世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

せはしくせはしく明滅しながら

2019年05月06日 | Weblog
昨晩は色々やっていたら終わらなくなり2時に就寝。
絶賛寝不足なまま出勤。
超眠い。
湿度満点のなか、出勤。

仕事が忙しくて、思わず音を上げそうになってしまった。
書類の「令和」に慣れない。
そうだ、今日は令和初の出勤日なんだっけ。

黙々とこなして定時退社。
定時後の喫煙所で「連休明けはやはり疲れますよね」という話で盛り上がった。
みんな一緒なんだな。



宮沢賢治の「春と修羅 〔第一集〕」の一節が頭をよぎった。

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち、その電燈は失はれ)




せはしくせはしく・・・ほんとそれ。
一昨日見た宮沢賢治の番組。
新たな切り口で製作されていて、本当に面白かった。





マンションに住み始めてから、いつも早く帰りたくて、寄り道をしなくなった。
それぐらい居心地が良い。
非日常的な空間過ぎて、ホテル住まいをしているかのようだ。
一旦帰宅して、ゴミ出しついでにコンビニに行き、総菜を買って帰宅。

一服していると、某くんからLINEが来た。
先日のお茶会(彼は女子っぽいのでデートではなく、乙女の「お茶会」という表現が似合う)で「某くんのポンタのポイントが30,000近い」という話になった。
今日は、彼はそのレシートのポイント数が掲載されている画像を送って寄越してきた。
よく見ると、オレンジジュースとペペロンチーノを買っているではないか。
毎日コンビニで食事を買っていたら、なるほど、30,000ポイントなんてあっという間かもしれない。
そして「明日から仕事、嫌だなー」とか思いながらレジに並ぶ彼の姿が容易に想像できる。


今日、私の夕食はコンビニの冷やし中華。

さっぱりしていて美味しい。
母の冷やし中華には敵わないが。
帰省中の甥っ子もモリモリ食べていたからな。
彼は貝の味噌汁も好きらしく、食事中に「かい、かい、かい・・・」って突進してきた。



新居の大理石の感触がたまらなく心地いい。

床に足を着けると火照った足の裏の熱が静かに吸収されていく。

漫画家のさくらももこ先生が「私は朝から晩まで怠けており、台所の床の冷えた感触を楽しむ事だけを追求していた。一日中台所をトカゲの様に這って場所を移動し、新鮮な冷たさを求めてさまよい続けた。(たいのおかしら「怠け者の日々」)って書いていたけれども、私もそうなるかもしれない・・・。

今日は母との電話中、何度も欠伸をしてしまった。
眠い・・・。

今夜は早く寝よう。