世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

連休最終日

2019年05月05日 23時48分57秒 | Weblog
午前中に起床。外は晴天。

父から角田光代の「福袋」をもらう。


朝食。昨日のカレー。


昼食は焼きそば。


実家に帰ると野菜を多く摂取できるので、とてもありがたい。

両親とコーヒーを飲みながら色々話した。


昼下がりの電車で帰京。





吉熊、電車大好き。



昼に実家から東京に戻るのって久方ぶり。
遠くの山々が段々と見えなくなるにつれ、次第に寂しくなる。
ついさっきまで「早く東京の新居に帰りたい」って思っていたのに。

夕方に帰宅。
2時間ほどだらだらする。
スイッチが入って洗濯をしようと思ったのだが洗濯用ネットがない。
急いで100円ショップに買いに走った。すぐに行ける距離であることに、「嗚呼、やはりこの洗濯・・・いや、選択(マンション購入)は間違っていないのだ」と改めて思うのだった。

さて、明日からまた仕事。
GWが5連休っていうのは入社以来初めて。
超リフレッシュできた。
また頑張ろう。



華原朋美祭り

2019年05月05日 23時48分31秒 | Weblog
5/4日

朝起きて、一服ついでに庭を散策。
スノーボール。紫陽花に似ている。コロコロしていてかわいい。


シャガ。


さくらんぼ。我が家のサクランボは甘酸っぱくてとても美味しい。


玄関の藤の花。私が母にあげたお金で買ったもよう。


オダマキ。


ハッピーちゃん、健在。


母が愛するクリスマスローズ。



冷やし中華を食べ終え、妹と甥っ子は帰京。何だか急に寂しくなる。


我が家の端午の節句。



母校を徘徊。
懐かしい!!









この隙間が好だった。



雲行きが怪しくなり、遠雷の音が大きくなってきた。
ヤバい・・・と思い、カラオケ店へ避難。
受付に並んでいたら、背後から私を呼ぶ声が。
振り返って見たら、友人あやみちゃんとお嬢さんとその友達がいた!
超偶然!!


華原朋美祭りを開催。


朋ちゃん、ご懐妊おめでとうございます!!


あやみちゃんのミュージカルの熱唱と私の華原朋美ソングでカオスな2時間になった。
さらにこともあろうか、私は受付にて貸し出し中のメイド服を着用!!
他の部屋で歌っていたあやみちゃんの次女に二度見された件・・・。

久々に密会できて嬉しかった!!

夕食は母の手作りチキンボーンとカレー。美味なり。




23時~、「宮沢賢治 銀河への旅~慟哭(どうこく)の愛と祈り」を観ながら嗚咽・・・。

宮沢賢治の心の中を紐解いていく(しかも従来の像を覆す感じで)興味深い内容だった。
そして宮沢賢治の透明感あふれる表現力に恍惚としてしまう。

泣きながら寝た。




外付けHDD

2019年05月05日 23時18分48秒 | Weblog
5/3

昼過ぎに起きた。

中学時代の友人・某くんと急遽会うことになり、昼下がりにいそいそと出かけた。

待ち合わせの場所に到着する。
同時に、某くんご自慢のスポーツカーが私を目がけてやってきた。
その車に乗り込むと、某くんは
「あ、これありがとう」
とハンドル付近に吊るされた白く揺れる物を指さしながら言った。
今年の二月に伊勢神宮に行った時に送ったお守りである。
私のはピンク色、某くんのは純白。
大切にしてくれていて嬉しい。

「こちらこそ。誕生日とホワイトデーにあのような貴重なものをいただいてすいません」
と言うと
「そうだよ、君。誕生日とホワイトデーの間隔が狭すぎなんだよ」
と笑いながら某くんが言う。

しらんがな。


喫茶店でお茶をする。

近況報告。
会うのは正月ぶり。

彼も私も然程変わらない。
大きく変ったことといったら私のマンション購入ぐらいだろうか。
「すごいね」
と言われたけど、住宅ローン返済なう、だからな。
彼は「東京は嫌い」と言う。
特に新宿駅が苦手なんだとか。
滅多に電車には乗らないのだそうだが、たまに行くであろう人が行き交う新宿駅で、困ったふうな顔をした彼が眼に浮かぶ。


彼の出身地が兵庫県だということ、小学校時代に転校したことがあること、普段着(実家)が甚平だということとか、地味に知った。

会話をしていくなかで、私の記憶力が異常だということが判明。
某くんに関することを本人が忘れていることもよく覚えているので
「君は俺の外付けHDDだね」
と言われた。

な ん だ そ れ 。


二人とも41歳なので会話の内容が老人っぽくなる。年金とか健康診断とか処方されている薬とか・・・。
その流れを変えたくて、
「私のアイデンティティーは一応『女のコ』なんだけど、ねえ、某くん。それについてどう思う?」
と真顔で尋問したら、彼は特有の、口元に皺が寄る笑顔で
「ええ…。ね、そろそろ現実を見ようよ。ね?」
と宥める。
ちぇっ。


某くんは明日の朝、愛車と共に神奈川県に帰るらしい。
お夕ご飯の時間が迫るので解散。

来月、また会うことになった。
楽しみだ。


お土産。


彼のスポーツカーは車体が低く、尚且つ私は腰痛持ちでハイヒールを履いているので、今日もやはり彼の手助けがないと降りられない。
差し出された彼の手にすがるようにして下車。ちょっとした介護である。

「じゃあね!」
と手を振りながら彼の車が見えなくなるまで手を振る。


家族は夕食に出かけているっぽかったので、スーパーで夕食を買って帰宅。
綺麗な夕焼け空を見ながら、クラスで目立たなかった私と某くんが卒業して26年後にこうしてたまに会って笑い合うことの不思議さをしみじみと感じた。



某くんと会っているときは、この曲のような世界が広がる。
可愛くて小さな世界。
Philip Glass - Etoile Polaire North Star (Circles Version)



茶の間でスーパーの見切り品を食べながら、
「一人で寂しく食べているよ」
と某くんにLINEを送信。
そしたら実家の愛犬の写真を送ってきた。
なんという女子力の高さ。

外付けHDDは、そのかわいさに、キャパオーバーになりそうになったのであった。