昼休みに喫煙所に出ると、霙がとめどなく降っていた。
次第にちゃんとした雪に。
帰るときは数センチほど雪が積もっていた。
これ、どこの雪国なんだYO!
駅まで歩く。
風雪が顔に当たって痛い。
電柱の光に、舞う雪が浮かび上がる。
「DEPARTURES」(globe)
「どこまでも限りなく降り積もる雪とあなたへの想い少しでも 伝えたくて 届けたくてそばにいてほしくて」
を思い出して、泣く。やっぱり泣く。泣いちゃう。
小室さん…。
人を喜ばせることが好きな小室さんだから、きっと今日の雪は小室さんが降らせたものだと思ってしまう。
エンターティナーとして。
小室さんじゃないと作れない歌ってある。
気持ちいい転調、共感できる歌詞、キラキラしたサウンド。
引退したからというわけじゃないけれども、この喪失感、ヤバすぎる。
駅に到着すると、頭から爪先までわが身は雪塗れになっていていた。
徐行運転の末、電車は我が家の最寄り駅に到着。
お腹が空いたので駅で蕎麦を食べる。
かき揚げとたまごの蕎麦。
体が温まる。
気合を入れて駅を出る。
食後なので駅前で一服する。
吉熊を遊ばせる。
吉熊「わ~い!雪だ!!」
商店街でおじさん二人が雪だるまを作っていた。
「かわいいですね」
と声をかけると、
「スマホで撮らないの?」
と言われたのでパシャリ。
おじさん曰く、酔っ払いに倒されて明日の朝にはなくなっているとのこと。切ない。
満身創痍で帰宅。
落ち着いた後、嶽本野ばら先生の「ミシン」を捲る。
「ねぇ、君。雪が降っていますよ。世界の終わりから出発した僕達は、一体、何処に向かおうとしていたのでしょうね。」
という、美文から始まる「世界の終わりのという名の雑貨店」は、やはり雪が似合う。
頁を捲ると、四つ折りになった、17年前に父親がコピーしてくれた雑誌(この作品の書評)が出てきた。
クマパパ、ぐっじょぶ。
さて明日は路面凍結、確定。
少し早めに起きなければ。
そして引っ越してから初めての雪。
明治生まれの祖母が雪の朝(あした)は裸で洗濯といっていた。
雪の日の翌日は晴れるのだそうだ。
キラキラと光を奏でる銀世界の朝が楽しみ。
そんな日常を生きながら、小室さん。
私は貴方をずっと待ちます。
Departures (globe)
次第にちゃんとした雪に。
帰るときは数センチほど雪が積もっていた。
これ、どこの雪国なんだYO!
駅まで歩く。
風雪が顔に当たって痛い。
電柱の光に、舞う雪が浮かび上がる。
「DEPARTURES」(globe)
「どこまでも限りなく降り積もる雪とあなたへの想い少しでも 伝えたくて 届けたくてそばにいてほしくて」
を思い出して、泣く。やっぱり泣く。泣いちゃう。
小室さん…。
人を喜ばせることが好きな小室さんだから、きっと今日の雪は小室さんが降らせたものだと思ってしまう。
エンターティナーとして。
小室さんじゃないと作れない歌ってある。
気持ちいい転調、共感できる歌詞、キラキラしたサウンド。
引退したからというわけじゃないけれども、この喪失感、ヤバすぎる。
駅に到着すると、頭から爪先までわが身は雪塗れになっていていた。
徐行運転の末、電車は我が家の最寄り駅に到着。
お腹が空いたので駅で蕎麦を食べる。
かき揚げとたまごの蕎麦。
体が温まる。
気合を入れて駅を出る。
食後なので駅前で一服する。
吉熊を遊ばせる。
吉熊「わ~い!雪だ!!」
商店街でおじさん二人が雪だるまを作っていた。
「かわいいですね」
と声をかけると、
「スマホで撮らないの?」
と言われたのでパシャリ。
おじさん曰く、酔っ払いに倒されて明日の朝にはなくなっているとのこと。切ない。
満身創痍で帰宅。
落ち着いた後、嶽本野ばら先生の「ミシン」を捲る。
「ねぇ、君。雪が降っていますよ。世界の終わりから出発した僕達は、一体、何処に向かおうとしていたのでしょうね。」
という、美文から始まる「世界の終わりのという名の雑貨店」は、やはり雪が似合う。
頁を捲ると、四つ折りになった、17年前に父親がコピーしてくれた雑誌(この作品の書評)が出てきた。
クマパパ、ぐっじょぶ。
さて明日は路面凍結、確定。
少し早めに起きなければ。
そして引っ越してから初めての雪。
明治生まれの祖母が雪の朝(あした)は裸で洗濯といっていた。
雪の日の翌日は晴れるのだそうだ。
キラキラと光を奏でる銀世界の朝が楽しみ。
そんな日常を生きながら、小室さん。
私は貴方をずっと待ちます。
Departures (globe)