衣を着せた。
かわいい。


大宮に来ると必ずファーストキッチンで食事をする私。
今日もそちらの方に向おうとすると、男子に声を掛けられた。
新潟から遠路遥々友達の結婚式に来たのだが、二次会の会場が分からないらしい。
トイレから出たら仲間はみんな移動してしまい、彼だけが残されたとのこと。
バームクーヘンが入っていると思しき大きな紙袋と雨で濡れた正装が痛々しい。
生憎スマホの充電も尽き、困っていたらしい。

仕方がないなあと思い、自分のスマホでその会場とやらを調べて差し上げた。
「なんだか駅の向こうらしいっすね。じゃ!」
とそそくさとファッキンに向う私に泣きつく男子。
なんだよおおおおおおお!!私はファッキンの焦がしバター醤油のポテトが食べたいんだよ!!!

・・・二次会の会場とやらを一緒に探す羽目に。
その間、「僕、年上が好きなんです」とか言ってくる男子。
聞けば25歳とのこと。つい口を滑らせて「僕はおばさんが好きなんです」とNGワードを発するところとか、だいぶ若いよな。

「っていうか、あんたの二次会会場を探してるんでしょ?そんなに非協力的ならば私、帰りますけどっ?」
と切れたら、しゅんとするではないか。
結局見つからず、飲み屋の呼び込みをしている若人に聞いたら「あ、その店近いので僕が案内します」とのことだったので、彼を託した。
あー疲れた。
若い子に養分を吸い取られた気がする。

大宮東口でクマ発見。



今日の星空解説では登場しなかったおおぐま座だが、星座のイラストが一斉に出るところで首を北側に向けて必死で眺めた。
くましゃん!!
こんなことに幸せを感じる私をあの25歳の男子は受け止められるわけがない。




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Where the Hell is Matt? 2012

2015年07月04日 14時18分34秒 | Weblog
この夏、念願だったベトナムに行く予定。
渡航歴は、ヨーロッパ(ドイツ、フランス、スイス)、グアム(3回)、サイパン、北京、香港、台湾、ニューヨーク。


ここ最近では、海外旅行はだいたい2年に1度ぐらいのペースで行くのだが、その際、よく観る動画がある。


Where the Hell is Matt? 2008




殺人系ゲームを作っていたのだが虚しくなって退社をし、有り金をはたいて世界中を旅したマットさんの動画だ。
彼のダンスと言語という枠を越えた世界中の人々の笑顔に釘付けになる。



2008年バージョンは一人だったマットさんだが、2012年バージョンでは妻子らしき人物が映っていて、ちょっと感動。
日本のロケ地で私の大好きな伏見稲荷大社が出てて嬉しい。


Where the Hell is Matt? 2012



へんてこなダンスはちょっとだけバージョンアップしてる。
集団でのダンスってあまり好きではないのだが、微妙にズレてて、そこがいい。


世界は広い。
小さなことでイライラしている自分が情けなくなる。
生きている間に、色々な場所に行きたい。


田舎の盆

2015年07月04日 03時57分58秒 | Weblog
おはようございます。先ほど起きますた。今週は心身を磨耗したせいか、お昼に飲んだソラナックスのせいか、帰宅後に布団になだれ込み、そのまま寝てしまったもよう。
楽しみにしていた「サマーウォーズ」も見逃してしまった。
「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁす!」祭りに参戦できなかったことが悔やまれる。嗚呼。

「サマーウォーズ」 劇場用予告


私が高校生、いや大学生のときぐらいまで、我が実家でもこのような賑やかなお盆が開催されていた。

父が5人兄弟の末っ子で、訳があって家を継いだので、各兄弟の家族およびその姑まで我が家にやってきて、しかもみんな宵っ張りの飲兵衛なので、嫁だった母の苦労は相当なものだった。
「盆と正月は嫁泣かせ」という言い回しを母の弁で知ったのはそんなお盆が活況を呈していた私が中学2年生のときだったように記憶している。
その頃から、親戚の集まりは嫌なものだとインプットされた。無邪気に従兄弟と騒いでいた私が大人の世界を垣間見た13歳の夏だった。
中学3年生のお盆のとき、酔っ払った父が親戚に私の志望校を口を滑らせて言ってしまい、多感な時期だった私は「なんで言っちゃうの?」という父への怒りと、受験のプレッシャーに部屋で泣いた。
それに大体、子供が苦手な私には従兄弟の子供の存在が疎ましかった。うるさくて神経に障る。

仏壇に供えた成績表を父の姉(小学校教師)が見て感想を言うとか、本当に変なことが罷り通っていた。
成績どころか、進学先、就職先、結婚をも気になる模様。これぞプライバシーとは対極にあるような田舎の因習。
そんなのが嫌で上京した。


2008年に祖母が他界し、お盆も簡素なものになったっぽい。
毎年夏は一人旅に出てしまい、実家には帰省しないので状況はよく分からないのだが。
祖母という重鎮というか扇の要がいなくなったせいもあるとは思うが、歳を取って、互いが程よい距離感を学んだ結果だと思う。
親戚付き合いが苦手だった母も、今では兄弟会と称されている鬼怒川への温泉へ参加し、なんだか楽しそうである。
宴会のカラオケで義理の姉と熱唱するなんて、20年前では考えられないことだ。


今年の秋に結婚をする妹の結婚式に親戚が大集合する。
親戚に「妹に先を越されちゃって」的なことを言われてメンタル大打撃を恐れてしまうのは、かつてのお盆のトラウマか。
・・・「オータムウォーズ」になりませんように。「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁす!」

さて、お風呂に入ってくるか。ハ~ビバノンノ♪







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