世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あの頃の延長線上

2018年09月14日 22時25分52秒 | Weblog
他部署の先輩紳士がまた珍しい煙草を吸われていた。
イギリスの煙草らしい。
彼の吸う煙草はいつもマニアック。いったいどこでこういう煙草を買っているんだろう。


そんな不思議な先輩紳士だが、「名探偵ホームズ」のOPをご存じで全俺が歓喜。

これ、私が小学生の時に放送されていた。
彼もリアルタイムで観ていたらしい。

旅行中ずっとこの歌が脳内でリフレインしていた。

名探偵ホームズ - 空からこぼれたSTORY



この歌=ヨーロッパという幼少時代の刷り込みは強烈。
今回の旅でも、石畳を歩きながら、デコラティブな装飾が施された石造りの建築を見上げながら、ずっとこの歌が脳内で流れていた。


一週間前、ちょうど今頃、ローマに到着した。
時々、あれは夢だったのかと思うほど、日常にどっぷりと浸かっている。

昨日は若干イライラしていて、仕事中にもかかわらず、ソラナックスを飲んでしまった。
しかも多めに。
聞きたくないことばかり耳に入って来て吐きそうになったから。

あと何年こんな生活が続くのか。
時々心が折れそうになる。

でも、喫煙所で30年前のアニソンを共有できる人がいるこの会社を、まだ全力で嫌いになれない自分もいる。

今日、出勤途中で曼殊沙華が咲いているのを発見。

もうそんな季節なのだな。巾着田、今年は行けるかな。

そして今週の会社の花は鶏頭。フワモコしてて、とてもかわいい。



そういえば、ドラマ「東京ラブストーリー」が14年ぶりに再放送されているらしい。
私のブログもここ最近、東ラブ関連の日記がよく読まれている。

ホームズの世界に憧れたり、東ラブに触発されて上京したりした自分の延長上に、今の自分がいる。
今の自分はあの時の自分を裏切っていないか。
自問する毎日である。